2013年11月27日水曜日

展覧会:「ルオーとモロー 聖なるものの継承と変容」 パナソニック汐留ミュージアム 11月9日(土)午後

「ルオーとモロー 聖なるものの継承と変容」
コンサート前に展覧会を一つ。
パナソニックはルオーの作品をたくさん所蔵。それに合わせて、ルオーの先生に当たるモローの作品を対比展示するという展覧会。作品数はたくさんではありませんが、充実した展覧会です。でも、モローのの有名作品は残念ながら来日していません。やっぱりパリまで観にいかなければならないらしい。
ところで会場に設置されているパリ・モロー美術館を紹介する4Kビエラにはびっくり。まるで「窓の外の景色」を見るよう。東博でも竜安寺石庭の4K画像が展示中らしいですが、それもまるでお寺の縁側に座っているようと評判。技術はどこまで進歩するのかしら???そして、私を含め、パンピーはドンドン馬鹿になっていくような気が…する。

コンサート:「モーツアルト レクイエム 弦楽四重奏」 汐留ホール 11月9日(土)18:00~

「モーツァルト レクイエム 弦楽四重奏」
プログラム
ギヨーム・ルクー:弦楽四重奏のための「瞑想」
モーツアルト:レクイエム(弦楽四重奏版)

アンコール モーツァルト:アヴェヴァルムコルプス

合唱をなさるかたなら一度はトライしたい曲「レクイエム」。それもモーツァルトのものは色々「レジェンド」が付いて回る名曲。それも弦楽四重奏での演奏は、演奏者にとってかなりプレッシャーだったみたです。また、聴かせて下さいね。

本:「わたしは、わたし」(J.ウッドソン)鈴木出版

『わたしは、わたし』(J.ウッドソン)鈴木出版
この本も同じ講座で紹介された本。日本では考えられない「あること」を描いています。それは、裁判証人になって様々な脅迫を受けるようになった家族が、それまでの人生をリセットして全くの別人格として生きていくということを受け入れるということ。係累・居住すべての過去が新しく作られ、見も知らない新しい町で新しい名前で生きてくことを強いられる、命を守るとために…。
 これは、アイデンティティの喪失、それに耐える事、そして新たな獲得の物語。
これを読むと、辛い気持ちに なります。もどかしい気持ちになります。そして、最後は結構無力感に襲われます。だって、こんなことは想像もつかないことだから。
だからこそ、読んでほしいとも思います。この「違和感」をずっと心の中にとどめて、自分の周りの世界の矛盾に少しでも気づけるようになりたいと思います。

本:「あと少し、もう少し」(妹尾まいこ)新潮社

『あと少し、もう少し』(妹尾まいこ)新潮社
妹尾まいこさんは『図書館の神様』を読んだときから、好きな作家さんの一人になりました。でも、全部読んでいるわけではありません。今回の『あと少し、もう少し』は、9月に受講した講座で紹介されたので、興味を持って読みました。
登場人物それぞれの視点で描かれる「駅伝」。「繋ぐ」っていうのは、友情を表すキーワードですよね。こういう話は結構類型的というか、登場人物がステロタイプになりやすいのですが、この物語では、ギリギリ普通の男の子になっているところが良いなと思いました。青春ヒーローものも楽しいけど、こういう地味な世界を生きる青春もそれぞれ光っていて感動を与えてくれるんです。
頑張れ!!!


2013年11月6日水曜日

映画:「そして父になる」 ミッドランドシネマ 10月31日(木)12:20~

「そして父になる」
是枝監督の映画は割と好き。嘗ての「幻の光」やとても好きだった「空気人形」に比べると、今回の映画は結構エンタメ系?の仕上がりでしょうか?
それにしても子役の扱いは、本当に上手です。言葉では表現できないことを表情で語らせる演出はとても素晴らしい。また、ちょっと俗っぽいウザいオヤジ風のリリー・フランキーが、だんだん「いい人」に思えてくるのも演出の上手さでしょう。
カンヌで賞を取り、興行的にも成功しているので、また次回作、期待しています!


映画:「人類資金」 ミッドランドシネマ 10月31日(木)09:30~

「人類資金」
所謂陰謀モノの話。ミステリーというかサスペンスというか…。
個人的には森山未来の表情が好きでした。あと、コメディリリーフも可笑しかったです。
最後の「陰謀」はよくある話???

2013年11月4日月曜日

展覧会:「ル・コビュジエと20世紀美術」 国立西洋美術館 10月20日午後

「円卓の前の女性と蹄鉄」
「ル・コビュジエと20世紀美術」
「イタリア版画展―新収蔵品を中心に」
西洋美術館の設計をしたのはル・コビュジエ。その建物で、ル・コビュジエの展覧会が開かれました。企画展では「ミケランジェロ展」が行われているので、結構な人出。常設展会場で行われているこちらの展覧会にもいつもより多くの人が来ていました。
会場を入ってすぐの彫刻作品が面白いです。建築に進んだ人だけあって、やっぱり立体作品が面白い。
イタリア版画は収蔵品とのこと。粒ぞろいです。気に入ったのは、デッラ・ベッラの作品。
デッラ・ベッラ「トランペットを持ち馬に乗る死」