2016年2月7日日曜日

コンサート:「小樽・啄木 ゆき物語」 宗次穂ホール 2月4日(木)13:30~

「小樽・啄木 ゆき物語」
ヴァイオリン・ピアノ演奏と、朗読のひととき。素敵な写真の投影もあり、心豊かな90分でした。ロマンチックであり、哀しく、強い、そんな音楽と啄木の短歌の絡みが心に沁みました。


舞台:「元禄港歌-先年の恋の森-」 コクーン 1月30日(土)13:00~

「元禄港歌-先年の森の恋-」
これは日本人はぐっとくる物語。「葛の葉」を基に書かれたのでしょうが、様々な愛の形が描かれ、登場人物は極悪人という人はいないにも関わらず悲劇を生み出す人の心のあやを紡ぎ出していきます。最後「千年の森」へ去っていく3人の姿は、観ようによっては「めでたし」の結末なのかもしれませんが、その幸福・平安を得るために捨てなければ(諦めなければ)ならない代償はとても大きいはずです。「ここではないどこか」に憧れる人間の業を、様々な形で描いているのだと思いました。
これって、日本の昔話に通ずる物語です。冬空をよたよたと飛び去る鶴の姿を想い、愛しい娘のために臼を背負って沈んでいく猿を想いました。


展覧会:「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-」 国立科学博物館 1月30日(土)午前

「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-」
科学博物館の展示は、触ったり音を出したり、写真を撮ったり(!)出来で、気楽と言うか、「楽しい展覧会」なので好きです。トリビア的なところが楽しいのかも。
今回は「ワイン展」。ワインの歴史、ワインの製造方法など、興味深ったです。なかでも、匂いのコーナーが面白かったです。ピーマンの匂いなんで意識しないですよね、普通。それも匂いが混ざると「ヘェー」という匂いになるんですよ。
最後のアートラベルも素敵でした。残念なことに、私の生まれ年のアーティストは…知らない人でしたが…。展覧会グッズも面白く、思わず色々買ってしまうかも…です。

舞台:「逆鱗」 東京芸術劇場中ホール 1月29日(金)19:00~

「逆鱗」
待っていた野田作品です。松たか子が出るのも嬉しい!野田作品の初日と言うのも初めて。
ループするような物語の展開は、やや難解?かとも思いましたが、最後のまとめ方は流石です。
2月に再度観劇を予定しています。それまで大事に心の中で揺すっていこうと思います。



展覧会:「ボッティチェリ展」 東京都美術館 1月29日(金)午後

「ボッティチェリ展」
領国から上野へ。ボッティチェリの絵はその静けさが魅力だと思います。斜め下に目を向けた聖母、こちらを見ていてもどこか焦点が合わない視線…そういう夢見るような美しさです。
今回チラシになっている「書物の聖母」は、小さな作品ですが、精密に描かれており、引き込まれます。教会や広間に飾られる大型の絵は下絵を基に工房で描かれますが、こういう小型の作品は、描き手の愛が伝わってくるように思います。ルーベンスの絵も近年公開さるようになった「大型作品の下絵の油絵」が実に生き生きとしていて素晴らしいのと同じかもしれません。「商売」と「創造」の違いでしょうか?
この展覧会で思ったのは、「やっぱりウフツィは良い作品を持ってる!」ということ。「書物の聖母」はウフィツィではありませんが、その他、これはと思う作品はウフツィ所蔵なんですよね。さすが!
 レオナルドの展覧会より、面白かったです。



展覧会:「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦」 江戸東京博物館 1月29日(金)昼

「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦」
日本では初公開となる「糸巻きの聖母」を中心とした展覧会。どうして場所が両国なの?という疑問を持ちならが、関西の友人の誘われて雨の中行きました。
大変綺麗な絵ですが、個人的にはそれほど魅かれませんでした。レオナルドの「手稿」の方が興味をそそられました。
レオナルドの絵で、「ステキ!」と思ったのは、数年前にbunkamuraで観た「ほつれ髪の女」でした。レースのカーテン越しに、今にも目の前に現れそうで…。
宗教画はそういう「臨場感」が押えられるので、静止した情景の美しさなのでしょう。
つらつら考えるに、レオナルドの作品で一番好きなのはルーブルにある「洗礼者ヨハネ」です。どこか両性具有を思わせる美しさと指し示す手と眼差しが「物語」を感じさせてくれるのです。



舞台:「とりあえず、お父さん」 東海市芸術劇場 1月28日(木)13:00~

「とりあえず、お父さん」
この劇場は初めて。我が家からは、意外と近くて便利-豊橋より電車賃も安い!-。名古屋市内には、芝居に適した会場が無いので、今後ここに来ることが増えるのかも?
さて、芝居伝すが、 シットコムなのでしょうが、この手の「勘違いの話」は結構苦手。いっそ「吉本」の方が安心してみていられる…のです。
ということで、感想は…上手く書けません。