2018年11月17日土曜日

展覧会:「フィリップス・コレクション展」 三菱一号館美術館 11月15日(木)午前

「フィリップス・コレクション展」
三菱一号館美術館の展覧会は好きというか、とても気が合う展覧会が多いです。今回の展覧会も興味深く見ることが出来ました。個人コレクションというのは、時代とその個人の資質が色濃くでます。そして、どこか「一色」というか、一本の筋が見えるように感じます。
また、全く知らない作家・作品にも出会えます。二コラ・ド・スタールという作家は初めて知りました。青騎士のマルクの作品に出会えたし、良かった!!

撮影スポット



2018年11月14日水曜日

舞台:「京の年中行事 當る亥歳 吉例顔見世興行-南座発祥四百年 南座新開場記念」京都四条南座 11月13日(火)夜 14日(水)昼


「京の年中行事 當る亥歳 吉例顔見世興行-南座発祥四百年南座新開場記念」


二代目 松本白 鸚    
十代目 松本幸四郎 襲名披露
八代目 市川染五郎   
13日(夜)16:30~20:50
寿曽我対面
口上
勧進帳
雁のたより
14日(水)10:30~15:30
毛抜
連獅子
封印切
鈴ケ森

三代襲名公演に行ってきました。もちろんお目当ては「勧進帳」と「連獅子」。
1月にも観た「勧進帳」ですが、さらに集中力が増しているという感じで、とても素敵でした、これから何回見ることになるでしょうか。
「連獅子」、こちらは初々しいというか素直で力強い踊りが、この作品の力強さを石橋物としての格調の高さと生硬な世界を思いました。こちらも、また見てみたいものです。
南座も耐震補強と内装が新しくなり、伝統の良さと新しさが交じり合っています。
京都までに遠征した甲斐がありました。
祝幕
祝幕と桟敷の綺麗どころ
南座正面から




展覧会:「没後50年 藤田嗣治展」 京都国立近代美術館 11月13日(火)午前

「没後50年 藤田嗣治展」
近年「藤田展」のよく出かけます。今回の展覧会でも、以前観た作品に出合いました。何度見ても同じ感銘を受ける作品、新たな感動を呼ぶ作品、以前は好きだったのにだんだん気持ちが離れる作品、色々です。
長生きした作家の作品は、その変遷も重要でしょう。「時代」と作家の人柄は強く結びついているのだと感じました。また、どこかで「フジタ」に出会ったとき、どんな感慨がわいてくるでしょうか。


2018年11月11日日曜日

本:『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』栗原康(岩波書店)11月10日(土)読了

『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』
力強い「伝記」ですね。20年以上前に、伊藤野枝については『ルイズ―父に貰いし名は』(松下竜一)を読み興味を持ちました。その時はこういう人を親に持つと「ああ、大変な人生なんだなぁ…」という印象。今回のこの本は何といっても「文体」が勢いがあるというか、最近読んだ『ギケイキ』と同じノリ。「イケイケドンドン」というか、あくまで前向きというか、力強さが勝っています。載っている写真も「強さ」を感じます。こういう人が大正時代を駆け抜けたんだ…と思うと私たちは「今」をどう生きればよいのだろうと思ってしまいます。
「良い・悪い」を超えた人生ってあるんだろうな。それにしても大杉栄ってどんな人だったんでしょうね。彼の魅力はいまいちわからない…私です。


コンサート:「尾高忠明&小菅優」 刈谷市総合文化センター大ホール 11月7日(水)18:45~

「尾高忠明&小菅優」
プログラム
フィンランディア:シベリウス
ピアノ協奏曲:グリーク
交響曲4番:チャイコフスキー
小菅優のピアノはとても魅力的。本プロのコンチェルトも素敵でしたが、アンコールのグリークの小抒情曲はとっても素敵!またリサイタルをしてください!!


2018年11月6日火曜日

風景:秋の猫 11月5日(月)午前

秋の猫
近所にいるノラネコちゃん。「秋の風情」でしょうか?


2018年11月2日金曜日

本:『その話は今日はやめておきましょう』井上荒野(毎日新聞出版)10月31日(水)読了

『その話は今日はやめておきましょう』井上荒野
中々、気味の悪いというか、読後感の悪い本でした。主人公の年配の夫婦が陥る状況は、とっても日常。どこにでもあるありふれた風景です。そこに入り込む若い男は、井上作品によく登場する「若者」ですが、私たちが良く知っているようで知らない不気味な存在です。 最終的には落ち着くわけですが、「解決」したわけではない。その危うさというか、不安定な感じが心のざわめきになります。
 井上作品の魅力である「食」も、今回は「美味しそう」というプラスのイメージは無く、「砂をかむような不味さ」を読者に感じさせています。なんだか年を重ねることの辛さを思い、息苦しくなりました。でも、読む価値あり!