2026年4月20日月曜日
本:『カフェーの帰り道』嶋津輝(東京創元社)
『カフェーの帰り道』嶋津輝(東京創元社)
直木賞候補作になった時の紹介文を読んで、即図書館で予約。その時すでにかなりの順番待ちでしたが、その後受賞されたので今はかなりの順番待ちです。また、その後NHKの朝の番組で著者が紹介され、ますます興味が湧きました。小さな世界を描いているようで、その後ろの時代・世相を感じる作品です。以前、森まゆみさんの大正と戦前の昭和に生きた女性たちの評伝集を読んだことを思い出しました。評伝は有名な方々が多かったのですが、この小説に出てくる女たちは密やかに生きた人々です。掌で温めたいような生き方ばかりでした。この著者、これからもきっと作品を生み出せる方だと思います。がんばれ!
2026年4月16日木曜日
風景:白い椿&白いモッコウバラ
白いツバキ
華やかですようね。ドレスのフリルみたいです。きれい!
こちらは白のモッコウバラ。蕾がたくさんあるので、これからが花盛り。黄色のモッコウバラより葉っぱの緑が深い色なので、「白」が際立ちます。
2026年4月15日水曜日
2026年4月11日土曜日
本:『研修生 プラクティカンティン』多和田葉子(中央公論新社)
『研修生 プラクティカンティン』多和田葉子(中央公論新社)
昨年大阪で観た塩田千春の展覧会で、この新聞連載小説のことを知りました。多和田葉子+塩田千春という「ベルリン在住」の組み合わせ!読売新聞を購読していない身としては、単行本になるのを楽しみにしていました。1982年のハンブルグ、まだドイツは東西に分かれていて、世界は60~70年代の若者の熱気を残しつつ、どこか浮かれた物質主義(日本ではバブル景気かしら)を迎え…という時代、母国を離れた国で送る生活は、どこか息苦しい青春のもどかしさ、そして懐かしさを感じます(私自身ほぼ同じころドイツに住んでいたからでしょうか)。様々な人々が登場してきますが、塩田千春の描く赤い糸は、主人公とその登場人物たちを結ぶ糸。展覧会でみたたくさんの挿絵は、単行本になると掲載されませんが、できたら一気に観ることのできる本にして欲しい!そして、本文と照らし合わせながらじっくり両方を味わいたいと思います。
登録:
コメント (Atom)












