2010年12月31日金曜日

この1年

突然始めたブログですが、
きちんと更新するのは結構大変。
この11月12月は、忙しさにかまけて、まとめての項目更新となりました。
う~ん、1月からはちゃんとやります!

映画:「シチリア!シチリア!」センチュリーシネマ12月28日 「相棒-劇場版Ⅱ」ピカデリー 12月29日

「シチリア!シチリア!」12月28日 
「相棒-劇場版Ⅱ」12月29日

展覧会「ドガ展」横浜美術館12月15日昼 「その名は 蔦屋重三郎」サントリー美術館12月16日昼

「ドガ展」12月15日昼 横浜美術館

「その名は蔦屋重三郎」12月16日昼 サントリー美術館

2010年12月のまとめ

12月初旬は、「おなはし」に終始しました。自分が語ったり、聴きに行ったり…。これは充実した内容で、とても楽しい日々でした。
忙しかったのは12日~18日の1週間。勉強会、学校のおはなし会と続いた後、東京遠征。
展覧会→コンサート→宿泊→整理券獲得→展覧会→舞台→買い物→帰宅
という強行軍を一泊二日でこなしました。
そのため、17日の勉強会は…疲れて頭が働かない…みんなゴメン!
おまけにこの週は「突発事件」が発生し、これは年末まで結構引っ張られました。私は直接かかわらなかったのですが、交渉に当たった方は…大変だったと思います。
そのせいか(?)、年賀状は例年通り遅れ気味だったのが、大幅に遅れ、本日やっと投函。あ~、配達は早くても3日になりそうです。

29日は昨年と同じように家族で会食。夜は高いので(!)、昼食。
その後、娘と「劇場版 相棒」鑑賞。
これは「安心」して見られますよね!

ブログもあわてて本日更新。
あ~、展覧会が抜けていますよ!映画も!
これから追加です!

コンサート:知られざるヴァイオリンの街 名古屋 宗次ホール12月18日15:00~

12月18日(土)15:00~宗次ホール

赤坂Smapショップ 12月16日18:00~

Smapショップ 赤坂 18:00~

舞台:「黴菌」コクーン12月16日(木)14:00~

12月16日(木)14:00~「黴菌」コクーン

コンサート:Ensemble Game Classica 第6回演奏会 12月15日(水)

12月15日(水)19:00~小松川区民会館にて

2010年11月2日火曜日

金色とさかのオンドリ

このまま日本は熱帯気候になるのかと思われたほど暑い夏と暑い秋でしたが、この一週間で「初冬」の気候となりました。今年は秋らしい天気がなかったです。
と言っても世間は「○○の秋」という催し物が相次ぎます。私もおはなし会に行かなければなりません。

「金色とさかのオンドリ」は、私のお話のレパートリーの中でも大好きなお話。この「バカさ加減」はなんとも愛おしい。「ココココッ、どうしてオンドリにはくれないんだぁ?」というセリフも大好き。8分くらいのお話ですが、すぐ覚えられましたし、出てくる「歌」のメロディーもすんなり作れました。
この秋も学校で1・2年生相手にこのお話を何度か語る予定。今までの経験で行くと、どの子も「自分はオンドリよりは賢い」と思っているらしく、「お兄さん、お姉さん」気分で聞き入ってくれます。オンドリのピンチには本当に「可哀そう」という顔になります。今年もそんな表情にたくさん出会えるとよいなぁ!

ところで、「金色とさか」ってどんな象徴的意味が有るのでしょう?「金鶏」ってほんとうにいる鳥らしい。オペラにも「金鶏」ってあるし・・・・?やっぱり「幸福」の象徴??それにしては、このお話のオンドリは「アホ」ですけど。

2010年10月29日金曜日

休演に思う

21日、私が「おはなし会」に行っている間、娘は劇団新幹線「鋼鉄番長」の観劇を予定していました。
12:00過ぎ、会場に行ったところが、「閑散」・・・?そこで初めて「休演」を知ったのです。20日の昼にはネットニュースに出ていたらしいのですが、チェックしてなかったのです。
兎に角残念!
それにしても、主演の橋本じゅんさんの腰痛・坐骨神経痛、助演の池田成志さんのアキレス腱断裂・・・。劇団新幹線の30年の歩みを考えると、特に21世紀に入ってからの演目を眺めると、今後のことが心配です。
そこへ、10月23日BShiで放送された劇団M.O.P.の「さらば八月のうた-青春の終わる日」を見たので、ますます、「青春」と「年月の流れ」を思いました。
一つに時代が過ぎ去り、何らかの区切りを迎えているのかもしれません。
それはそれで色々思いましたが、

実際的には、チケット払い戻しが初めての経験だったので、その手続きが興味深かったです。
ぴあの抽選先行で購入したチケットだったのですが、発券したプレイガイドで払い戻しとのこと。幸い、週に1度は前を通るプレイガイドだったのですぐ手続きできましたが、これが旅先での発券だったら、「郵送」しなきゃいけなくなる!これは面倒だぁ!!!
これからは「お近くのぴあスポット」と「お近くのコンビニ」での発券を肝に銘じようと思います。
勿論、「休演」にならないのが1番ですけどね!

役者さんは、例え調子が悪くても、点滴打って整体師に通って舞台に立つという覚悟がある人種なんだと、しみじみ思いました。
橋本さん、池田さん、どうぞお大事に。また、舞台での雄姿を待っています。

2010年10月27日水曜日

おはなし会 10月21日13:00~


第5回公開おはなし会 10月21日13:00~15:00
プログラム
・風の神と子ども
・お話を知らなかった若者
・ありこのおつかい
・テイザン
~休憩~ 手遊び・わらべ歌 てんつくてん・むしかご
・鼠の婿とり
・森の家
・ついでにペロリ
・おおみそかの火+正月神さん(京都のわらべ歌)

2003年4月から2005年3月まで通ったストーリーテリング講習会。全国各地からストーリーテリングを学びたいという人々が27名集まりました。2年間の講習後も、年間4回の勉強会を続け、2006年夏から年1回、「公開おなはし会」を開いています。
ストーリーテリングの勉強は勿論、地元でもやっていますが、「なぜ東京まで出かけるのか」と問われれば、それは「日常とは違うところで、緊張感を持って語る必要がある」と思うからです。「お話と新鮮な気持ちで向かい合いたい」という気持ち。子どもたちに語るとき、「惰性に流されないようにしたい」という気持ち。それを忘れないようにしたいので、できるだけいろんな場で語り練習したいと思うのです。
例えば、何回も語っている繰り返しの多い昔話等、語り手の方が慣れてしまって繰り返しを「くどい」と思ってしまったりしますが、初めての聞き手は絶対「くどい」なんて思わないはず。普段の勉強会では、常に「初めて聞く人」を想定して語るのは、結構大変。そういう「ドキドキ感」を心に呼び起こすために常ならざる場で語りたいと思うのです。
1か月から2か月同じ演目を演じる役者さんは偉い!と思います!!!
「毎日新しい発見があります」とか「楽日目指して作り上げる」とか、作品と向き合うその姿勢を学ばなくては!
そういう「進化」をめざし、がんばろう!

2010年10月23日土曜日

舞台「じゃじゃ馬馴らし」さい芸10月20日13:00~


「じゃじゃ馬馴らし」彩の国芸術劇場 10月20日13:00~
彩の国シェイクスピアシリーズ「オールメールシリーズ」第5弾は「じゃじゃ馬馴らし」。
今までのオールメールシリーズは、途中ドタバタがあっても最終的には結構ロマンチックな仕上がりでした。「お気に召すまま」の結婚式、「間違いの喜劇」の最後の大団円、「恋の骨折り損」の哀愁漂う幕切れ、「から騒ぎ」の恋人たち・・・・、皆切なく心惹かれる最後でした。
今回の「じゃじゃ馬」はそれらとは全然違う仕上がり!
兎に角「ドタバタ」。動きもセリフもハチャメチャ。
亀治郎と筧、二人の主人公はとにかく「変」。立居振舞が常識はずれ。その組み合わせは、イタリアのコメディデラルテと同じように誇張されてました。
他の登場人物も皆、どこかおかしい。
前半のペトルーチオ、ホーテンショー、グルーミオの早口合戦は凄い!
後半はとにかく皆動く。

個人的にはトラーニオとビオンデロ、二人の召使いがとてもよかった!特にトラーニオは大事な役回りで、8月のオックスフォード演劇協会でも素敵な方が-上手い!-やってらっしゃいましたが、今回も動きもセリフも良かったです。

しかし、全体にあまりに「おかしい」ので、ちょっと興ざめのところもありました。「悪趣味」に流れるような気が・・・・するのです。そこが気になりました。

2010年10月19日火曜日

芝居「大阪平成中村座」10月12日11:00~


「大阪平成中村座」大阪城二の丸公園11:00~
演目
熊谷陣屋
紅葉狩り
封印切

平成中村座は、一昨年の浅草、昨年の名古屋に引き続きの観劇。今回の演目は渋いです。
熊谷陣屋
「身代わり」という主題は、菅原伝授もそうだし、先代萩もそう。歌舞伎ではよく使われるテーマですが、どうしても話が辛気臭くなるので「早く進めてくれい」という気分になります。動きのない「セリフ劇」なんですが、使われている言い回しが結構難しいというか、今の言葉とかなり違う。そのあたりが・・・。
紅葉狩り
勘太郎の更科姫は、歌舞伎座でも見ました。その時「野菊」を踊ったのが鶴松。なんて可愛い!と目が釘付けになりました。今回鶴松は「山神」。はつらつとした元気のいい童神でした。
「紅葉狩り」は染五郎でも見たことがあるのですが、前回の勘太郎でも思ったのですが、ラストシーンでこんなに暗くなったっけ??
封印切
関西の「ヘタレ男」の伝統は、江戸時代からのものなんですねぇ。良い人なんだけど頼りない勘三郎の忠兵衛は、養子の遠慮を伴ったつつましやかさというより生来の「ぼんぼん」で根っから明るい雰囲気。だから封印を切る時も、やむにやまれぬ義理人情のせめぎ合いというより、「男の面子」が表に出ていました。それはそれでOKです。

2010年10月17日日曜日

コンサート:ヴィークラント・クイケン 10月10日11:00~


「ヴィークラント・クイケン&レ・ヴォア・ズュメンヌ~ファンタジアと鐘 10月10日11:00~
プログラム
ルベーグ:鐘
パーセル:3声のファンタジアNo.1ニ短調
       3声のファンタジアNo.2ヘ長調
サント=コロンブ:クプレ
サント=コロンブ:シャコンヌニ短調
マレ:3本のヴィオールのための第1組曲より
     プレリュード~サラバンド~田舎娘~ロンド

マレ:パリのサント・ジュヌヴィエーヴ・モン教会の鐘
フォルクレ:第4組曲
     「パッシーの鐘」~ラトゥール~サラバンド「ドボンヌ」
モロワー:オルレアンの鐘
ジェンキンズ:5つの鐘
     アルメイン~コラント~鐘~働く人々~嘆く人々~鐘を鳴らす人々

フォルクレ:3本のヴィオールの為の組曲より アルマンド

古楽器の演奏会。日曜日(それも連休の真ん中)のせいか、かなりゆったりとした入り。穏やかなひとときを楽しみました。
ヘンデルもそうなんですが、古楽器の演奏は、ちょっと曲の区別がつかないんですよね。そのあたりが気持ちよ良く安らかに聞けるところだし、個性が無い分どれも同じに聞こえ退屈になるところでもあります。
今回も、「午睡」には早い時間でしたが、しっかり気持ちよくなり眠くなりました。

2010年10月10日日曜日

ラッキーアイテム「ドクターイエロー」


「ドクターイエロー」
帰り、品川駅で「ドクターイエロー」に遭遇、2010年10月9日18:49撮影。
いままで、名古屋駅で2回ほど遭遇したことがありますが、今回はちゃんと写真を撮りました!
カメラ並びにケータイで撮ったので、さっそく写メで息子たちに配信。帰宅したら娘も欲しがったのでそちらにも送信。
月に1回は新幹線に乗っているのに、中々会えないドクターイエロー。
ネット上ではD.Y.の時刻表も載せられているようですが、この偶然の出会いは嬉しい。
次に出会えるのはいつかしら?そういう楽しみを待っていたい。

舞台「In Love with The GUARDIAN.A」永福町ソノリウム10月9日14:00~


舞台「In Love with The GUARDIAN.A」永福町ソノリウム10月9日14:00~
縁あって観に行きました。
小劇場の芝居は名古屋でも結構行ってますが、座っているのが辛くなったり眠くなったりで大変・・・なことが多いので、覚悟を決めていきました。
意外なことに、出演者4人はどなたも初見の方達でしたが、上手くて、ちゃんと観ることができました!
演出も工夫されていて、「色」が上手く使われていましたし、会場が室内楽用のホールのせいか、声も良く響いて聞き取りやすくセリフも楽しめました。
テオ役の小林さんはミュージシャンらしいのですが、とても伸びやかな声の持ち主で、テオのキャラクターと合っていましたし、主人公ヴィンの加藤さんとゴウの栗栖さんも立ち姿が綺麗でセリフもきちんと伝わってきました。ヴィン2の小柴さんは、何とも言えない不気味さが魅力なんでしょうね。

スタジオライフの作品を思い出す作風で-「トーマの心臓」を思い出させる話です-すが、この手の話は好き嫌いがはっきり分かれる話だと思います。
個人的には、最初と最後の展覧会風景はコントみたいであまり好きではありませんが、本筋が重い話なので、そこで軽くしたかったのかしら?
また、ゴーギャンは天才です!そこは一言言っておきたい。

ところで、芝居をやっている人って、ホント、たくさんいいらっしゃるんですよね・・・。
文学座と、さいたまネクストシアターと、「ジャパニーズ」と、「ヒーロー戦隊」と、ホリプロスカウトキャラバンと、どこがどう違うのか???
と考えている私でした。

展覧会「青島三郎展」旧平櫛平櫛田中邸


「青島三郎展」旧平櫛田中邸
岐阜県立美術館でチラシを見て、色に魅かれたので寄りました。
会場は谷中の旧平櫛田中の邸。大正時代に建てられたアトリエ兼邸宅。


雨の中伺ったのですが、何とも言えない風情が有り、アトリエに無造作に展示されている絵も座敷に飾られた絵も、しっとりとした空気の中でその存在を密やかに主張していました。
きちんとした美術館で効果的に展示されている絵とか違い、絵は生きているんだと感じさせてくれます。

庭園美術館で観た有元利夫の絵画もそうでしたが、どこに展示されるかも作品にとって大きな要素になるようです。
年月を経た日本家屋の中に展示されたコンテンポラリー作品。時の流れの中に生きる「人」を感じました。
作品の中で好きだったのは、チラシにもなっている「預言者」という作品。この作品は、2階の座敷の飾り棚の上の鴨居にかけられていたのですが、あたかもご先祖様の写真がかけてあるようで、そのさりげなさも好きでした。
「hirosima」「nagsaki」もインパクトが有りました。

展覧会「東大寺大仏‐天平の至宝‐」国立博物館


「東大寺大仏‐天平の至宝‐」国立博物館
東京往復の割引切符についてきた展覧会のチケット。
東大寺に興味が有ったわけではないのですが、時間も有ったので行きました。
東京の展覧会は、いつでもどこでも「行列」がつきものです。この展覧会は、開場10分後くらいについたのですが、お天気にせいか、「行列」は解消されていました。
でも、第1会場は、結構混んでいる・・・。
しかし、皆さん、この第一室に展示されているのは発掘されて「瓦」ですよ・・・。確かに貴重なものですが、奈良に行けば、東大寺に限らず法隆寺でも見られるはずだし、これら天平瓦は、絵葉書にもなってます。
ここで時間を取るのはもったいないのでは???
と思い、ドンドン先に進みました。
伎楽面や、西大門勅額、八角燈籠等、中々見ごたえがありました。

見入ったのは、「重源上人坐像」と「公慶上人坐像」。

鎌倉時代と江戸時代に東大寺復興に尽力した高僧の坐像ですが、それぞれの人柄を映し出し伝わるものがあります。特に重源上人は、中国に3度渡った言われ、建築にも造詣あり、かつ有力者から支援と取り付ける力も有った由。そういう「政治力のある賢い人」の複雑な内面を表現していると思います。
「自画像」ではありませんから、「○○パーセント美化」が行われていると思われますが、それでも「人」が伝わってきます。
先月「自画像展」を観たばかりのせいか、仏像よりこの二つの坐像が気になりました。

2010年10月7日木曜日

展覧会「語りかける風景」ストラスブール美術館所蔵


展覧会「語りかける風景」(ストラスブール美術館所蔵)岐阜県立美術館
東京の文化村でやっていた展覧会の巡回展。
これは「癒され」ました。岐阜県立美術館は文化施設がかたまってある「県民文化の森」の一角にあるのですが、その立地がすでに「風景」です。
作品は小品は多いのですが、空間の広がりを感じさせる作品が多く、ゆったりと楽しめました。
最近行った「ヴィンタートゥール」や「自画像コレクション」で出会った作家の作品もあり、そのあたりも楽しかったです。

「自画像」ではあまりピンとこなかった-クリアファイルもあったし、日曜美術館でも紹介されたので有名な作品なんでしょうが-モーリス・ドニですが、この展覧会の「内なる光」という作品はとても好き。暖かな色遣いの中、家族の平和と幸せを感じます。

ハインリヒ・カンペンドンクという画家は初めて観ましたが-記憶に無いだけ?-、色が素敵だと思います。会場ではシャガールと似ていると話してらっしゃる方がいましたが、ドイツの美術館でよく見たフランツ・マルクの絵を想い出させる色遣いだと思ったら、カンディンスキーやマルクと同じ「青騎士」の人でした。

ところで、三菱一号館美術館で衝撃(?)をうけた山本芳翠の出身地は岐阜。やはり有りました、芳翠。びっくりしたのは、ごく普通のアカデミック油絵や、ラトゥールを模したような油絵、そして端正なスケッチ画をたくさん残しているのです。その一方、あのなんとも形容しがたい作品もあるのです。この「ゾワゾワ」は凄い。画面中央の浮かんでいる「珠」(ガラスじゃないよね)や、個々の人物の存在感やねっとりとした空気感は、西洋画でもなく日本画でもなく、心に残ります。この人について研究書あるのかしら?右側の絵は、芳翠のアカデミック絵画です。日本の画家についても、いろいろ勉強したいと思いました。


最近見た展覧会は、なんとなく繋がっているというか、今、日本には良い絵がたくさん来日してるんだと思います。あ~、「ドガ展」に行けるかしら・・・?他にも、たくさんの作品が!
地元の展覧会にも行かなくちゃ!

2010年10月5日火曜日

コンサート:シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル 県芸コンサートホール 10月3日17:00~


シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル 愛知県芸術劇場コンサートホール 10月3日17:00~
プログラム(オール ショパンプログラム)
即興曲(カツァリス)

プレリュード(雨だれ)
ワルツ(華麗なる円舞曲)
ワルツ 嬰ハ短調
ノクターン 変ホ長調
ノクターン ト短調
2つのノクターン
4つのマズルカ
2つのポロネーズより 嬰ハ短調
幻想即興曲
子守唄

ピアノ協奏曲 ヘ短調(ピアノ独奏版)

アンコール
ゴットシャルク バンジョー
チャイコフスキー 四季より秋の歌
マルチェロ オーボエ協奏曲よりアダージョ

カツァリスというピアニストを初めて知ったのはNHKでのショパンについてのマスタークラスの番組。
その後何回か来日なさっていますが、聴くのは今回が初めてです。今年は「ショパン生誕200年」なので、オールショパンプログラムということでしょうか(リストやシューマンの入ったプログラムも他所で演奏なさるようですが)。

最初の「即興曲」は凄いです。「アルハンブラ」や「タンホイザー」や「チャイコフスキーの悲愴」等、有名な曲をちりばめた演奏。ピアノってやっぱりオケに匹敵する楽器なんですよね、上手に弾けば。を実感。

前半のショパンプログラムは、「今までどこかで必ず聴いたことがある曲」ぞろい。でも、私は曲にネーミングするのが苦手-曲名を覚えるにのが苦手-なので、「知ってる!」と思っても曲名が・・・です。でもとても心地よい演奏でした、流れるような演奏で、ついついうっとり→眠りへ行きそうで・・・・。「幻想」は、よく聞く曲なので、しっかり聴いたのですが、左手がこんなに風に演奏されるんだと初めて知りました。
後半の「ピアノ協奏曲」は、ピアノ独奏なのに、しっかりオケとピアノソロがくっきりわかる演奏。流石です。

この10年あまり、ピアノの演奏会から離れていたのですが、今年はたくさんあります。ピアノという楽器の素晴らしさをしっかり堪能したいと思います。

2010年10月3日日曜日

アガサ・クリスティ:「ポワロ」と「ミス・マープル」

9月中旬よりNHKBSで、アガサ・クリスティー生誕120年ということで「ポアロ」と「マープル」の映画とドラマを放送。再放送のものもあったようですが、ちゃんとチェックしていないので、ドラマは全部初見でした。
クリスティの作品は、結構読んでいるはずだし、ドラマなんかも結構見ているはずなのに、「犯人」を覚えているものは少ないのです。最後になって「あ~、これ以前に読んだよぉ」とか「見たよぉ」となる。

でも映画になっているもにはちゃんっと覚えています!映画としては「オリエント」は役者の演技が楽しめる。「ナイル」はエジプトの風景が美しい。でも、ミステリーとして好きなのは「地中海」です。
最後に階段から降りてくるところや、船に乗って本土に向かうシーンが好き。「ナイル」もあのエジプト人の船長や最後に遊覧船から運び出される担架に数々には笑ってしまいますけど。

今回「ポワロ」で好きな話は「鳩の中の猫」。女子たちが可愛らしく好きでした。でも、シーンで1番印象に残ったのは「マギンティ夫人は死んだ」の中で、死刑に瀕している男に向かって「貴方が絞首刑になるとしたら、それは人の話をよく聞いていなかったからです!」とポワロが叫ぶところ。これは私、肝に銘じました!
マープルは、マープルに長編がすでに尽きたのか、他の探偵が活躍する話は流用されています。
「親指のうずき」はアメコミタッチの進行でマープルらしくなかったですが、コミックミステリーとして楽しかったです。
「動く指」と「バートラム・ホテルにて」は、時代を感じさせてそこが面白かった。

ところで「第三の女」にジェームズ・ウィルビーが「ゼロ時間へ」にジュリアン・サンズというジェームズ・アイヴォリー監督のイギリス映画の出演者が出てたのがちょっと嬉しかったです。
(アイヴォリー映画によく出ていた女優のマギー・スミスはクリスティ映画にもでてます。この辺につながりってあるのるのかしら?)

とうことで、図書館からクリスティーの短編集を借りてきました。この「クリスマス・プディングの冒険」はイギリスのクリスマスの過ごし方を知ることができて楽しかったです。ドラマでもモダンなお屋敷(いつもの何100年もののマナーハウスとは違う)と、子どもたちがはしゃぐ様子や、いやいやながらも伝統行事に参加する若者たちが面白かったので印象に残っています。

2010年9月30日木曜日

展覧会「ウフィツィ美術館-自画像コレクション」損保ジャパン美術館


ウフィツィ美術館-自画像コレクション(損保ジャパン美術館)
フィレンツェのウフィツィ美術館にある「ヴァザーリの回廊」に1度は行きたいと願っています。観覧に制限があるので、結構難しいのです。
今回、そのヴァザーリの回廊に展示されている「自画像コレクション」から70点が来日。

これは面白い展覧会です。ウフィツィと言えは、ルネサンス絵画を連想しますが、なんと、今も新しい作品を収集中なんですね!自画像に関しては、作者自身に「寄贈」を依頼しているらしい(買い集めたものや、コレクションの寄贈もあるみたいですが)。これが、まずびっくり。
時代順に展示されている自画像を見ていくと、画家という人種の強烈な自意識が感じられそこが面白い。
きちんと自己と向き合っているもの、作られたイメージを大切になるもの、なりたい自分を描くもの(隠したいところを隠す等)・・・・。
皆、「手」は有る人たちばかりですから、そこに描かれる世界はとっても個性的で、意外な性格が反映されている。

「すご~い」と思ったのは、フランク・フォン・シュトゥックの自画像。だってどう見ても「フレディ・マーキュリー」ですよ!マッチョな「男」そのもの。
う~ん、近代の人はできれば作品の紹介(プレートに代表作が印刷で紹介されている)ばかりでなく、写真があれば、もっと面白いかも・・・しれない。

「絵画」としての完成度は様々ですが、「自画像」というジャンルは好きなので、とても面白く拝見しました。

おはなし会リハーサル

今回の上京の主目的は、10月に行う「おはなし会」のリハーサル。久しぶりに東京子ども図書館に行きました。
おはなしの部屋の椅子がいつの間にか新しくなっていてびっくり。
久しぶりに会うメンバー6人と(10月は8人が語る)とリハーサルをしました。
その人らしい選択、語りのおはなしを5話聞くことができ、外の大雨も気になりませんでした。
私の語る「テイザン」はちょっと暗い話なので、できるだけテンションを上げ、語り始めは明るく語りたい。でも、最近声が低くなっているので気をつけなければ・・・いけません!「歌」も、音程・リズムに気をつけて表情をつけるようにしていますが、中々うまくできないのが悩みです。
10月まで、また練習です!

舞台「ガラスの葉」世田谷パブリックシアター 9月27日19:00~


「ガラスの葉」世田谷パブリックシアター 9月27日ソワ
2007年に書かれた戯曲だそうですが、散文詩的なストーリー展開で、かなり集中して観ないと話が分からなくなります。
舞台装置が面白く、場面展開が流れるように進むところも、いかにも現代の戯曲だと思いました。
個人的には好きなタイプに作品なので2時間しっかり見られましたが、きちんと説明してほしい人には辛いかも。主人公の兄弟が逆転するところを、もう少しはっきり描いてくれると、心情が判りやすくなるかなと思いました。
登場人物が4人、すべて室内で進行する家族劇なので、パブリックというよりトラムの方でも良いのでは?とも思いました。

コンサート:Ensemble Game Classica 第4回演奏会 9月23日14:00~

Ensemble Game Classica 第4回演奏会 9月23日14:00~ 小松川区民館ホール
プログラム
がんばれゴエモンからくり道中
メタルギアシリーズより
サンサーラ・ナーガ2
ストリートファイターⅡ
ファイナルファンタジーⅡ

この演奏会も第4回目となりました。
1回目が2008年12月でしたから、結構がんばって定期的にやっています。
こういう演奏会がやりたくて(?)、藝大に進学したのですから、本人にとっては「本望」の演奏会ですが、ないろいろ制約があるので続けるのは至難の業です。
取りあえず12月15日(水)に第5回演奏会をするそうですが、聴きに来るべきか、はたまた、交通費を「寄付」すべきか・・・これが悩みどころです。

2010年9月25日土曜日

本:「滝山コミューン1974」(原武史 講談社文庫)


「滝山コミューン1974」(原 武史 講談社文庫)
朝日新聞の書評が載ったのが2年位前でした。それを読んだとき、かなり興味を持ったのですが、「できれば図書館で・・・」と思う本でもありました。
今年の8月再度朝日新聞書評欄で取り上げられ、文庫にもなったので購入。

これは「指の先が冷たくなる」読書でした。一気に読みました。
「教育の持つ力」をまざまざを感じさせてくれる本であり、集団がある方向に流れる仕組みの一端を垣間見せてくれる本です。
よく「今となればどうしてあんな思想が、主義が権力を握ったのか?」と歴史を振り返りますが、その渦中にある時、多くの人は善意ゆえに流れに巻き込まれることがあるということを思いました。そういうことは、いつでも-非常時じゃなくても-起こりうる。政治の場でも宗教の場でも。
そして、自分の子ども時代や我が子の小学生時代を振り返っても、小学生にとっての世界は狭い。家庭と学校がすべてと言っても過言ではない。そういう狭い世界の中で行われることは、一種の密室事件となりうる。

ドキュメンタリとなっていますが、少しずつ世界を広げつつあった著者の-塾での友人や、塾通いの途上での電車の乗車など-学区内の既知の世界と外の未知の世界の間での妄想が膨らんでいる感じがします。自分の属していた世界への嫌悪と新たに出会った新しい世界への憧れ、同族嫌悪と新しいものへの希望、これって10代・20代に顕著に表れる感情だと思います。事実に基づいたフィクションとして読んだ方が良いと思います。

「ザ・キャラクター」を見て思ったことともリンクするのかもしれませんが、うまく表現できません。

2010年9月21日火曜日

シアター・ダンス「またもけだるい灰色のデルタデー」ヤン・ファーブル9月19日14:00~


シアター・ダンス「またもけだるい灰色のデルタデー」ヤン・ファーブル 愛知県芸術劇場小ホール9月19日14:00~
以前、さいたま芸術劇場でヤン・ファーブルのチラシをよく貰いました。1度、観てみたいと思っていたのです。
ただ、コンテンポラリーダンスは、TVで観ると「脳」を刺激されるのですが、ナマで観ると訳が分からなくなり眠くなるんじゃないかと心配で・・・でした。
一昨年、愛知県芸術劇場大ホールで行われたダンスオペラ「神曲」は、なかなか面白くちゃんと最後まで観ることができたので、いつかチャンスがあったら、ヤン・ファーブルも挑戦したいと思っていました。

ヤン・ファーブルが、ダンス振付だけでなく、美術表現とのインスタレーション等の空間演出で有名だということは、最近知り(日曜美術館でも紹介されています)個人的には結構気分が盛り上がってきました。

会場に入ってまず感じたのが、今回は「あいちトリエンナーレ」の一環ということもあり、観客が「美術館系」の人々が多い、ということ。
私にとって、結構「客筋」が大事です。
青年団を見にアゴラ劇場に行ったときは「図書館系」の人々に囲まれましたし、六本木にチェルフィッチュを見に行ったときは「アート系」の人々に圧倒されました。
そういう観客に入り込むことで、私も「それっぽい」感情に支配されるのです。「その視点」になれる。

4台の鉄道模型がずっと動いている、下げられた鳥かごには本物の鳥がいるらしい(遠くて正確には確認できなかった)。揺り椅子に腰かける女性。そんなスタートのパフォーマンス。
最初は結構集中して観ていたのですが、途中からしんどくなりました・・・・。
原因は「言葉」。これは自分でも意外だったのですが、ダンサーが読んだ手紙の意味がちゃんと落とし込めず、そこらあたりからどんどん舞台の世界から離れてしまいました。責任はこちらにあるように思いますが、残念!
多分、TVで観たら、気合がを入れて観ることができるように思う。いろいろ思いを深めることができる。
これって、普通の舞台作品とは理解の方向が真逆。
私は、ダンスを「感情」ではなく「理性」に近い思いで鑑賞をしているらしい。と思った次第です。

表参道「小栗アレックス」9月16日朝撮影


「時計じかけのオレンジ」の写真が表参道駅にたくさんあるとのこと。
名古屋にいれば「へぇ」だけでしたが、上京中だったので、見に行きました!






ついでに、資生堂のポスターも撮影。


渋谷の山手線でも撮影。


カメラが電池切れになっていたので(涙)、ケータイで撮りました。
早朝にもかかわらず、東京は出勤時間です。写真を撮るタイミングが・・・でした。

舞台「イリアス」ル・テアトル銀座9月16日13:00~


「イリアス」ル・テアトル銀座9月16日マチ
内野聖陽主演のホメロスを原作とする「イリアス」。二男がこの手の英雄物語が好きだったので(ゲームのせいだと思いますw)、「イリアス」と「オデュセイア」は、子供たちが小学生のころ、読み聞かせをしました。登場人物の名前が・・・とても大変でした。
「トロイアの女」というギリシャ悲劇は、キャサリン・ヘップバーン主演の映画を、大学時代岩波ホールで見ましたし、「トロイ戦争は起こらないだろう」は四季の舞台を昨年名古屋で観ました。
もともと、ギリシャ神話は好きで、今も何冊か持っています(「イリアス」も)ので、話の筋は知っていました。
あれをどう舞台化するのか・・・?

叙事詩の世界をつくるとこうなるのかと思いました。結構好きな作りです。
ヘクトル役の池内が格好良いです。パトロクロスはできたらもっと「美形」の方が良いのでは?
アキレスとヘクトルの決戦に至るアキレスの会場からの登場、そのあとの殺陣は盛り上がりました。

個人的には、カサンドラの「歌」はいらないと思う。音楽自体は、ギリシャ風で良いと思うので、あの「歌」が歌謡曲のように聞こえてがっかり。新妻さんはあの声の叫びだけでちゃんと気持ちを伝えてくれるので、妙な「なぜ戦うの?」という歌詞はいらない。
大体、古代の人たちは「なぜ戦う?」というような「近代的懐疑」は持っていないと思います。アキレスは戦う本能の象徴なんでから。
それを強く打ち出したいのなら、そういう風に脚本を作るべきだと思う。そうじゃなく、「戦うこと」が主眼となり、そこで宿命的に死んでいくことを叙事的に描くのが「イリアス」なんだと思います。
それゆえ、パトロクロスは重要なんですよね。そのあたりは、結構うまく運んでいると思うので、あまり欲張らず、そこだけ重点的にやれば良いのではないかしら。

5人のコロスの女性たちはみんなとても上手。安心して観ていられるし、邪魔にもならない。
出演者全員、「上手い」です。手練れに舞台作品です。
客席は内野ファンが多かったみたいだと思ったら、彼の誕生日でした。
年齢は・・・若干高めでしょうか?
きちんと「もとの取れる作品」でした。

展覧会「三菱が夢見た美術館」三菱一号館美術館9月16日


明治時代、三菱が丸の内に美術館や劇場を作る計画を持っていたことを今回初めて知りました。幻と終わった構想を、今回、新しく開館した三菱一号館美術館で開催したのがこの展覧会。
数々の名品がある中、最初に展示されている山本芳翠の絵は、結構度肝を抜かれました。
「十二支」の中から3枚展示されているのですが、これは12枚全部展示してほしいです。三菱重工が持っているらしいので、是非是非、こちらの美術館でやって欲しい。明治という時代が持っていた「混沌」を示す絵だと思います。
昨年春初めて入った外苑前の「絵画館」の絵を思い出しました。
他に魅かれたのは、「井戸茶碗」。5日までは国宝の「稲葉天目」が展示されていたらしいのですが、残念ながらそれは見れませんでした。でも、この「井戸茶碗」も良いなぁ。焼き物は、中々魅かれることがないのですが、これはチャンスがあるなら手に取りたいという気分になる茶碗。「愛でる」という気持ちになります。

前回の「マネ展」はかなりの人出でしたが、この展覧会は16日が雨という天気だったせいか、とっても空いていました。おかげで、ゆっくり展示と三菱一号館という建物を楽しみました。
併設のカフェも前回は並びましたが、今回はすぐ入れました。

「展覧会」とか「美術館」のあり方も考えさせられてひとときでした。

舞台「シダの群れ」コクーン 9月15日ソワ


「シダの群れ」コクーン 9月15日ソワ
岩松了の作品は「シェイクスピア・ソナタ」以来。じわっと迫ってくる作風でした。
今回はヤクザの世界での話。
主演は阿部サダヲらしいのですが、風間杜夫の方が主役(?)なんじゃない?と思うくらい重要な役。
小出はわかりやすい役ですが、江口の役はどう考えればよいのか・・・難しい役でした。
結構閉じた世界の話なので(ヤクザというのではなく)、観客はなんだか振り回されているような気がしました。
どうして「ヤクザ」なのか、そのあたりがまずわからないのです。
それにに江口の母が伊藤蘭というのも・・・いくら「19で生んだ」と言ってもねぇ・・・。
結局、チンピラたちが1番わかりやすいような・・・ってこれじゃ困るよ。
疲れはしませんでしたが、なんだか割り切れない気分が残りました。

展覧会「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」世田谷美術館9月15日


「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」世田谷美術館9月15日
8月の遠征時に行こうかと思ったのですが、世田谷美術館はゆっくり楽しみたかったので、9月まわしました。
大学時代の友人に声をかけたところ、同じ専攻出身者や興味を持っている東京在住者が集まり、7名参加となりました。

これはとても楽しい展覧会。作品も小粒ながら傑作揃い。収集家の趣味の良さがしのばれます。
個人的に1番好きだったのは、「アルザス または読書する修道僧」(ルドン)。静かな面差しがイコンを思わせる作品ですが、色といい構成といいグッときました。


興味をそそられたのは「自画像」(ホドラー)。大友克洋の絵を連想しました。

その他、今回初めて名前を知ったモランディの「静物」も一目で好きになりました。

「家に飾るなら」とか「買うんだったら」とか思いながら展覧会を見たのは久しぶりでした。

昼食は美術館の隣のレストランで。楽しいひと時を過ごしました。今回セッティングしてくれたR子さん、有難う!

舞台「聖地」9月14日18:30~


「聖地」さいたまゴールドシアター9月14日18:30~
これは・・・・長ったです!終演は21:50ですよ!
昨年観た「アンドゥ家の人々」も長ったけど、あれは、面白かったんです。あて書きという点では今回も同じだと思いますが、「アンドゥ」は最後にパーンとはじけ、物語世界が一気に広がりました。
「聖地」は、14日が初日ということもあったのか、どうにもこうにもついていけないという気分になりました。
どうして、「登場人物一人一人の物語」をくどくど見せられなければいけないのかと、途中からは時計が気になりだしました。
まず、登場人物がはっきりとつかめない。物語の設定として重要と思われる「年齢」をどういう風に捉えたらよいのか判らない。「どっちが年齢上なのか?」と引っかかってしまう(引っかかる必要がないのかもしれないけど)。
作者にとっては70歳以上はみんな「年寄」という括りなんでしょうか?それって、「小学生から見たら高校生以上は大人」ということと同じで、あまりにもおおざっぱじゃない?
その上、登場人物たちは主張するだけで、相互に共感しない。だから、観客も共感できず、置いてけぼりを食わされた気分になってしましました。
若気の至りは意味不明でも理解できますが、老人の主張はそれなりに意味を見出したい(70年の蓄積を感じさせてほしい)。
ということで、まず脚本に無理があるんじゃないでしょうか。
そのうえで、時間が経った今、役者さんたちにも、自分たちに引き付けた深みと共に、客観的分析も欲しいとも思うようになりました。「アンドゥ」は確かに「あて書き」的面白さを感じたのです。でも、1年たって、そこからあまり進んでいない。「お年なんだから」という言葉は使いたくない。少しでも良いから変化を求めたい。それでなければ、「挑戦」する意味がない。

舞台「表に出ろいっ!」9月14日14:00~



「表に出ろい!」(NODAMAP 番外公演)9月14日マチ
今回の番外編は、野田と勘三郎の「芸」を楽しませてもらいました。
ポップな装置と衣装で、かる~い会話に乗せて物語は進み、どんどんセリフが増えていくあたり、いかにも「NODA」。体を張った動きも楽しい。
その中から、「私たちの信じるものの姿」がそこはかとなく見え隠れしていく。
でも、ラストはもっと決めて欲しかったかも。
ピナ・バウシュが三人を見捨てて行くとか、デステニーのマッキーやジャパニーズやクックドナルドが乱入するとか・・・。
そういう、「狂気」に繋がる「信仰の姿」があれば強く訴える作品になったと思います。
単に閉じ込められるだけじゃねぇ・・・・、と思った次第。
でも、二人のやり取りは素晴らしい。1時間20分、きっちり楽しかった!
娘役は黒木華さん。
声の綺麗な若々しさが素敵でした。
また、野田の作品で出会えるといいなと思います。

2010年9月12日日曜日

漫画:「チェーザレ」1巻~七巻



2~3年前に本屋の店頭で見て気になっていたのですが、今回「大人買い」しました。
暗殺を巡って推理展開になっているのを一気読みし、久しぶりに漫画を堪能しました。
秋に8巻が出るらしいので今から楽しみにしています。

チェーザレ・ボルジアについては、塩野七生さんの本を読んだことがありますが、美形ビジュアルで攻めてこられると・・・グッときますよね!

2010年9月9日木曜日

展覧会:「日本発☆子どもの本、海を渡る」国立国際子ども図書館


藝祭の合い間、行ってきました。
休日で人出の多い上野地区ですが、ここ国際子ども図書館は大変静かです。子どもの本に関心のある大人か、本好きの親子連れしか来館しないので、落ち着いた雰囲気。
3階の「本のミュージアム」では、子どもの本関連の展示がいつも行われているのですが、今回は「日本発☆子どもの本、海を渡る」という展示。
知ってる本が多数並べられており、それらが海外でも読まれているというのは、なんだか不思議な感じもしますが、よく考えたら「ピーターラビット」も「うさこちゃん」も「海外」のものじゃありませんか!
日本の作品も、是非、海外で読まれて欲しいものです。



この写真は「ぐりとぐら」シリーズのエスペラント版翻訳。会場では、いろんな言語に訳された「ぐりとぐら」が聞けて楽しかったです。


1階の子ども閲覧室の前の壁には、素敵な窓があります。今回は「ねむりひめ」の展示がされていました。これは、思わず誘い込まれますよね。

コンサート:藝祭9月5日「バッハカンタータクラブ」


東京藝術大学の学祭に行ってきました。
ひょんなことから二男が藝大に入学して4年目になりますが、「学祭」に行ったのは今回が初めて。多分、最後になります(w)。

美術部の方は、それなりに模擬店がたくさんでているし、販売している「作品」もそれらしい完成度。
丁度、フジテレビの取材撮影が入っていて、軽部アナがいました。
道路を挟む音楽部の方は、大変小規模。奏楽堂前に並んでいる藝大名物の御神輿以外は、高校の文化祭程度の模擬店しかない・・・。
でも、学内の各ホールでの演奏は、かなりの動員がなされている模様。

15:00からの「バッハカンタータクラブ」の演奏が目的だったのですが、「並ぶ必要あるよ」と言われ、「???」(結構広いホールでの演奏会なので・・・)と思ったのです。
まぁ、言われたことを信じ14:25に行ったところ、なんと、すでに50~60人の人が並んでいる・・・。
それも練習室前の狭い廊下に!
仕方ないから私も並びましたが、ものすごーく暑い!!!

14:55に入場可になりましたが、大変盛況で、立ち見の方が50~100人位いました。
まぁ、出演者も多いから、仕方ないか。

プログラム
カンタータ第62番「さあおいてください、異邦人の救い主よ」BWV 62
カンタータ第34番「おお永遠の火、おお愛の源よ」BWV34

演奏とコーラスと独唱、それぞれ楽しめましたが、「学祭」のため、学生のみの出演だったのか、テノールの独唱の方は一人は作曲専攻の方で、やっぱり、声楽専攻の方とは声量が違いました(でも、音程はとっても正確)。
今度は、奏楽堂で行われる定期演奏会に行こうかな。