2010年11月2日火曜日

金色とさかのオンドリ

このまま日本は熱帯気候になるのかと思われたほど暑い夏と暑い秋でしたが、この一週間で「初冬」の気候となりました。今年は秋らしい天気がなかったです。
と言っても世間は「○○の秋」という催し物が相次ぎます。私もおはなし会に行かなければなりません。

「金色とさかのオンドリ」は、私のお話のレパートリーの中でも大好きなお話。この「バカさ加減」はなんとも愛おしい。「ココココッ、どうしてオンドリにはくれないんだぁ?」というセリフも大好き。8分くらいのお話ですが、すぐ覚えられましたし、出てくる「歌」のメロディーもすんなり作れました。
この秋も学校で1・2年生相手にこのお話を何度か語る予定。今までの経験で行くと、どの子も「自分はオンドリよりは賢い」と思っているらしく、「お兄さん、お姉さん」気分で聞き入ってくれます。オンドリのピンチには本当に「可哀そう」という顔になります。今年もそんな表情にたくさん出会えるとよいなぁ!

ところで、「金色とさか」ってどんな象徴的意味が有るのでしょう?「金鶏」ってほんとうにいる鳥らしい。オペラにも「金鶏」ってあるし・・・・?やっぱり「幸福」の象徴??それにしては、このお話のオンドリは「アホ」ですけど。