2013年1月29日火曜日

コンサート:「樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ」 しらかわホール 1月27日(日)16:00~

「樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ」
プログラム
ベートーヴェン
 :ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 op.12-3
 :ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 op.23
 :ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 op.47「クロイツェル」
Ludwig van Beethoven
 :Violin Sonata No.3 in E-flat major, op.12-3
 :Violin Sonata No.4 in A minor, op.23
 :Violin Sonata No.9 in A major, op.47 ‘Kreutzer’
アンコール
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ

数年前東京で今回と同じメンバーの演奏会を聴いたとき「ベートーヴェンのソナタってこんなに面白いんだ!」 と思ったのです。名古屋で演奏会が有ったら是非!と願っていたので、とても楽しみにしていた演奏会。
「クロイツェル」が良かったです。長さを感じさせない、ピアノとのやり取りが絶妙、音楽を作る 楽しさが伝わる演奏でした。また名古屋に来てください!


2013年1月24日木曜日

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」 ミッドランドシネマ 1月21日(月)14:10~

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」
やっぱり何度も再演される作品というのは、作者が登場人物それぞれに「愛」を持っているんだということを感じました。ちょっとした脇役の人々にも、それぞれ人生が有り、人間としても奥行きがある。そしてそういう人々の上に、主役の人々の「一歩前に進む姿」が浮き立ってくる。この構造が素晴らしいと思いました。
劇団時代、どの役者にも「何か」を感じて演じて欲しいと願った作者・演出の想いが、今でも伝わります。 さすが劇団☆新感線を彩る作品です。最近の「主役はゲストという新作」は、なんとなく脇役が図式的に感じられ、物語の奥行きが…というのは言いすぎかしら??
舞台の時も思いましたが、ジャンプ漫画を臆面もなく表現し、カッコイイおはなしになっているのは、なんだかとても嬉しいです。あのシルエットは、ホント、綺麗で、「よ~し」と気持ちになりました。

舞台:「音のいない世界で」新国立劇場小ホール 1月16日(水)14:00~

「音のいない世界で」新国立劇場小ホール
この日はとっても寒かったぁ!新国立劇場の池は、よけた雪が入れられていたせいもあるのでしょうが、凍っていました。そんなか、「只今工事中 」の為作られた通路は中々可愛く、どこかおとぎ話めいた温もりを、まず、会場前で感じさせてくれました。
ロビーには、舞台美術の展示もあり、これも面白ったです。
おはなしは、いしいしんじの作品を彷彿とさせるものでした。 いしいしんじ作品を優しく別役実風にしたという感じ。
4人の役者のみですべてが演じられますが、それぞれ個性的で楽しかったです。装置が面白く、まるで、クリスマスケーキが回って、その飾りの人形が一場一場を演じているようでした。
 2F席からの観劇でしたが、お話と装置が一体となったこの作品を全体として楽しめてよかったです。


舞台:「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹」蜷川バージョン コクーン 1月15日(火)18:30~

「祈りを怪物~ウィルヴィルの三姉妹」蜷川版
ケラバージョンが中々面白かったので、期待。
まず、コロスの扱いが違う。ケラ版のコロスは個性を殺した塊でしたが-衣装も同じ・仮面-蜷川版は、着ているのは黒紋付きですが「どこかで見た人」を多数配置していました。そして、ラップ。これは、個人的には言ってることがよく聞き取れないのであまり好きではありませんでした。
主な役者さんは、同じような人物だったり、少し違っていたり、印象が大きく違ったり…。
全体に、蜷川版の方が「お芝居」という感じがしました(役者同士の会話の仕方や見せ方が)。 でも、物語自体の印象は大きく変わりませんでした。
ちなみに、ドンドンダーラの最後は、ケラ版の「ジャバ・ザ・ハット」の方が好き!

本:『身の上話』佐藤正午(光文社)

『身の上話』
NHK火曜よる☆ドラ「書店員ミチルの身の上話」の第1回を見たら-なんだか豪華な出演陣だったので「お試し」で見た-、エンドロールに、原作佐藤正午『身の上話』と出ました。なんだか訳の分からないもやもやが有りそうな話だったので、その場で即、図書館に予約。この深夜の時点では、所蔵23冊中、約1/3が貸出し中、残りは在庫。当然「予約番号1番」を獲得しました。そして、2日後、「来ましたぁ」のメールを受けて予約状況を調べたら、なんと全部貸出し中で予約4。おお。これは早く借りて読んで返却せねば!
大急ぎで図書館に出かけ、帰宅後、大急ぎで読みました。
この文体、直ぐに思い出しのは、白石加代子さんの「阿部定事件調書」や清水義範だったと思うのですが、色々な人がある事件を「共述調書」でのべるというスタイルの小説。誰かに「この話を聞かせねば」という視点があるのです。
その文体と、主人公の主体性の無さが、起こる事件のリアリティを 読み手に感じさせない。多分、この「他人事」が作者の狙いなんでしょう。「土手の柳は風まかせ」という言葉が、都合の悪いことは「無かったこと」にする、経験を活かすということを考えない、どんどん巻き込まれ、流されていく主人公の人生を表していました。
「もっと考えて行動しろよ!」と突っ込みを入れるのは簡単ですが、その頼りなさ事態は妙にリアリティがあって、主人公の影がどんどん薄くなるのも面白い。時に新聞の社会面をにぎわせる「どうして?」と思う事件も、こういう流れなのかも…。
あ、ドラマは2回目以降見損なっています。

2013年1月12日土曜日

映画:「ホビット 思いがけない冒険」 ミッドランドシネマ 1月10日15:10~

「ホビット 思いがけない冒険」
「リング」は結構好きな映画だったので、同じ監督が撮った前段「ホビット」を見ることにしました。
う~ん、私、3部作とは知りませんでした…。これ1本で「ホビットの冒険」完了だと…。
たしかに戦闘シーンがものすご~く進化したというか、これは3D見たら(私は2Dで鑑賞)迫力でしょう。しかし、戦闘シーンが長いため、話が進まない…。「ホビット」を読んだのはかなり前なのですが、「指輪」よりずっとサクサク話が進んだと記憶しています。
それにしても、「鷲」は窮地を救ってくれる味方ですが、その活躍は「ウルトラマン」と同じく時間限定なんでしょうか?だって、旅の最初から乗っていけば話はチョー簡単解決ですから…。
続き2作はどうしよう??「ナルニア」は全部スルーしましたけど、「リング」は全部見たんですよね…。
ところで、ビルボを演じた俳優さん、どこかで見たことが…と思ったら、「シャーロック」でワトソンを演じてた方でした。「リング」のホビットたちより親しみやすというか、私達に近い存在と感じられ-価値観とか感情の流れとか-そこは良かったです。




映画:「もうひとりのシェイクスピア」 ミリオン座 1月10日12:10~

「もうひとりのシェイクスピア」伏見ミリオン座
なかなか興味深い映画。コスチュームプレイとしても楽しめますが、シェイクスピア戯曲を知っているとさらに楽しめます。プロローグとエピローグは「ヘンリー五世」(ケネス・ブラナーの映画「ヘンリー五世」で説明役を演じたディレク・ジャコビが、同じく説明役を演じてアノニマスー匿名という芝居を上演するという形で始まるというのが素敵)と同じ形式、有名な演目が多数出てきますし、シェイクスピアに限りませんが題材として取り上げられることが多い近親相姦・捨て子、そしてエリザベス一世を取り巻く陰謀に「リチャード三世」の影を重く感じます(この間見たばっかりですし)。
またこれは「アマデウス」の変奏曲かもと思いました。まず、天賦の才に恵まれたエドワードと、それを妬むジョンソン、そこにモーツアルトとサリエリを感じます。さらに、その才能を表に出すことを許されない苦しみを巡って、エドワード、ジョンソン、シェイクスピアというが交錯する。
でも一番重要なカギは、エリザベス一世という存在。ミューズであり、ファムファタルなわけです。
それにしても、シェイクスピアって、やっぱり英語圏では「基礎知識」なのかしら?日本では??


コンサート:「チェロリサイタル」 1月6日(日)14:00~ 東文化小劇場

「チェロリサイタル」
プログラム
エクレス:ソナタト短調
フランク:ソナタイ長調
ベートーベン:ヴィオラとチェロのための二つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲変ホ長調
ラフマニノフ:2つの小品op.2プレリュード~東洋風舞曲
日本古謡/平井康三郎:「さくらさくら」によるパラフレーズ
カサド:愛の言葉

お人柄を表す「暖かく・優しい音色」のコンサートでした。アンコールに登場した生徒さん達も可愛い。
所謂一流と言われている方のコンサートも素晴らしいですが、「心に響く」ということには、また別の要素も大事。色々な方達の想いがつまっているコンサートも素敵です。また、聴かせてください。




2013年1月2日水曜日

新年を迎えましたが…2012年を振り返って…

ブログをチェックし、手帳をチェックし、書き出してみました。
舞台、コンサート、映画、展覧会です。舞台はベスト5、あとはベスト3を選んでみました。
本は…、あまり読んでない…。今年は、もう少し「読書」を頑張ろう。

2012年舞台(40本、41回観劇)
01月「下谷万年町」コクーン
     「寿歌」 新国立劇場
    「アイドルかくの如し」名鉄ホール
     「ロッキー・ホラー・ショー」サンシャイン劇場
     「十一ぴきのネコ」紀伊國屋サザンシアター
02月「びんぼう君」七つ寺共同スタジオ
   「ある女」七つ寺共同スタジオ
   「二月大歌舞伎-昼の部」新橋演舞場
   「伽羅の里」5/Rホール
   「90ミニッツ」名鉄ホール
03月「テトラポッド」あうるすぽっと
   「THE BEE-Engrish Version」 水天宮ピット
   「自作を読む」水天宮ピット
   「ピーター・ブルックの魔笛」さいたま芸術劇場
   「幻蝶」シアタークリエ
04月「桂米團治独演会」アートピアホール
   「まほろば」新国立劇場
   「シンベリン」さいたま芸術劇場
05月「家の内臓」豊橋
   「THE BEE-日本バージョン」水天宮ピット
   「海辺のカフカ」さいたま芸術劇場
   「椿説弓張月 」新橋演舞場
06月「シレンとラギ」青山劇場
   「サロメ」新国立劇場
   「立川談春独演会」アートピアホール
   「高き彼物」可児市文化センター
07月「百物語-毒猿」ウィンクあいち
   「しみじみ日本・乃木大将」さいたま芸術劇場
08月「子供のためのシェイクスピア‐リチャード三世」愛知芸術劇場
   「トロイラスとクレシダ」さいたま芸術劇場
09月「芭蕉通夜舟」紀伊國屋サザンシアター
   「ボクの四谷怪談」コクーン
   「エッグ」東京芸術劇場
10月「エッグ」東京芸術劇場(2回目)
   「リチャード三世」新国立劇場
11月「楽園」吉祥寺シアター
   「日の浦姫物語」コクーン
12月「トロイアの女たち」東京芸術劇場
   「月~音楽と朗読ですごす豊かなひととき」5/Rホール
   「五右衛門ロックⅢ」シアターオーブ
   「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹-KERAバージョン」コクーン
ベスト5(見た順番)
「びんぼう君」
「まほろば」
「エッグ」
「リチャード三世」
「祈りと怪物」

2012年コンサート(18回)
02月「バッハカンタータクラブ定期演奏会」藝大奏楽堂
   「東京クヮルテット」しらかわホール
04月「諏訪内晶子ヴァイオリンリサイタル」しらかわホール
   「藝大新人演奏会」しらかわホール
05月「イーヴォ・ポゴレリッチ」しらかわホール
06月「グザヴィエ・ドゥ・メストレ&ラルテ・デル・モンド」しらかわホール
   「チェロ2台によるティータイムコンサート第1回」1619ギャラリー
07月「世紀末転換期パリを彩った教授たち 」ティアラこうとう
   「マーラー交響曲第8番」愛知県芸術劇場
   「藤江博子ピアノトリオ」しらかわホール
09月「名古屋フィルハーモニー第394回定期演奏会」
   「Gift of SMAP」
   「N響メンバーのよる室内楽 in TAJIMI」
   「シンフォニカフォレスタ第2回定期演奏会」
10月「チェロ2台によるティータイムコンサート第2回」1619ギャラリー
11月「EGC第10回コンサート」カメリアホール
   「藤村実穂子リサイタル」しらかわホール
12月「Melodies of Crystal 演奏会」練馬文化センター

映画(23本)
02月「キツツキと雨」ミリオン座
   「荒川アンダーザブリッジ」ミッドランドシネマ
03月「ブリューゲルの動く絵」シネマテーク
   「生きてるものはいないのか」センチュリーシネマ
   「タンタンと私」シネマテーク
04月「ニーチェの馬」シネマテーク
   「Pina/ピナ・バウシュ踊り続けるいのち」109シネマ
   「ピナ・バウシュ 夢の教室」ミリオン座
05月「アーティスト」ミリオン座
   「ル・アーブルの靴みがき」シネマテーク
   「魔弾の射手」シネマテーク
   「テルマエ・ロマエ」有楽町シャンテ
   「宇宙兄弟」ピカデリー
06月「ミッドナイト・イン・パリ」ミッドランドシネマ
   「ファウスト」シネマテーク
07月「グスコーブドリの伝説」ミッドランドシネマ
   「少年は残酷な弓を射る」ミリオン座
08月「Vieginia ヴァージニア」センチュリーシネマ
09月「踊る大捜査線 THE FAINAL」ミッドランドシネマ
   「夢売るふたり」ミッドランドシネマ
11月「冬のカナリアたち」ピカデリー
   「危険なメソッド」ミリオン座
12月「ファースト・ポジション-夢に向かって踊れ!」名演小劇場
ベスト3(見た順番)
「キツツキと雨」
「ニーチェの馬」
「ピナ・バウシュ 夢の教室」

展覧会(26回-いくつか落としているかも…)
01月「没後100年歌川国芳展‐前半」森アーツギャラリー」
   「フェルメールからのラブレター展」bunkamura
   「没後100年歌川国芳展‐後半」森アーツギャラリー
03月「高畑早苗展」日本橋ギャラリートモス
04月「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」bunkamura
05月「大友克洋GENGA展」アーツ千代田3331
   「セザンヌ パリとプロヴァンス」新国立美術館
   「ユベール・ロベール 時間の庭」西洋美術館
06月「アンリ・シダネル展」損保ジャパン
07月「中谷宇吉郎 雪の科学館」
   「バーン=ジョーンズ 展 装飾と象徴」三菱一号館
   「ベルリン国立美術館展‐学べるヨーロッパ美術の400年」西洋美術館
   「マウリッツハイス美術館展-オランダ・フランドル絵画の至宝」東京都美術館
08月「ボストン美術館 日本美術の至宝展‐前半」名古屋ボストン美術館
   「村山知義の宇宙-すべての僕が沸騰する」世田谷美術館
09月「レーピン展 国立トレチャコフ美術館美術館所蔵」bunkamura
   「ドビュッシー、音楽と美術」ブリジストン美術館
   「ジェームズ・アンソール-写実と幻想の系譜」損保ジャパン
10月「オープンスペース2012」オペラシティ
   「お伽草子-この国は物語であふれている」サントリー美術館
   「生誕100年 守屋多々志の世界」大垣市
11月「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」新国立美術館
   「「巨匠たちの英国水彩画展」bunkamura
   「ボストン美術館 日本美術の至宝展-後半」名古屋ボストン美術館
12月「ジョルジュ・ルオー I♡CIRCOS」汐留パナソニックギャラリー
   「手の痕跡」西洋美術館
ベスト3(見た順番)
「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」
「ドビュッシー、音楽と美術」
「お伽草子-この国は物語であふれている」


舞台の数は、「例年通り」かな…と思います。
コンサートは、シリーズチケットを一つ止めたので減ったのでは??
映画は、行きはじめると結構行くのですが、足が止まるとぱったり行かなくなります。
展覧会は、上京時に足を運ぶため、かなりの数になりました。