ゲキ×シネ「髑髏城の七人」
やっぱり何度も再演される作品というのは、作者が登場人物それぞれに「愛」を持っているんだということを感じました。ちょっとした脇役の人々にも、それぞれ人生が有り、人間としても奥行きがある。そしてそういう人々の上に、主役の人々の「一歩前に進む姿」が浮き立ってくる。この構造が素晴らしいと思いました。
劇団時代、どの役者にも「何か」を感じて演じて欲しいと願った作者・演出の想いが、今でも伝わります。 さすが劇団☆新感線を彩る作品です。最近の「主役はゲストという新作」は、なんとなく脇役が図式的に感じられ、物語の奥行きが…というのは言いすぎかしら??
舞台の時も思いましたが、ジャンプ漫画を臆面もなく表現し、カッコイイおはなしになっているのは、なんだかとても嬉しいです。あのシルエットは、ホント、綺麗で、「よ~し」と気持ちになりました。
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