2017年9月30日土曜日

本:『細雪』谷崎潤一郎

『細雪』
谷崎が好きというわけではなく、何を読んだかと考えると、『細雪』となってしまう(高校時代、『春琴抄』も読んだけどね)。エンターテイメントとして、とても面白い。早くページを捲らねばと思ってしまう。
映画の「細雪」も好き。幸子が「本家に行く」と言いながら箪笥を開けて着替えるのが、実家の母や祖母たちの世代を彷彿とさせていておかしかったし、TVでの何度目かの放送時に「吉兆から仕出しを取る」と本家の婿さんが叫ぶシーンは、ちょうどその「船場吉兆」がワイドショーで話題になっていたときだったので、思わず「えーっ」となりました。大阪の文化の崩壊を描いている作品と言われますが、まさに「崩壊」したわけで…。
こういう「一つの文化が爛熟し失われていく姿」が好きなんだと思います。チェーホフが好きなのも同じ理由でしょうね。
谷崎の朗読(『刺青』)を聞きに行ったので谷崎について書きました。




2017年9月28日木曜日

風景:徳島のコーヒータイム 9月27日(水)午後

徳島のコーヒータイム
所用で徳島へ。
帰りのバスの待ち時間、ネットで調べた珈琲店へ。ゆったりコーヒータイムを楽しみました。


2017年9月24日日曜日

コンサート:「名古屋フィルハーモニー第449回定演」 9月9日(土)16:00~

ストラヴィンスキー:夜鳴きうぐいすの歌
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
ペルト:フラトレス
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容

藤倉大の新作を聞きたかったのですが、指揮者が来日は可能となり、曲目変更。ペルトのフラトレスは好きな曲なのでOKですが、やっぱり藤倉が聞きたい!来年おくりでしょうか?


風景:カズラ 9月21日(木)朝

カズラ
東京で、よく傍を通るフェンスにあるカズラ。去年は花だけだったと思うのですが、今年は、花の咲いている株と、実ばかりになっている株がありました。でも、まだ実は緑色。赤くなるのは11月に入ってからでしょうか。



歌舞伎:「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部 歌舞伎座 9月20日(水)16:30~

「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部
ひらかな盛衰記
再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)

8月に続き歌舞伎座へ。
「ひらかな~」は前に一度見ていましたが、遠見の演出が前とは違っていて面白かったです。時代物らしい重厚な芝居。
「さいかい~」は、初めて。「桜姫」も見ていないので、ちゃんとわかるかしらとちょっと心配でしたが、歌舞伎は、読むより見ればわかるつくりなんですよね。
奴の立ち回りが華やかで素敵。 そして、ちょっとおどろおどろしい最後は、これも歌舞伎らしくていいですよね。




展覧会:「江戸の琳派芸術」 出光美術館 9月20日(午後)

「江戸の琳派芸術」
夕方までの時間、」東京駅近くの展覧会を探していたら、この展覧会がありました。
江戸琳派はお気に入りなので嬉しいです。
やっぱり人物より花や虫等、風景画が江戸琳派らしい。繊細な季節の花々も美しいですが、会場最後の方の大胆に省略された屏風絵もすてき。
江戸琳派を堪能しました。


風景:富士山 9月20日(水)午前

富士山
新幹線に乗った時は曇っていたのでお目にかかれないと思っていた富士山。うっすらと拝見することが出来ました。



2017年9月18日月曜日

本:『悦ちゃん』獅子文六(ちくま文庫) 9月17日(月)

『悦ちゃん』
TVドラマが始まって、獅子文六のユーモア小説を昔読んだことを思い出し、図書館で借りました。
ドラマよりシニカルな展開なのですが、語り口の面白さで、ずんずん読めました。脚注を入れれば、中学生なら楽しんで読めます。
以前より、なぜ子どもの本・物語として図書館等で紹介される本が「翻訳もの」ばかりなのかが疑問でした。特に、古典といわれる作品は、ほとんどが英米文学なのです。どうして??
昨年必要があって『秘密の花園』を読み返したのですが、「これって階級社会そのもだし、植民地主義だよねぇ…」と思ってしまいました。もっと顕著なのは、最近ではあまり紹介されませんが『クオレ』。この本はイタリアが統一されたことを祝う(?)ために書かれた物語で、月に一度の先生のおはなし-有名なマルコの話もその一つ-は、ほとんどが「自己犠牲」の物語。中でも、私自身子どものころ大変好きだった「ロンバルディアの少年斥候」なんて、もろに「国家のために尽くしましょう」の話。
こういう外国の物語を紹介しているのに、かつて日本で書かれた少年・少女向きの物語って、現在まったく無視されているわけで…。
もちろん外国のものでもケストナーやリンドグレーンのものは、素敵だし、今の日本の子どもに読んでもらいたい価値があると思いますけど…。
「日本の文学」をもっと大事にして欲しいとも思うわけです。


本:『散歩する侵略者』前川知大(メディアファクトリ-) 9月16日(日)

『散歩する侵略者』前川知大
11月にイキウメの舞台を見るので…というより、WOWOWのドラマ宣伝に惹かれて借りました。
面白い小説です。SFということになるのでしょうが、最後はSFを超えた何かを感じました。
結構辻褄が合わないと感じるところもあるのですが-題名の「散歩」というのどかさと「侵略」という怖さの対比も-、その世界に取り込まれると心がざわつき出し、ミステリーより文学と感じました。11月が楽しみですし、映画も見たいかも!です。


映画:「銀魂」 ミッドランドスクエアシネマ1 9月13日(水)16:00~

「銀魂」
うっかりしている間に、上演が終了しそう…。慌てて出かけました。
原作漫画全く知らない…ので大丈夫かと思いましたが、パロディ部分は結構解ったりして、楽しい2時間でした。でも、映画館でたら「すっきり忘れる」ですよね。
でも、そういう映画も大事です!

映画:「君の膵臓をたべたい」 ミッドランドスクエアシネマ2 9月11日(月)11:35~

「君の膵臓をたべたい」
原作本は、図書館ですんごい予約数で、一応予約をかけましたが、途中で他の本の予約の必要もあり、予約削除。というわけで、どんな物語かは知らずに鑑賞。
いわゆる「泣ける話」です。図書館がキーポイント-それも昔懐かしい検索カード-になっているのが嬉しい!かな。主人公の名前にちなむ「桜」の美しさも素敵ですね。



2017年9月7日木曜日

本:『月の満ち欠け』佐藤正午(岩波書店) 9月6日(水)読了

『月の満ち欠け』
新聞書評を読んですぐ予約をかけたのですが、3か月かかりました。直木賞受賞後、さらに予約が殺到していますし、受賞発表前の岩波書店の「図書」後書が面白かった!-受賞後の9月号の後書も-。岩波書店初の直木賞作品とのこと。
読みだしたら半日もかからず読了。そうですよね、これは2時間位の間に語られたことなんですから。
読み終わってまず連想したのは「八百比丘尼」。美し物語というより、一種の執念を感じました。ここで語られる以上の前世もあるんじゃないか…とかね。瑠璃・玻璃という美しい響きに似つかわしくない女のように思うのは、私の偏向でしょうか。
佐藤正午の作品は『身の上話』以来。あれも語りが上手いお話でしたが、これも、語り口のうまさを感じました。

本:『血脈』佐藤愛子(文春文庫)

『血脈上・中・下』『佐藤家の人々-血脈と私』
以前から気になっていた本。すんごく長いのと、図書館で一気に借りことが案外難しいのでそのままになっていたのですが、新聞に佐藤愛子のインタビュー記事が連載になったので、頑張って読んでみることにしました。まず『佐藤家の人々~』を読み、そこに載っている系図や年表を片手に呼んでいきました。
佐藤家の人々は有名ですから概略は知っていましたが、しんどい家系です。「荒ぶる血」と書かれていますが、確かに「荒蝦夷」の末裔なのかもしれません。
やはり魅力的なのはサトーハチロー。親戚にいたら大変ですが、知り合いの知り合い位ならとても楽しいかも?






舞台:「プレイヤー」 森ノ宮ピロティホール 9月4日(月)14:00~

「プレイヤー」
森ノ宮まで出かけました。8月東京に遠征したのですから、その時コクーン行けば…よかったのですが、チケットゲットの時期等、どうしてか大阪に行くことになったのです。
入れ子状態の話ですが、ちょっと難しいというか、つじつまが合わないところもあるような…きがしました。設定自体は面白いと思ったんですけど。
次の藤原君は埼玉の「アテネ~」ですね。こちらのチケットはとれるかしら?


2017年9月3日日曜日

展覧会:岩瀬文庫 9月2日(土)午後

岩瀬文庫
岩瀬文庫に行ってきました。そしてあの「雀の小藤太」の絵巻を直に手に取ることが出来ました!やった!!!!
貴重な資料を手に取ることができる岩瀬文庫にまた来館したいものです。


風景:抹茶とお菓子 西尾 9月2日(土)

「抹茶とお菓子」
西尾に行きました。抹茶ミュージアム見学で、抹茶とお菓子を楽しみました!お菓子はどれもおいしかったですが、真ん中のクランチチョコが気に入りました。でも、この暑さでは…帰るまでに溶けそうに思え、購入は断念しました…。残念!


舞台:「ワーニ伯父さん」 新国立劇場小ホール 8月31日(木)18:30

「ワーニャ伯父さん」
有楽町から初台へ。劇場前のベンチで雨が上がった暮れ行く空を見ていたら、なんだか気持ちが落ち着きました。
チェーホフは好き。あの「決断がつかない人々」や「ゆっくりと朽ちていく時の流れ」が好き。暮れそうで暮れない、時の止まった様な北の国の儚い白夜を想起させるからでしょうか。
今回の「ワーニャ伯父さん」は、テキスト的には人間関係がちょっと説明不足のところもあると思うのですが-どうしてソーニャが亡くなった母の実家で暮らしているのか、ワーニャ伯父さん以外年齢がはっきりしなので、エレーナっていくつ?とか-、やっぱり最後のセリフに込められた哀しみ・思いはぐっときます。
ところで、会場のお花にこんなのが!なんだか、嬉しい!!


舞台:「ヤングフランケンシュタイン」 東京国際フォーラム 8月31日(木)13:30~

「ヤングフランケンシュタイン」
この舞台の観劇は1回限り。楽しい作品ですが、ちょっとコントっぽいところがくどいと感じるときも…。やっぱりストレートプレイの方が好きなのかしら?
でもミュージカルに慣れている方ってやっぱりすごいですね。宝塚や四季の底力を思いました。ダンスにしろ、歌にしろ、日ごろの訓練がものをいう。アスリートと一緒です。


風景:東京国際フォーラム 8月31日(木)昼

1Fスペースから
東京国際フォーラム
東京は結構涼しいというか、小雨…でした。国際フォーラムは久しぶり。
こんなところだったかしら?と思ってしまいました。
ホールスロビーから