2014年10月22日水曜日

映画:「悪童日記」 名演小劇場 10月16日(木)15:20~

「悪童日記」
これは不思議な映画でした。物語を伝えるとしたら、多分「第二次世界大戦下での悲惨なサバイバル」ということになるのでしょうが、出てくる人々は、人間としての感情をあまり感じさせないのです。主人公の双子は勿論、祖母も村の人々も感情が無い。悪意らしきものは感じますが深みが無い。積極的な感情が無いのです。勿論善意や愛情なんてものはほとんどない。まるっきりの不条理劇なのです。でも、そこがとても面白いと思いました。
原作者クリストフは、ハンガリーからスイスに逃れ、そこでフランス語を学び、50歳を過ぎてからこの作品を出版した由。パリの大手出版社3社に原稿を送り2社からは断られたとのこと。
早速原作を読みましたが、これが面白い。レトリックの国フランスで出版を断れたのも納得です。多分、とても奇妙なフランス語なんだと思うのです。そして、そこが新しかったのです。
ということで、続編も読みたい!
「魔女」と呼ばれる祖母

「双子」っていうのは文学的にはとても面白い扱いになります。
「半神」しかり「図書室の魔法」しかり…。
二人なのか、一人なのか…、自分なのか他人なのか…。
現実の双子たちはどう感じているのでしょう。




映画:「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」 名演小劇場 10月16日(木)13:25~


「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」
ピーター・ブルックと言えば、伝説の演出家ですが、さいたまで観た「魔笛」はとても面白かったです。 これは、彼のワークショップのドキュメンタリー映画。
身体表現が主で、出てくるのはプロの役者さんのなのですが、苦戦することもしばしば。 表情ではなく、言葉ではなく、身体で表現することは意外に難しいようです。でも、最後皆で繋がっての表現は暖かく未来を感じさせるものでした。


舞台:「小指の思い出」 東京芸術劇場プレイハウス 10月9日(木)14:00~

「小指の思い出」
ビデオでしか見たことのない「小指の思い出」。小説「当たり屋ケンちゃん」で読んだ「小指の思い出」。それを舞台で観ることになりました。
その思い入れの強さが…まずかったかな…と。遊眠社の舞台を期待してはいけないことは頭ではよ~く判っていたのです。でも、期待しちゃうよね。
終演後、まず頭に浮かんだのは「高校演劇」。これは同時観劇の友人も同じことを思ったそうで…。多分「セリフを叫ぶ」という点がそう感じた原因のようです。遊眠社も結構「叫ぶ」が多かったと思うですが、それとはまた違う印象を受けました。また、「音楽と台詞、どっちを聴けば良いの??」状態になり、セリフに集中できなかったことで注意散漫になり物語世界に集中できなかったのです。もっとセリフを聞かせて欲しいと思ってしましました。
一緒の観劇した息子は、「もっと肉体を感じさせて欲しい」とのこと。芝居には演じる人間の肉体の躍動・その肉体に宿る魂を感じたいとのこと。成程ね。
舞台装置の面白さは感じたのです。また、ナマ演奏はとても上手かった-上手いゆえにBGMにはなりえない-。その組合せの中から、物語が中々立ち上がって来ず、「ノイズ」が心に残りました。



展覧会:「横山光輝生誕80周年記念展」 東京芸術劇場5Fギャラリー2 10月9日8木913:00~

「横山光輝生誕80周年記念展」
我が家では「三国志」が揃っていますが、個人的に好きなのは「伊賀の影丸」です。そして生活を彩ったのは「鉄人28号」。他にも「サリーちゃん」とかね。原画を拝見しましたが、とっても綺麗。
最近漫画家の展覧会が多くありますが、昭和を代表する漫画家の原画を観ることが出来るのは嬉しいです。
多くの方々に日が当たりますように!




オリエントカフェ 昼食 10月9日

オリエントカフェ
東洋文庫に併設のオリエントカフェにて昼食。
小岩井農場の素材を使ったお店ですが、なんと、開店時にはほぼ満席!
娘は「ザビエルセット」‐ポークソテー-、友人と私は「マルコポーロセット」のランチをいただきました。次に来る時は文庫ランチ「マリーアントワネット」に挑戦したい!


展覧会:「岩崎コレクション~孔子から浮世絵まで~」 東洋文庫 10月9日(木)午前

東洋文庫
一度行ってみたい所、東洋文庫に漸く行くことが出来ました。
駒込駅より徒歩10分弱。思ったより立派な建物でちょっとびっくり。そして内部の「モリソン書庫」は理想の書斎です!

今ミュージアムでの展示は「岩崎コレクション」。春画を含む浮世絵の美しさにもびっくり。雲母摺「江戸百景」は、まるで今摺られたかのような 鮮やかさ。訪れる人も少なく、ひっそりとした佇まいがすてきな文庫です。


 

舞台:「ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~」 新国立劇場小ホール 10月8日(水)19:00~

「ブレス・オブ・ライフ」
いかにもイギリス的な舞台装置がカッコイイ。書架が大きいので、初めこちらの住人が作家なのかと思いました(どうやら美術館お勤めのよう)。
ちょっと時代背景が判りづらいので二人の価値観を把握することが難しいと感じました-多分昼に芝居が年代をはっきり打ち出した作品だったので、気になったのかもしれません-。所謂「怒れる若者」世代ということが途中でわかります。
窓の外の光が灯台の灯りらしいので読んだことはありませんがヴァージニア・ウルフの『灯台へ』を思い出しました。



舞台:「炎 アサンディ」 世田谷トラム 10月8日(水)14:00~

「炎 アサンディ」
これは集中力が要求される作品でした。現代の中東の歴史・社会の抱える問題をあつかっているようで、ギリシャ悲劇「オイディプス」風の展開も重なるしで、疲れてしましました。
視覚的な演出は綺麗で良かったのですが、以前より欧米の若者の怒りの表現が苦手なので-児童文学などでもあからさまな“いじめ”や怒鳴り散らす表現が苦手-、疲れが増したように思います。上演時間3時間15分。



展覧会:「印象派のふるさと ノルマンディー展」 損保ジャパン日本興亜美術館 10月8日(水)午前

「印象派のふるさと ノルマンディー展」
午後の観劇の前に、ちょっと一休み。新宿の展覧会に行きました。この秋話題になったヴァロットンの作品もありましたが、静かな風景画が多く、心が休まりました。
 本日のお買い上げは、ポール・ユエ「トゥツーヴィルの海岸の夕日」。

ポール・ユエ「トゥルーヴィルの海岸の夕日」





舞台:「ジュリアス・シーザー」 さいたま芸術劇場 10月7日(火)18:30~

「ジュリアス・シーザー」
彩の国シュエクスピア・シリーズのアンケートに「藤原竜也のブルータス、小栗旬のアントニーで“ジュリアス・シーザー”を」と何度か書いたことがあります。
その「ジュリアス・シーザー」の初日に行きました。
阿部さんはブルータスにふさわしい「良い人」。藤原アントニーは…?アントニーはもっとアイドル的な魅力を振りまく人の方が「ニン」では?と思った次第です。
でも、初日ですから、変化していることでしょう。前楽に行く友人にその変化を聞かなくっちゃ!!


かつら文庫 10月7日午後

荻窪のかつら文庫訪問
朝ドラで村岡花子さんが有名になりましたが、日本の児童文学を語るうえで、やっぱり石井桃子さんを外すわけには参りません。
今年よりかつら文庫が見学可能となりましたので、友人と伺ってきました。
外回りの写真を撮ったつもりが…。
まぁ、またお伺いすることがありそうなので、その時のお楽しみにしておきます。