2014年10月22日水曜日

映画:「悪童日記」 名演小劇場 10月16日(木)15:20~

「悪童日記」
これは不思議な映画でした。物語を伝えるとしたら、多分「第二次世界大戦下での悲惨なサバイバル」ということになるのでしょうが、出てくる人々は、人間としての感情をあまり感じさせないのです。主人公の双子は勿論、祖母も村の人々も感情が無い。悪意らしきものは感じますが深みが無い。積極的な感情が無いのです。勿論善意や愛情なんてものはほとんどない。まるっきりの不条理劇なのです。でも、そこがとても面白いと思いました。
原作者クリストフは、ハンガリーからスイスに逃れ、そこでフランス語を学び、50歳を過ぎてからこの作品を出版した由。パリの大手出版社3社に原稿を送り2社からは断られたとのこと。
早速原作を読みましたが、これが面白い。レトリックの国フランスで出版を断れたのも納得です。多分、とても奇妙なフランス語なんだと思うのです。そして、そこが新しかったのです。
ということで、続編も読みたい!
「魔女」と呼ばれる祖母

「双子」っていうのは文学的にはとても面白い扱いになります。
「半神」しかり「図書室の魔法」しかり…。
二人なのか、一人なのか…、自分なのか他人なのか…。
現実の双子たちはどう感じているのでしょう。




映画:「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」 名演小劇場 10月16日(木)13:25~


「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」
ピーター・ブルックと言えば、伝説の演出家ですが、さいたまで観た「魔笛」はとても面白かったです。 これは、彼のワークショップのドキュメンタリー映画。
身体表現が主で、出てくるのはプロの役者さんのなのですが、苦戦することもしばしば。 表情ではなく、言葉ではなく、身体で表現することは意外に難しいようです。でも、最後皆で繋がっての表現は暖かく未来を感じさせるものでした。


舞台:「小指の思い出」 東京芸術劇場プレイハウス 10月9日(木)14:00~

「小指の思い出」
ビデオでしか見たことのない「小指の思い出」。小説「当たり屋ケンちゃん」で読んだ「小指の思い出」。それを舞台で観ることになりました。
その思い入れの強さが…まずかったかな…と。遊眠社の舞台を期待してはいけないことは頭ではよ~く判っていたのです。でも、期待しちゃうよね。
終演後、まず頭に浮かんだのは「高校演劇」。これは同時観劇の友人も同じことを思ったそうで…。多分「セリフを叫ぶ」という点がそう感じた原因のようです。遊眠社も結構「叫ぶ」が多かったと思うですが、それとはまた違う印象を受けました。また、「音楽と台詞、どっちを聴けば良いの??」状態になり、セリフに集中できなかったことで注意散漫になり物語世界に集中できなかったのです。もっとセリフを聞かせて欲しいと思ってしましました。
一緒の観劇した息子は、「もっと肉体を感じさせて欲しい」とのこと。芝居には演じる人間の肉体の躍動・その肉体に宿る魂を感じたいとのこと。成程ね。
舞台装置の面白さは感じたのです。また、ナマ演奏はとても上手かった-上手いゆえにBGMにはなりえない-。その組合せの中から、物語が中々立ち上がって来ず、「ノイズ」が心に残りました。



展覧会:「横山光輝生誕80周年記念展」 東京芸術劇場5Fギャラリー2 10月9日8木913:00~

「横山光輝生誕80周年記念展」
我が家では「三国志」が揃っていますが、個人的に好きなのは「伊賀の影丸」です。そして生活を彩ったのは「鉄人28号」。他にも「サリーちゃん」とかね。原画を拝見しましたが、とっても綺麗。
最近漫画家の展覧会が多くありますが、昭和を代表する漫画家の原画を観ることが出来るのは嬉しいです。
多くの方々に日が当たりますように!




オリエントカフェ 昼食 10月9日

オリエントカフェ
東洋文庫に併設のオリエントカフェにて昼食。
小岩井農場の素材を使ったお店ですが、なんと、開店時にはほぼ満席!
娘は「ザビエルセット」‐ポークソテー-、友人と私は「マルコポーロセット」のランチをいただきました。次に来る時は文庫ランチ「マリーアントワネット」に挑戦したい!


展覧会:「岩崎コレクション~孔子から浮世絵まで~」 東洋文庫 10月9日(木)午前

東洋文庫
一度行ってみたい所、東洋文庫に漸く行くことが出来ました。
駒込駅より徒歩10分弱。思ったより立派な建物でちょっとびっくり。そして内部の「モリソン書庫」は理想の書斎です!

今ミュージアムでの展示は「岩崎コレクション」。春画を含む浮世絵の美しさにもびっくり。雲母摺「江戸百景」は、まるで今摺られたかのような 鮮やかさ。訪れる人も少なく、ひっそりとした佇まいがすてきな文庫です。


 

舞台:「ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~」 新国立劇場小ホール 10月8日(水)19:00~

「ブレス・オブ・ライフ」
いかにもイギリス的な舞台装置がカッコイイ。書架が大きいので、初めこちらの住人が作家なのかと思いました(どうやら美術館お勤めのよう)。
ちょっと時代背景が判りづらいので二人の価値観を把握することが難しいと感じました-多分昼に芝居が年代をはっきり打ち出した作品だったので、気になったのかもしれません-。所謂「怒れる若者」世代ということが途中でわかります。
窓の外の光が灯台の灯りらしいので読んだことはありませんがヴァージニア・ウルフの『灯台へ』を思い出しました。



舞台:「炎 アサンディ」 世田谷トラム 10月8日(水)14:00~

「炎 アサンディ」
これは集中力が要求される作品でした。現代の中東の歴史・社会の抱える問題をあつかっているようで、ギリシャ悲劇「オイディプス」風の展開も重なるしで、疲れてしましました。
視覚的な演出は綺麗で良かったのですが、以前より欧米の若者の怒りの表現が苦手なので-児童文学などでもあからさまな“いじめ”や怒鳴り散らす表現が苦手-、疲れが増したように思います。上演時間3時間15分。



展覧会:「印象派のふるさと ノルマンディー展」 損保ジャパン日本興亜美術館 10月8日(水)午前

「印象派のふるさと ノルマンディー展」
午後の観劇の前に、ちょっと一休み。新宿の展覧会に行きました。この秋話題になったヴァロットンの作品もありましたが、静かな風景画が多く、心が休まりました。
 本日のお買い上げは、ポール・ユエ「トゥツーヴィルの海岸の夕日」。

ポール・ユエ「トゥルーヴィルの海岸の夕日」





舞台:「ジュリアス・シーザー」 さいたま芸術劇場 10月7日(火)18:30~

「ジュリアス・シーザー」
彩の国シュエクスピア・シリーズのアンケートに「藤原竜也のブルータス、小栗旬のアントニーで“ジュリアス・シーザー”を」と何度か書いたことがあります。
その「ジュリアス・シーザー」の初日に行きました。
阿部さんはブルータスにふさわしい「良い人」。藤原アントニーは…?アントニーはもっとアイドル的な魅力を振りまく人の方が「ニン」では?と思った次第です。
でも、初日ですから、変化していることでしょう。前楽に行く友人にその変化を聞かなくっちゃ!!


かつら文庫 10月7日午後

荻窪のかつら文庫訪問
朝ドラで村岡花子さんが有名になりましたが、日本の児童文学を語るうえで、やっぱり石井桃子さんを外すわけには参りません。
今年よりかつら文庫が見学可能となりましたので、友人と伺ってきました。
外回りの写真を撮ったつもりが…。
まぁ、またお伺いすることがありそうなので、その時のお楽しみにしておきます。


2014年9月29日月曜日

おはなし:「一足の靴」-『木曜日はおそびの日』(グリパリ作)岩波少年文庫

「一足の靴」
『木曜日はあそびの日』の収録されているおはなし。ムフタール街に住んでいる作家が、近所の子どもたちが登場する短編を書いた…という体裁の短編集。どの話もちょっと可笑しいファンタジーなのですが、「一足の靴」はけっこうしみじみする話。子どもより大人が好きなお話です。
覚えてから何年も経っていますが、子どもの前で語ったことはありません。今回も大人の前で。読み言葉になっている単語を、耳で聴いて判る単語に置き換えてみたのですが、できれば、原本に当たって-フランス語でしょうね、多分-、それで良いか確かめたいものです。


映画:「ルパン三世」 ピカデリー 9月25日(木)11:25~

「ルパン三世」2回目



このばかばかしいノリが楽しい。


展覧会:「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画展」 ヤマザキマザック美術館 9月19日(土)午後

「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画展」
邸宅内部を彩った大型絵画の展示が興味深かったです。こういう装飾を依頼する人がいたんですね。でも、依頼主の死去の後、絵画はバラバラに…。なんだか悲しいですが、建物の保存はコレクションの保存より難しいのでしょう。
アンディ・ウォーホールの所蔵していたマグリット作品も展示されていました。

マグリット「幕の宮殿」



展覧会:「オルセー美術館展」 国立新美術館 9月12日(金)午後

「オルセー美術館展」
これはまず、混んでいました・・・。予想していたけど、判っていたけど、「混んでるぞ!」でした。
日本では印象派は一番人気です!!
 本日の「お買い上げ」はモネの「かささぎ」です。

モネ「かささぎ」



展覧会:「進化するだまし絵-だまし絵Ⅱ」 bunkamuraザ・ミュージアム 9月9日(火)夕方

「進化するだまし絵-だまし絵Ⅱ」
これは名古屋にも来るので、ここで観る必要は無かったのですが、帰りの新幹線まで時間が有ったので鑑賞。
アルチンボルトや古典のトロンプルイユ作品は昔から知っているせいかそれほどとは思わない。やはり、コンテンポラリー作品が楽しい。
あ、マグリットの「白紙委任状の森」を見られたのは嬉しかったかも!





舞台:「火のようにさみしい姉がいて」 コクーン 9月9日(火)14:00~

「火のようにさみしい姉がいて」
かなり難しい作品でした。「タンゴ-冬の終わりに」 と似たような設定なのですが、あれほどの悲劇性を感じることができない作りです。ところどころコメディになるのですが、それって???と思ってしまいました。
私自身北陸の生まれで、あの土着的な感性に囲まれていたので、もっと違う表現が有るのでは?と思ってしまうのです。もっと儚い存在、夢にしか現れない雪ん子、大地に根ざした変わらない母なるもの、来ないように思われる春を希求する閉ざされた思い…とかね。
それにしても、宮沢りえってスタイル良いですよね。




展覧会:「ヴァロットン展」 9月9日(火)午前 三菱一号美術館

「ヴァロットン展」
これはかなり迷った展覧会。TVで散々見た…気になってしまっていたので…でも、観に行って正解でした。
何とも言えない「自己陶酔」と「迷い」を感じる作風で、やはり版画が素晴らしいです。三菱一号館美術館で新所蔵したとのこと。また、何度かお目にかかれることでしょう。


映画:「ルパン三世」 ピカデリー 9月8日(月)12:50~

「ルパン三世」1回目
アニメ「ルパン三世」のファンなので、実写化はちょっと心配してたのですが、 楽しめました!
 「虚構の世界のリアリティ」があって、そこが楽しい。ワンショットワンショットが決まっていて、「ちょっと?」と考える時間が無い所が良い。
日本人キャストも楽しかったのですが、外国人キャストも嵌っていて良かったです。特に悪役三人組が魅力的でした。こういう映画は「敵役」が良くないとね。
細部をチェックするためにもう一度見ても良いかも。



映画:「365日のシンプルライフ」 シネマシコーレ 9月8日(月)10:15~11:40

「365日のシンプルライフ」
新聞評を読んで観に行きました。月曜日なのに、結構席が埋まっていました。
出だしこそ「深刻社会派ドキュメンタリ」なのですが、途中からは結構笑えます。そのいい加減さというか、ちょっと脱力なところが楽しかったです。「捨てる」という事では、「大いなる沈黙」にも通じるところが有るのですが、この映画は一つ一つ世俗を身に着けていくわけで、最初こそ色々考えるし、「モノ」をじっくり吟味すするわけですが、だんだん普通の生活になっていくわけで…。「のど元過ぎれば…」という言葉が頭に浮かんだりもしました。
でも、今時の青春モノとして楽しい!こういう展開は興味深いですね。



2014年8月26日火曜日

本:西のはて年代記Ⅰ~Ⅲ『ギフト』「ヴォイス』『パワー上・下』(河出文庫)

西のはて年代記Ⅰ~Ⅲ
図書館で単行本を発見したのは結構前。文庫になったのも数年前。この夏の観劇の移動中の読書ということで、ようやく全4冊の文庫を読破しました。
『ギフト』
これは、さらさら読めました。少年の内面を描いた作品で、ドラマはありますが、少年の目・思いを通して描かれるので、調節的というより薄い紗の幕越しにドラマを感じていきます。どこかせつなく遠い出来事として俯瞰して感じる作品でした。
『ヴォイス』
この作品では、人より場所が印象に残ります。現実にあるようで人の心の中にあるような場所。
『ゲド絵戦記』でも第2部は主人公が女性でやはり場所がとても意味がありました。
『パワー』
このが一番冒険ものというか、めまぐるしく展開する物語です。漂泊する魂が行きつくところが静かな学問の場所というのが寓意的です。

ル=グインの作品は好きでかなり読んでいますが、SFに分類される作品でも所謂ハードSFではなく、観念的な作品がほとんどです。図書館という言葉にふさわしい作品群なので、大衆的な魅力はあまりないかも…。でもたくさんに人に読んで欲しいですし、物語のうちに秘められた思想を感じ取り、ずっと考え続けていきたいと思います。

このシリーズ、単行本の表紙は有元利夫の絵なんです。文庫になったら…残念!


コンサート:「フォーレとは何者か?」 宗次ホール 8月16日(土)13:30~

大人の音楽学校3時間目 フォーレとは何者か?」
プログラム
ラシーヌの雅歌 作品11(ピアノ五重奏)
子守歌 作品16(ヴァイオリンとピアノ)
エレジー 作品14(チェロとピアノ)
ピアノ五重奏第2番ハ短調 作品115
アンコール 夢のあとに (チェロとピアノ)



映画:「大いなる沈黙へ」 名演小劇場 8月14日(木)10:10~

「大いなる沈黙へ」
新聞でこの映画評を読んで、これは行かねば!と思いました。しかし、その後上演時間が2時間49分というのを知って、ちょっと「う~ん」になりましたが、決意を持って出かけました。
10時前に着いたのに、この入場者数…びっくり。さらにドンドン人が増える…開演時には満席?びっくり!!!
個人的にはとても興味をそそられる映画でした。ただただ修道士に生活を映しとっているだけなのですが、自然の移ろいと日々の祈り、中世以来の戒律を守っていながら時折感じる現代の生活、それらが絵画のように迫ってきました。
ナレーションの代わりに挿入される聖書のくだりは、色々なことを想起させます。 ひっそりとした中にとても「生きる」ということを強く感じたのは何故でしょうか。
大学の時、哲学の先生が「シャルトリューズ」というお酒を教えてくれました。薄い緑色のリキュールで、「修道院で作られているお酒」とのことでした。今回舞台になっている修道院で作られていたようです。
後日、近くのショッピングセンター内のペットショップで「シャルトルー」の子猫を発見。28万円というお値段、可愛いですけど、修道院とペットショップという組み回せは、色々考えますよね。


まるでフェルメールの絵画

修道院の回廊はとても好き!

舞台:「妥協点P」 うりんこ劇場 8月10日(日)15:00~

「妥協点P」
柴幸男さんの作品という事で観劇。
台風到来の日。昼過ぎのバスで劇場近くまで行き、ファミレスで昼食。窓の外のザザ降りを眺めながら時間をつぶし、開場時間に劇場へ。
それでも開演時間には結構な人が来場。皆さん熱心です!
結構ウザい設定で初めはちょっと引いたのですが、途中からは面白く観ることができました。 柴作品らしい「軽さ」とか繰り返しの持つ微妙なずれのたわみとかがあまり感じられなかったのは、うりんこ劇団が持つ「正統性」のせいかしら?でも、久しぶりのうりんこ劇場は、懐かしくまた訪れたいと思うところです。そして、柴さんの作品は、また追いかけて行きたいと思いました。
帰りは雨も上がり、ゆっくり歩いて帰りました。台風通過の後、強い風に押されながらの歩きは、道行く人影もなく、なんだか浮遊感の有る柴作品の中に入ったようでした。




舞台:「カッコーの巣の上で」 兵庫県立芸術文化センター中ホール 8月9日(土)18:00~

「カッコーの巣の上で」 兵庫県立芸術文化センター(6回目)
一度兵庫県立芸術文化センターに行ってみたいという理由(?)で今回の観劇を計画しました。台風接近中なので、早めに家を出て在来線で大阪へ。JRを2回乗り換えて3時間かかりました。梅田地下をぶらぶら、本屋さんをぶらぶら。阪急で西宮北口に向かいました。駅から直結のデッキを抜けての施設ですが、広々とした作りで良いですね(豊橋の穂の国もほぼ同じ作りですが、駅からちょっと判り難いのが…です)。こういう公共施設があるってやっぱり「文化」を感じます。
「カッコー」はこれが見納め。最後の感想は「受難」と「ミソジニー」

でした。




コンサート:「ピアノ音楽の不朽の名作~バロック時代からロマン派まで~」 宗次ホール 8月8日(金911:30~

「ピアノ音楽の不朽の名作~バロック時代からロマン派まで~」
ピアノって、やっぱり楽器の王様ですよね。豊かな音色が素敵でした。


コンサート:「名曲五重奏の調べ」 宗次ホール 8月6日(水)11:30~

「名曲五重奏の調べ」
ドヴォルジャークのピアノ五重奏第1楽章が素敵でした。
また色々な曲を聞きたいです。

舞台:「カッコーの巣の上で」 東京芸術劇場プレイハウス 8月3日(日)13:00~

「カッコーの巣の上で」東京楽日 5回目
東京楽日に伺いました。会場後ろの方での観劇になりましたが、舞台全体を観ることができて、物語をよく理解できたようにお思います。複数回の観劇の場合、いろいろなポジションで観ることができると、多角的に把握することができるのでとても嬉しいです。

東京ミッドタウン「ゴジラ」 8月3日(日)朝

ミッドタウン「ゴジラ」
朝、ミッドタウンに行きました。サントリー美術館で買いたいものがあったのですが、なんと、展覧会が変わったので売っていない…シクシク。急いているわけでも、なんとしてもというわけではないので、また関連の展覧会の折まで待ちましょう。
というわけでぶらぶらしていたら、「ゴジラ」発見。今年の夏映画はゴジラ???


舞台:「十二夜」(オックスフォード大学演劇協会) 東京芸術劇場シアターイースト 8月2日(土)18:00~

「十二夜」(オックスフォード大学演劇協会)
OUDSを観るのは2回目。日程が合えばもっと観たいといつも思っています。
今回の「十二夜」はオペラを取り入れた演出。多分、歌える役者と音楽の演出が出来る人がいるからなのでしょう。開幕前の「気象情報」(だと思う)の放送が面白いと思いました(嵐の予感が漂うではありませんか)。
幕切れのフィステの歌が、なんだか切なかったですが、そこも面白かったです。
またチャンスが有れば観て行きたいです。


舞台:「カッコーの巣の上で」 東京芸術劇場プレイハウス 8月2日(土)13:00~

「カッコーの巣の上で」
4回目



2014年7月31日木曜日

舞台:「太陽2068」 コクーン 7月25日(金)14:00~

「太陽2068」
事前に、2011年上演されたDVDを友人に借りて観ました。観終わっての最初に頭に浮かんだのは「ポーの一族」。また、劇団上演ということで、あてがきなのかなという印象も持ちました。
今回、書き直したということなので、どうなっているのか???
前段が入り、途中も入り、物語としてとても「判り易く」なっていました。でも、これだけ「説明」する必要はあるのかしら?観客を信頼しても良いのでは?と思うところも多々感じました。
とても良かったのは、主人公二人が同世代と感じられたこと。多少分別臭くても、多少やんちゃな幼さがあっても、同じ空気の中に生きる若者として揺れ動く気持ちを対等に語り合っているということが、物語の主軸をぶらすことなく伝えてくれたように思います。そして、これがいわゆる「萌えポイント」になってます!エンタメになってます!最後のシーン、ラテンでずるいよねぇ、ハリウッド映画か少女マンガじゃありませんか!
周りの大人達は良かったです。一番感動したのは六平さん。子を思う親の気持ちは、やはり涙を誘います。
一緒に観劇した娘も連想したのは「ポーの一族」だった由。「アランは一族に加わらずエドガーと一緒に旅立ったんだ」と思ったそうです。

今回が初めての観劇?と思われる方も多くて、場面ごとに小声でため息や感想を漏らす方が結構いました-ご家庭でのTV視聴じゃないので、思ったことをすぐ声に出すのは芝居では×だよね-。でも、この舞台を観ることでナマの芝居が好きになって、舞台を見てくださる方が増えれば…と思います。帰りの新幹線、通路の反対側に坐った二人連れの方が、「太陽」のパンフを広げていらっやいました。関西まで帰られえるようでした。これからも色々な舞台に遠征してね!とエールを送りたいです!





舞台:「母に欲す」 パルコ劇場 7月24日(木)19:00~

「母に欲す」
三浦大輔の芝居は「裏切りの街」以来。パルコという箱にはぴったりの内容・演出。
しかし、第1幕は結構辛かった…物語が進まない言うか、このペースでいくとなると、こちらの集中力が…と思ってしまいました。でも2幕目は結構すらすら話が進んだので、良かったぁ!
でも、物語は共感する点が少なくて…この芝居は「男目線」ですよね…。女性は結構「はぁ…それで?」となってしまうように思えました。取っ組み合いをするところや、歌は結構好きだったので、また機会があれば三浦作品は観ると思います。


舞台:「カッコーの巣の上で」 東京芸術劇場プレイハウス 7月24日14:00~

「カッコーの巣の上で」3回目



舞台:「白石加代子の百物語 第32夜 ファイナル」 ウィンクあいちホール 7月21日17:00~

「白石加代子 百物語ファイナル」
三島由紀夫「橋づくし」
泉鏡花「天守物語」

ついについにファイナル。お知らせが来たと同時にチケットゲットでしたよ!
最近はいつも8分くらいの入りだったのですが、さすがファイナルほぼ満席でした。名古屋は、岩波ホールと相模大野グリーンホールと並んで「全夜上演」の地だそうで、長年のファンの方も大勢いらっしゃるのでしょう。
三島の「橋づくし」は知らない作品だったので、あわてて「あらすじ」を調べましたが、これがとっても良かったです。三島の日本語の美しさ、そして橋をイメージした装置と演出。情緒と文学の素敵なコラボでした。
鏡花「天守物語」は、きっと上演なさりたかったんだだろうと思います。個人的には、玉三郎のを30数年前、そして数年前に拝見したことがあります。特に30年前の八十助とのものは、玉三郎との出会いの舞台だったので、その夢幻的な美しさに圧倒されたことを覚えています。だからというわけではないのですが…です。

今後「特別編」の上演をなさるとのこと。「阿部定調書」をナマで聞きたいかな… 。その他、聞き逃している作品も多いので、是非、特別編、やって下さい!!!


舞台:「おとこたち」(ハイバイ) 長久手文化の家風のホール 7月20日14:00~

「おとこたち」ハイバイ
ハイバイの舞台は2回目。1回目は七つ寺だったせいもありますが、狭い空間にぴったりはまりこんだ芝居という感じがしました。そしてそこが魅力的だった。今回は、小ホールとはいえ、ステージをとても広く取ったという印象。映像も使った結構大きめの作りでした。
装置の高さを利用した演出は面白かったです。ただ、時間の流れに「時代」を感じることができなかったので、中途半端な感じが…。先月観たB級遊撃隊「ぬけがら」は、「時代の中の私・あなた」 を感じることができ、そこに物語のリアリティと表現の非リアリティ=舞台でしか表現できないリアリティを感じ、とても面白かったのです。提起している問題は切実ですし、結構日常的なのに、なんとも判り難さを感じてしまい、私の中に入り込んできませんでした。
でもまた観に行くことでしょう。名古屋で上演してね。

ところで、ハイバイ公演では「飲み物はOKです。でも、飴の包み紙を開けるときのあのジワジワしたパリパリは絶対やめてください。出すなら思いっ来てバリっと一気にお願いします」という前口上、あれは必ずあるのかしら?とてもまっとうな意見であり、 コンサート会場でも気になる「騒音」問題です。「前かがみになるな」という事前放送は、最近よくありますけど、そのうち、事前の放送や注意事項がどんどん増えていくのかしら?今までで「エ??」と思った事前注意は、名鉄ホールでの「レジ袋は音がしますので、取扱いにご注意ください」-デパートの買い物帰りかぁ?それとも配られたお弁当の扱いかぁ?-というものと、某フィルハーモニーの定期演奏会での「開演中の私語はおやめください」-長年の会員さん同士の御挨拶??会員の高齢化による聞きづらさのせい?-というものです。

帰りのリニモで意外な有名人発見-名古屋では珍しい- 。好きな女優さんなのでお姿を拝見できて嬉しかったけど、どうして名古屋で観劇?この芝居、13日まで池袋で上演してたよね?家族旅行だったのでしょうか???次は舞台を拝見せねば!



2014年7月14日月曜日

舞台:「カッコーの巣の上で」 東京芸術劇場プレイハウス 7月9日(水)14:00~

「カッコーの巣の上で」2回目




展覧会:「徒然草 美術で楽しむ古典文学」 サントリー美術館 7月9日午前

「徒然草 美術で楽しむ古典文学」
サントリー美術館の新しい所蔵品である海北友雪筆「徒然草絵巻20巻」が一挙の展示されている展覧会です。他にも、絵巻、屏風、冊子になっている徒然草が多数紹介されています。
最近絵巻の面白さに目覚めたので、この展覧会もじっくり拝見しました。
そして、「徒然草」という古典の魅力をあらためて感じました。現代でも「都会のインテリ」にとって、徒然草という作品は、共感する点が多くあると思います(結構嫌味なところも含めて、いろんな意味で…)。もう一度、じっくり読み返したいものです。




舞台:「カッコーの巣の上で」 東京芸術劇場プレイハウス 7月8日(火)19:00~

「カッコーの巣の上で」1回目