風景：露草

露草

植物図鑑的には「ツユクサ」の方が良いのかもしれませんが、やっぱり「露草」と書く方がしっくりきます。午前開いた花は、正午を過ぎると萎む…儚い一日花です。でも目に染みる青は涼やかで美しいです。

本：『生きるとか死ぬとか父親とか』ジェーン・スー（新潮社）

『生きるとか死ぬとか父親とか』ジェーン・スー（新潮社）

TVドラマを観て原作を読みたくなりました。ほぼほぼ原作通りのドラマだったね。そこにちょっとびっくり。そして作者のきっぱりとした物言いは、清々しいく痛々しい。ご自分の状態を「限界家族」とおっしゃっているそうですが、どこか晩秋を連想するのは－ハッとする冷え込みやほっとする小春日和や－、そのあたりでしょうか。「家族」って色々な意味で考えさせられます。

本：『閉経記』伊藤比呂美（中公文庫）

『閉経記』伊藤比呂美（中公文庫）

伊藤比呂美さんの言葉は伝わるというか、身に沁みます。自分ではちょっと…と思って口に出せないことを代弁してくれます。この著作の目次に並ぶ「俳句」はさすが詩人です。

展覧会：「びじゅチューン！EXPO～ときめき立体ミュージアム～」松坂屋美術館 ７月１４日（水）午前

「びじゅチューン！EXPO」

Eテレの番組「びじゅチューン！」が立体となって展覧会。これは行かねばならない！！！うん、楽しい！作品につつまれていつ感じです。そして、お祭りのようなキッチュ感が素敵。ファインアートをじっくり鑑賞するのも良いですが、世界の名作を自分に引き付けてワクワク楽しむことも大切ですよね！DVDが欲しいですが…結構なお値段なので…シクシク。

風景：雷雲

雷雲

西に広がる夕焼けの反対側、東の空に浮かぶ雲は、時にピカッと光を放っていました。写真には撮れませんでしたけど…。

風景：夕焼け

夕焼け

昨日の夕焼け。

舞台：「フェイクスピア」東京芸術劇場プレイハウス ６月３０日（水）１４：００～

「フェイクスピア」

野田地図公演。とてもとても引き込まれました。かつての作風と言えば良いのでしょうか。溢れるイメージの混沌の海を渡り切ったところで感じる切ない思いが心を身体を包み込みました。また出会いたい、そう感じながら「直行直帰」。私たちはどこに着地するのだろう…。