2018年1月28日日曜日

本:『ギケイキ:千年の流転』町田康(河出書房新社)1月25日(木)読了

『ギケイキ:千年の流転』
これは面白かったです。なんといっても現代事情に通じた義経自身が自分の来歴を自分史のように書いているというスタイルがいい、読み易い。おまけに義経はパンク?というか不良少年。弁慶も高級チンピラ。そのほかの登場人物もみ~んないい加減なひとばっかり。腰帯の「平家、マジでいってこます」というのが、痛快冒険小説みたいで楽しい。
もともとの「義経記」を知らなのですが、この「ギケイキ」途中までだよね。ぜひぜひ、頼朝さんも出して、後白河法皇も出して、面白展開して欲しい。


展覧会:「谷川俊太郎展」東京オペラシティアートギャラリー 1月24日(水)夕方

「谷川俊太郎展」
三島であった「谷川俊太郎展」には行けなかった!今回は満を持して(?)、足を運びました。
最初の映像・音作品が面白い。「詩」は、やはり声にだして読まなきゃね。
あとの展示作品も、細かく見ていくと中々興味深い。40年以上前からの「谷川ファン」ですが、日本には、私のような「谷川ファン」は大勢いるのです。そこが谷川俊太郎のすごいところかな。



舞台:「アンチごーヌ」 1月24日(水)14:00~ 新国立劇場 小ホール

「アンチゴーヌ」
 十字路の形の舞台。小ホールの濃密な空間が、この物語の緊張感を強く感じさせました。
アヌイの芝居は、フランスらしい言葉の芝居。紡がれる言葉が様々なイメージを描き出す。ギリシャ悲劇が20世紀の混沌とした世界と重なる。頑ななまでの強い気持ちを持つ主人公アンチゴーヌに蒼井優はぴったり。
こういうお芝居は割と好き。また機会があったらこの手のお芝居を観たいです。
ところで「ひばり」でも、「編み物」が出て来ました。「編む」というキィーワードがもつ意味は?

展覧会:「ルドルフ2世の驚異の世界展」 Bunkamuraザ・ミュージアム 1月24日(水)午前

「ルドルフ2世の驚異の世界展」
昨年のアルチンボルド展に引き続き、ルドルフ2世です。この時代に、すでに「博物学」なんですよね。究極の「オタク」でしょうか。お花の絵が好きだったんですが、絵葉書が無い…悲しい…。
撮影スポットは凝ってました!

舞台:「壽初春大歌舞伎 昼の部・夜の部」 1月23日(火)11:00~、16:30~

壽初春大歌舞伎
昼の部
箱根山霊験誓仇討
七福神
菅原伝授手習鑑-車引 寺子屋
高麗屋三代襲名披露公演。昼の部でいいなぁと思ったのは「車引」。歌舞伎らしい華やかな演目ですよね。菅原伝授は好きな演目なので、また、通しで全部見たい!
 夜の部
双蝶々曲輪日記
口上
勧進帳
相生獅子 三人形
夜の部は、皆さんお目当ては「勧進帳」。私も、花道がしっかり見える席-でも安い席ーを確保しました。何年か前にも「勧進帳」は見ているのですが、その時は途中眠くなって…。今回はしっかり鑑賞。これから何回見るかしら??
襲名ということで、幕がいつもと違います。こういう箱に入っているらしい。




風景:富士山 1月23日(火)午前

富士山
このところ天候不順なので…と思っていたのですが、富士川手前から見えました、富士山!でも、見る見るうちに雲がかかり、駅の次のトンネルに入るころにはほとんど見えなくなってしまいました。冬の富士山は綺麗、また2月に!


2018年1月17日水曜日

本:『坂の途中の家』角田光代(朝日新聞出版) 1月17日(水)読了

『坂の途中の家』
 角田光代の作品はいくつか読んでいます。ストーリーテラーとしてとても上手い作家さんです。色々考えながら読めます。この作品もぐいぐい読み進められ、主人公の気持ちに読者の気持ちが重なっていきます(特に女性はそうだと思う)。
でも、読後感は…結構苦いというか、振り回された読者は苦しい思いが強く残るかも。多分、それも狙いなんだと思います。主人公と同じく、考えることの大切さを読者も考えるべきというかね…そんな気持ちになりました。
『八日目の蝉』や『紙の月』のようにドラマや映画になるでしょう。きっと。その時の登場人物は一体だれが????
タイトルの「坂の途中』というのは上手いです。坂を上るのか、坂を下るのか、どちらを選ぶにしろ、道は ずっと続いていくんですよね。

本:『アルタッドに捧ぐ』金子薫(河出書房新社) 1月13日(土)読了

『アルタッドに捧ぐ』
作者のデビュー作なのかな?昨年末読んだ『双子は驢馬に跨って』『鳥打ちも夜更けには』と、書かれた順番をさかのぼって読んだのですが、どの作品も好きです。空想と現実が入り混じった場所の設定や、不条理な展開なのにあっさりした結末(いや、それなりに重い結末?)が多分性に合っているのだと思います。
こういう作品は日本では人気が出ないとも思うのですが、これから書いてください。お願いします。


2018年1月14日日曜日

コンサート:ゴンチチ 新春生音三昧2018」しらかわホール 1月8日(月・祝)17:00~

「ゴンチチ 新春生音三昧」
ゴンチチも結成40周年とか。関西ではとっても有名です。中島らものエッセイにも登場します。ゴンチチのCDは結構持ってます!TVから流れてくる音楽で、「お、これはゴンチチ?」とすぐ判ることも。でも曲名は…ですけどね。

コンサートに初めて行ったのは、名古屋能楽堂の演奏会でした。ずいぶん前になります。
新年は用事が重なり中々行けなかったのですが、数年ぶりに、今回はパートナーと一緒。この手のコンサートにはめったに足を運ばないパートナーですが、終わってみるとかなり気に入った様子。また来年も足を運ぼうかな。

展覧会:「メナード美術館 30のテーマⅡ期 前期」メナード美術館 1月11日(木)午後

「メナード美術館 30のテーマⅡ期 前期」
メナード美術館所蔵品展のⅡ期前半に行ってきました。お目当ては、葛飾応為の「夜桜美人図」。素敵です。なんとも言えない美しさ。うっとり眺めました。平日の午後、独り占めです!
葛飾応為「夜桜美人図」
冬晴、陽射しを浴びた美術館前のケヤキとクスノキの落葉姿も素敵。

冬晴の美術館前



展覧会:「鈴木春信 浮世絵名品展」 名古屋ボストン美術館 1月10日(水」)午後

「鈴木春信 浮世絵名品展」
初春にふさわしい(?)展覧会へ。って、会期が迫っているので慌てて出かけました。
浮世絵が一般庶民のものになる前の時代の作品というか、かなり古典・漢籍の教養のある人たちの間でやり取りされた作品ばかり。ひゃー、百人一首は知ってますが、三十六歌仙となると…です。確かに以前の江戸時代の作品を扱った展覧会でも、屏風等の調度品も、こういう文学を扱ったものがたくさんありました。
見立絵ややつし絵って、判ればとても楽しいものですが-現代のパロディもそう-、判らないと何が何やらです。古典を勉強しましょう!
絵としては、摺りの見事さ・美しさを強く感じます。から刷り、決め出しが繊細です。こういう技巧的な摺りをじっくり楽しむことが出来ました。



2018年1月2日火曜日

風景:年末年始のご馳走 2017年12月~2018年1月

年末年始のご馳走
お食事メニュー
強肴
毎年年末は、家族でどこかで食事会をします。2年続けて中華だったので、今年は日本料理にしました。
ちびちゃんもいるので個室。ゆったりおしゃべりを楽しみながら昼食しました。

おせち料理
基本、お正月用の料理はしません。多分、長らく「帰省」していたせいでしょう。所謂「おせち料理」はデパートで用意!
和風
洋風
お子様用
今年は人数が多かったので3箱-でも一般的な基準では少ない?-。お赤飯を炊き、小型のお餅のお雑煮-私の雑煮は、お餅と青味だけ?-をお吸い物代わりにして昼食会。お酒が無いのは「飲めない人」ばかりの集団だから?