2018年1月28日日曜日

本:『ギケイキ:千年の流転』町田康(河出書房新社)1月25日(木)読了

『ギケイキ:千年の流転』
これは面白かったです。なんといっても現代事情に通じた義経自身が自分の来歴を自分史のように書いているというスタイルがいい、読み易い。おまけに義経はパンク?というか不良少年。弁慶も高級チンピラ。そのほかの登場人物もみ~んないい加減なひとばっかり。腰帯の「平家、マジでいってこます」というのが、痛快冒険小説みたいで楽しい。
もともとの「義経記」を知らなのですが、この「ギケイキ」途中までだよね。ぜひぜひ、頼朝さんも出して、後白河法皇も出して、面白展開して欲しい。


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