2018年1月14日日曜日

展覧会:「鈴木春信 浮世絵名品展」 名古屋ボストン美術館 1月10日(水」)午後

「鈴木春信 浮世絵名品展」
初春にふさわしい(?)展覧会へ。って、会期が迫っているので慌てて出かけました。
浮世絵が一般庶民のものになる前の時代の作品というか、かなり古典・漢籍の教養のある人たちの間でやり取りされた作品ばかり。ひゃー、百人一首は知ってますが、三十六歌仙となると…です。確かに以前の江戸時代の作品を扱った展覧会でも、屏風等の調度品も、こういう文学を扱ったものがたくさんありました。
見立絵ややつし絵って、判ればとても楽しいものですが-現代のパロディもそう-、判らないと何が何やらです。古典を勉強しましょう!
絵としては、摺りの見事さ・美しさを強く感じます。から刷り、決め出しが繊細です。こういう技巧的な摺りをじっくり楽しむことが出来ました。



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