2017年9月3日日曜日

舞台:「ワーニ伯父さん」 新国立劇場小ホール 8月31日(木)18:30

「ワーニャ伯父さん」
有楽町から初台へ。劇場前のベンチで雨が上がった暮れ行く空を見ていたら、なんだか気持ちが落ち着きました。
チェーホフは好き。あの「決断がつかない人々」や「ゆっくりと朽ちていく時の流れ」が好き。暮れそうで暮れない、時の止まった様な北の国の儚い白夜を想起させるからでしょうか。
今回の「ワーニャ伯父さん」は、テキスト的には人間関係がちょっと説明不足のところもあると思うのですが-どうしてソーニャが亡くなった母の実家で暮らしているのか、ワーニャ伯父さん以外年齢がはっきりしなので、エレーナっていくつ?とか-、やっぱり最後のセリフに込められた哀しみ・思いはぐっときます。
ところで、会場のお花にこんなのが!なんだか、嬉しい!!


0 件のコメント:

コメントを投稿