2010年10月10日日曜日
展覧会「青島三郎展」旧平櫛平櫛田中邸
「青島三郎展」旧平櫛田中邸
岐阜県立美術館でチラシを見て、色に魅かれたので寄りました。
会場は谷中の旧平櫛田中の邸。大正時代に建てられたアトリエ兼邸宅。
雨の中伺ったのですが、何とも言えない風情が有り、アトリエに無造作に展示されている絵も座敷に飾られた絵も、しっとりとした空気の中でその存在を密やかに主張していました。
きちんとした美術館で効果的に展示されている絵とか違い、絵は生きているんだと感じさせてくれます。
庭園美術館で観た有元利夫の絵画もそうでしたが、どこに展示されるかも作品にとって大きな要素になるようです。
年月を経た日本家屋の中に展示されたコンテンポラリー作品。時の流れの中に生きる「人」を感じました。
作品の中で好きだったのは、チラシにもなっている「預言者」という作品。この作品は、2階の座敷の飾り棚の上の鴨居にかけられていたのですが、あたかもご先祖様の写真がかけてあるようで、そのさりげなさも好きでした。
「hirosima」「nagsaki」もインパクトが有りました。
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