『翼竜館の宝石商人』高野史緒(講談社)
17世紀アムステルダムを舞台にしたミステリー。鍵を握るのはレンブラントの絵。舞台設定はバッチリです。
でもなんだか重厚感が足りないというか、ティトゥスのことは気に入ってるらしいけど現代の男の子という感じが…。脇役の人々は結構魅力的ですけど。
それしても最後の最後の出てくるレンブラントは、やっぱり天才画家ですよね。個人的には大大ファンですのでー自画像が好き-、モチーフ・鍵としても絵画の魅力は伝わります。
『翼竜館の宝石商人』高野史緒(講談社)
17世紀アムステルダムを舞台にしたミステリー。鍵を握るのはレンブラントの絵。舞台設定はバッチリです。
でもなんだか重厚感が足りないというか、ティトゥスのことは気に入ってるらしいけど現代の男の子という感じが…。脇役の人々は結構魅力的ですけど。
それしても最後の最後の出てくるレンブラントは、やっぱり天才画家ですよね。個人的には大大ファンですのでー自画像が好き-、モチーフ・鍵としても絵画の魅力は伝わります。
『ツタよ、ツタ」大島真寿美(実業之日本社)
新たな名前を持つことで運命を変える女。実在の人物をモデルとしているそうですが、時代に翻弄される人生とは?と思ってしまいました。
この作者の特性なのですが、どこか遠くから眺める視点が紗を通しているようで、美しくそして現実味を感じさせない「物語世界」を思わせます。