2024年9月30日月曜日
展覧会:「田中一村 奄美の光 魂の絵画」東京都美術館 9月26日(木)午前
「田中一村展」
これは混みそうだと思ったら、やはり開館前に100人近くが並びました。ゴッホ的というか、奄美で染色の仕事をしてお金をためて、朽ちそうな家で絵画に没頭したした無名の画家…というTV的取り上げ方が興味をそそるというか、人々を動かしているように思います。今回の展覧会では少年時代の作品から晩年の作品までとても多くの作品が展示されています。若いころの南画的作品は「上手い」いんですよね。歳をへて、作風が変わるところが面白いと思いました。また、同じ構図で書かれた絵が何点か展示されているのですが、「良い構図」と「平凡な構図」があり、絵画の力点がわかります。そこも面白かったです。人生の到達点で描いた奄美の風景はやはり独特の境地で、これが「田中一村」と思いました。
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