「アーティスト」
1日は「映画の日」ということで、映画館のはしご。まずはアカデミー賞受賞作品「アーティスト」から。
モノクロ映画は目が疲れないので好きなんですが、この映画も柔らかなグレーの色が魅力的。なんでもカラーで撮ってからモノクロにしたとか。数年前「モノクロをカラーに」ということが流行りましたが、表現というのは、情報量が多ければ良いという訳じゃない。「無いもの」をこちらが想像で補うことで作品として完成していくんですよね。
ストーリー自体は結構見え見えの展開のですが、登場する人達の表情、さりげない音楽、それらが泣きのストーリーを盛り上げます。「映画への愛」というより、「愛すべき人達による人間愛にあふれる物語」と思いました。
様々な名画がちりばめられているらしいですが、「フォレスト・ガンプ」の時より発見できなかったのは、映画に疎いせいか、はたまた時代のせいか…?
主演の俳優さんはショーン・コネリーに似ていると思ったら「007」のパロディ映画にも出ている方らしい。
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