2012年6月20日水曜日
映画:「ファウスト」 シネマテーク 6月18日(月)12:30~
「ファウスト」
ヴェネチア映画祭:金獅子賞受賞作品とのこと。予告編がとても興味深かったので、平日にも関わらず行きました。ほ~、普通の値段の日なのに結構は人…さすが映画ファンの集う映画館だけのことはあります。
画像はとても凝っていて面白い。そして悪魔の描き方が面白い。でも、中々話が進まないというか、ドラマが見えてこない。一つにはキリスト教の罪に意識を持たない日本人にはなじめない世界観だということがあるように思います。また、主人公のファウスト博士という人の良く判らないというか、「この人は“マッドサイエンティスト” なのか、“赤ひげ”なのか、はたまた単なる“凡人”なのか??」という判断が付きにくいので、感情移入しにくい。高利貸し(悪魔)の方が理解しやすい人物なのです。そのあたりの迷いが面白いところでもあるのですが、こちらはそれは整理できない。
監督はロシアの方らしいですが、ロシアってやっぱり「罪と罰」の世界なのかしら????と思った次第です。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿