「レオナルド・ダ・ヴィンチ展天才の肖像」
ミラノ・アンブロージアナ図書館絵画館所蔵「音楽家の肖像」と「アトランティコ手稿」を中心とした特別展。
レオナルドの描く女性たちは個性とともにどこか神秘的な魅力にあふれていますが、唯一の男性肖像画であるこの作品は、神秘性よりリアルを感じました。「アトランティコ手稿」は、いかにも「手稿」にふさわしい書き込みが面白い。ちょっとした素描が抜群の上手さ。
会期も中盤のせいか、土曜日午前、思ったより空いていました。
「夏目漱石の美術展」
こちらは漱石の作品を美術でたどるという趣旨の展覧会。これは思ったより混んでいて、漱石人気の高さを実感。
漱石が留学中に見たであろう西洋絵画、そして同時代のラファエロ前派の絵画は結構面白いです。また、この展覧会の為に描かれた「絵画」も面白い。
漱石自身の絵画・書も展示されていますが、岩波書店がこんなに持っているなんて…びっくり(まぁ、漱石全集を出版していますけど)。
展示の数が多いので、これから行かれる方が時間の余裕持ってください。
ところで、漱石がロンドンで聴いたであろう音楽のコンサートっていうのも是非、聴いてみたいものです。
「ロンドン塔幽閉の王子」ジョン・エヴァレット・ミレイ |
「人魚」ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス |
「ガダラの豚」…思い出すのは中島らもの作品…。そうです、元々の出典は聖書でした。
「ガダラの豚の奇跡」ブリトン・リヴィエアー |
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