「わかったさんのクッキー」
チェルフィッチュの岡田利規が、ファミリープログラムのお芝居を作った(!)ということで、観に行きました。
円形劇場の作りになっており、子ども席も上手に作られていて、カラフルな装置や衣装が眼を惹きましたが、「わかったさんのクッキーを始めます」というチェルフィッチュらしい開幕の言葉。どういう展開になるのかと思いきや…、いわゆるチェルフィッチュの芝居ではなく、どちらかというと、おはなしを会場の観客に説明していくというスタイルの芝居-柴幸男風?-でした。最後は、「遊びたい?遊びたいよね、いいよ、遊んで」ということで、子ども達が装置に使われたで自由に遊んでいました。
岡田も「子ども」ということを意識したのかな?それとも「原作」を意識したのか?
最後のクッキー作りの所はちょっと眠くなってしまいましたが、これは午前中から活動していた私が悪かったのかも…です。
会場ロビーのプロジェクションも興味深いもので、チェルフィッチュの芝居は初めて観た時から「美術館系」と思っていたのですが、どんどんそうなっていくようです。金沢の21世紀美術館でもこのプロジェクションが公開されていたような…気がします。
チェルフィッチュのオリジナル作品-ものすごく集中力を必要としますけど-もまた観たいです。
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