「団地」
ロードショー時に見に行きたかった作品。なんとなく見逃していました。三越友の会の無料チケットは、毎年手に入れるのですが、いつも上映している映画に興味が持てず使っていませんでした。今回は、頑張っていきました!
これは面白い。笑いの要素に絡めて、人間の色々な側面を感じさせてくれます。哀しい設定なのに、暖かい。可笑しい言動なのに「あるある」と思う。
「噂のコインロッカーや」という台詞が印象に残りますが、個人的にとても好きだったシーンは、スーパーの裏口で、主人公が縞模様の袖を相手に「いらっしゃいませ、細かいお金はお持ちですか…」とレジのマニュアルと自分の気持ちを繰り返し練習するところ。これだけで場面を成立させる藤山直美という女優の素晴らしさに感嘆です。脇で登場する役者さん達もそれぞれ楽しい!また見たいと思わせる作品です。
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