2020年4月17日金曜日

本:『エベレストには登らない』角幡唯介(小学館) 4月読了

『エベレストには登らない』角幡唯介(小学館)
角幡雄介の本は読むことにしています(でも図書館で借りて…ですが)。
これは雑誌掲載をまとめたものだそうで、「類話」は他の本でも読んだような気がします。それ自体は構わないのですが、もう少し「自省的」を期待していたかも…です。
今まで読んだ中では処女作の『空白の5マイル』が一番ドキドキしましたが、客観的視点で書かれた『漂流』が一番「自省的」で面白かったように思います。 熱くないところが好きなのかもなので、最近の「熱い」角幡雄介作品はあまり好みじゃないのかも。
ところで、この本、掲載雑誌の性格でしょうが、挿絵のイラストがとても素敵。写真とは違う楽しさ、美しさを感じます。

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