2021年2月27日土曜日
風景:馬酔木 椿 リュウキンカ カラスノエンドウ
馬酔木 椿 リュウキンカ カラスノエンドウ
まだまだ冷え込みますが、陽射しが明るくなっています。庭の木にはいつの間にか花が咲いていますし、実家から貰ってきた草花はしっかり増えています。そして雑草と呼ばれる植物はとっても元気!
2021年2月25日木曜日
本:『花に舞う鬼』東芙美子(文藝春秋)『美男の血』東芙美子(角川文庫)
『花に舞う鬼』『美男の血』東芙美子(文藝春秋)(角川文庫)
『梨園の娘』前日譚、ということで読みました。『花~』に手を入れたのが『美男~』なので基本同じ物語です。『梨園~』に比べると、ちょっとしんどいかも…、サスペンスというかシリアスです。所謂内幕物として書きたかったのでしょうが、やっぱり笑い飛ばすような明るさが有る方が、読み手は楽しいですよね。
2021年2月22日月曜日
2021年2月17日水曜日
本:『梨園の娘』東芙美子(角川書店)
『梨園の娘』東芙美子(角川書店)
これはファンタジー。でも「ありそうなファンタジー」と思ってしまうのは、舞台になっているのが「梨園」だから?この人のモデルは〇〇?結構ミックスしてるよねぇ…と。読みながら楽しみました。他の作品も読んでみましょう!
本:『雲を紡ぐ』伊吹有喜(文藝春秋)
『雲を紡ぐ」伊吹有喜(文藝春秋)
出だしはちょっとしんどいかも…です。でも「手仕事」に没頭する様子はとても共感できます。腰帯には「分かり合えない母と娘」と書かれていますが、どっちかっていうと「父と娘」「父と息子」ではないかしら。ホームスパンという独特の布地が時を超えて風景を紡ぎ出す様子は美しいです。「子供と過ごす時間は案外、短い」という言葉の重さを実感する今日この頃です。
本:『夢の回想録-髙田賢三自伝』髙田賢三(日本経済新聞出版社)
『夢の回想録-髙田賢三自伝』髙田賢三(日本経済新聞出版社)
KENZOは大好きなブランドであり、髙田賢三は大好きなデザイナーでした。鮮やかな色彩、しなやかなフォルム、本書の205ページから212ペーのデザイン10選の写真は、芸術作品ですよね。昨年の彼の死に伴うNHKのTV番組もありましたが、日本は、この天才をもっと誇りに思い語って欲しい。そう思いました。
2021年2月11日木曜日
本:『カンパニー』伊吹有喜(新潮社)
『カンパニー』伊吹有喜(新潮社)
NHKのドラマの原作ということで読みました。ドラマよりダンサーの実態に近いと感じます。技術というのは、毎日の練習の賜物ですが、地味な基礎の積み重ねを省いて、ドラマではどうしてもドラマチックな「飛躍」に描いてしまうんですよね。原作ではその地味な積み重ねが伝わってくるのが良いと思います。「王者の才能」を語る姿は納得です(P335)。TVの方は、華麗なバレエが観ることができて、それはそれで嬉しい!
2021年2月5日金曜日
舞台:「てにあまる」刈谷市総合文化センター 1月27日(水)13:00~
「てにあまる」
ほんとうに久しぶりのお芝居です!昨年3月以来です!!ちょっとウキウキでしたが、お芝居の内容は…ウキウキとは程遠い…でした。実は1月にWOWOWで生放送されていたので「録画」はしたのですが、実際にお芝居を観るまでは封印していました。結構密度の高い内容、松井周らしい作品で、1時間40分しっかり見ました。客席が市松模様の配置のせいか、笑いが起こっても良いようなところでもシーンとしていたのが印象的でした。
2021年2月1日月曜日
本:『歌舞伎座の怪紳士』近藤史恵(徳間書店)『インフルエンス』近藤史恵(文藝春秋)
『歌舞伎座の怪紳士』近藤史恵(徳間書店)『インフルエンス』近藤史恵(文藝春秋)
この作者のビストロ・パ・マルを舞台とした『タルト・タタンの夢』「ヴァン・ショーをあなたに』は、数年前にとても楽しく読みました。ちょっとおしゃれな感じが好き。ということで読んだ2冊ですが、『インフルエンス』は暗くてあまり好みじゃなかったです。『歌舞伎座~』は、ビストロシリーズと似たテイストで、お芝居も色々絡んでくるのが楽しい。主人公にも共感できるというか、こういう地味な人生って大切に扱いたいですよね。ビストロシリーズも新作が出ているらしいので読みましょう!
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