2022年2月9日水曜日

本:『勘三郎の死』中村哲郎(中央公論社)

『勘三郎の死』中村哲郎(中央公論社)
関西の友人が教えてくれた本。中での興味深く読んだのは、昨年末亡くなられた吉右衛門さんとのことが書かれた部分でした。なるほどね、歌舞伎に対する二人の思い、アプローチの違い、お互い分かり合えないわけではないけれど歩み寄れない譲れない…。もう少し時間が有ったならばと思わずにはいられません。勘三郎と吉右衛門の舞台を拝見した身としては「無念」という気持ちになります。そして、残された人々は…やっぱり「無念」だろうな…。

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