2022年4月27日水曜日
本:『サクリファイス』『エデン』『サヴァイヴ』『キアズマ』『スティグマータ』近藤史恵(新潮社)
『サクリファイス』シリーズ
近藤史恵さんの作品では、「ビストロ・パ・マル」シリーズがお気にいりなのですが、『本の雑誌』での「スポーツ小説特集」で紹介された「サクリファイス」シリーズも、一気に読みました。ロードバイクに乗ったことはもちろんないですし、一時期よくテレビで紹介されいた自転車レースも最近はニュースにもなっていません。でもとても面白かったです。近藤さんらしいミステリー要素も楽しめますし、主人公がスーパースターじゃないところも良いなと思いました。ただ、専門用語が時にわかりずらいのが…難点かと思いますが、それでもぐいぐい読ませます。また、続きがあるなら読みたい!
2022年4月26日火曜日
風景:テントウムシ(幼虫・サナギ)
テントウムシ
散歩道の植え込みに、テントウムシの幼虫とサナギが。オレンジ色のと青っぽい紫のがありますが、オレンジ色に黒い星のと黒地にオレンジの星のとの、いわゆる「ナミテントウ」でしょうか?今日はちょっと蒸し暑い日。沢山見かけました。早く成虫になれ!そしてお日様に飛んでいけ!
2022年4月25日月曜日
2022年4月18日月曜日
本:『イケズな東京 150年の良い遺産、ダメな遺産』井上章一 青木淳(中公新書ラクレ)
『イケズな東京』井上章一 青木淳
井上さんには『京都ぎらい』という名著があります。京都に10年住んだ京都出身ではない私は、とても興味深く読ませていただきた記憶があります。そして今回「東京」ですよ!建築が主な話題ですが、これもとても興味深く読みました!色々お考えますよね。諸外国との「保存」に対する考え方も面白かったですが、最後の方、オンライン会議の評価は「そうです!」と思います。図書館のおはなし会等でも、オンライン読み聞かせが話題になったりするのですが、やっぱり対面とは決定的に違う。「失われる何か」が有ると思うのです。上手く説明できませんけど…。そのあたりも考えました。
2022年4月13日水曜日
本:『夢見鳥 』中村吉右衛門(日本経済新聞出版社)
『夢見鳥』中村吉右衛門(日本経済新聞出版社)
日経新聞に連載された中村吉右衛門さんの「私の履歴書」を単行本化し、さらに第三章として、当たり役のお芝居についてのインタビューがまとめられています。吉右衛門さんの来歴については、以前取り上げた2冊の文庫本とほぼ同じ内容なので、なんだかとっても身近に感じました。そして、付け加えられ第三章は、演じ手としての作品理解がよく判る内容になっています。役の捉え方、肚の持ち方…あ~そうなんだと思い、これを読んでから吉右衛門さんの舞台を拝見したかったと心から思いました。そして、孫の丑之助さんと盛綱陣屋を演じたい、喜寿で一度八十歳でまた弁慶を演じたい、という吉右衛門さんの願いが叶わなかったのは、とても残念です。志を繋いでいくためにも、観客として歌舞伎を応援したいと思っています。
2022年4月11日月曜日
2022年4月9日土曜日
本:『ムーンライト・イン』中島京子(KADOKAWA)
『ムーンライト・イン』中島京子(KADOKAWA)
中島京子さんの作品は好き。暖かいですし、所々ホッとする笑いがちりばめられている。この作品も、ちっとミステリー気味に始まりますが、登場人物たちのやりきれない立場に寄り添う暖かさがあります。NHKのドラマにしてね!
2022年4月2日土曜日
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