2022年7月28日木曜日
展覧会:「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」大阪市立美術館 7月27日(水)午後
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
ドレスデン国立古典絵画館所蔵の作品群です。このフェルメール作品は修復前のものを2005年に東京で見ました。その時は色合いのせいでしょうか、フェルメールというよりレンブラントの作品?という印象。隣にかかっていたフリードリヒの作品と比べるとかなり暗めだったのです。でも憂いを帯びた印象が素敵で好きな作品になりました。今回、修復されて、かなりい色が鮮やかになりました。そして質素というより豪華に近くなった印象。ところで、今回の展覧会では17世紀のオランダ絵画が多数展示されているのですが、順番に見ていくと、フェルメールが特別な画家ではなく、当時のオランダではこの手の作品が多く描かれており、画家たちは技術を競っていたことが判ります。毛織物の質感、絹の質感、ガラスの反射、何気ないポーズの中に見える寓意…。さぁ、次にブームになるのは誰?
大阪市立美術館は、建物自体が素敵。立地も公園の高台にあり、ゆったりとした雰囲気が素敵です。また訪れたい美術館です。
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