2023年4月17日月曜日

舞台:4月文楽公演「妹背山女庭訓」第1部 第2部 国立文楽劇場 4月13日(木)10:30~

「妹背山女庭訓」初段~三段目
この演目は、以前から見たかったもの。事件の発端を記す初段、展開となる二段目。そして物語の本筋ではないけれどとても有名な三段目。特にこの三段目は「山の段」として名高い場です。「日本版ロメオとジュリエット」と紹介されますが、今回感じたのは、日本的な家庭劇だということ。親子の情愛と武家の筋でしょうか。人形が美しく華やかに演じます。そして義太夫と三味線の響きが、その演劇的虚構の美しさに真実を与えます。江戸時代の人々が「涙」した所以を強く思いました。夏にはこれも有名な四段目が上演されます。見に来なくっちゃ!!

0 件のコメント:

コメントを投稿