2024年12月10日火曜日
本:『猛獣ども』井上荒野(春陽堂書店)
『猛獣ども』井上荒野(春陽堂書店)
中々面白かったです。「閑静な別荘地」を舞台にした人間模様なのですが、10年くらい前新聞で「別荘地に住むのは大変」という記事を読みました。まぁ、どこに住んでも近所との人間関係や価値観の違いに、お互い苦労するわけですが、「別荘地」では、一つの「夢」を持って移住する方々多いわけで、「仕方ない」では中々割り切れない苦労があるという記事でした。ということで、この小説に出てくる人々も「色々ある」わけです。「ども」という言葉が、登場人物たちの「有り様」をあらわしているのかな?これはぜひドラマ化してほしいですね。NHKBSでしょうか?
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