2013年2月16日土曜日

映画「二郎を鮨の夢を見る」 伏見ミリオン座 2月14日(木)13:40~

「二郎は鮨の夢を見る」
昼食後、伏見へ。これはドキュメンタリー映画。ドキュメンタリーといっても、作り手のフィクションというか、妄想というか、フィルターが必ずかかる。「直接私はその人を見る」という事とは違う。
この映画は、アメリカ人が作ったとのこと。アメリカ的サクセスストーリーの展開でもなく-それは、すでに「サクセス」しちゃってる人だから-、ヨーロッパ的皮肉でもなく、アジア的崇め奉りでもなく、淡々と描写されているので、観ているこちらに判断の裁量権が多くある映画でした。
個人的に一番面白いと思ったのは、「職人」の変化しない生活スタイル。毎日毎日のちょっとした積み上げが何か変化をもたらし、気が付けばある地点に到るということ。これって、忍耐なんですよね。その姿が伝わってきます。ただひたすら打ち込む。余計なことは考えず、ひたすら打ち込む。
これって言葉でいえば簡単だし、誰でも納得の事なんですが、でも、実行するのは難しいこと。
わが身を振り返り、なんと無駄の多い人生を歩んでいることか…反省です。

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