2016年5月15日日曜日

風景:一時代を築くということ

蜷川幸雄さんの訃報を知ったとき「一つの時代が終わったのかも」と思いました。この10年、蜷川さん演出の作品を多く見てきましたが、常に「現役」として何か新しいものを提示してくれることを期待しながら劇場へ足を運ぶことがもう観ることが出来ないのかと思うと「一つの時代が終わった」と思ったのです。
中でも「ヘンリー五世」を観ることが叶わなかったのはとても残念です。今の日本の状況を鑑みるに、蜷川さんが「戦争」をどうとらえるのか、観てみたかったです。
もっともっとたくさんの舞台を作りたかったであろう蜷川さん、残念だったことでしょう。空の上から多くの舞台を芝居を叱咤激励してくださいね。


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