「シン・ゴジラ」
7月に封切られた話題作。娘は5回も見た由-最後の1回は京都の映画館まで見に行ったとか-。満を持して(?)出かけました。
おお、これは面白いですね。今までの怪獣映画とは違って、「人間」が描かれています。これは、私達がこの20数年の間に、いくつもの未曾有の災害に遭遇したこと、そして様々な情報-良いことも悪いことも-がリアルタイムで多くの人々に共有される時代になったことと関係があると思います。
映像的にも中々面白かったですが、あの屋上の「偽装」は必要?ゴジラは「目標」を持って進んでいるわけでは無いような気が-台風の進路と同じような気が-するのですが…?
まぁ、パニック映画は、ハリウッドのものでも「突っ込みどころ」はたくさんあるわけで、映画館に居る間に矛盾を感じなければOKということで!
ところで結局、ゴジラって生物学的には何に分類されるのでしょうか?そのあたりの解明を含めて、続編を期待してます!
2016年9月29日木曜日
2016年9月18日日曜日
展覧会:「カリエール展」 損保ジャパン日本興亜美術館 9月14日(夕方)
「カリエール展」
ポンピドゥーに未練を残しつつ、でも出来れば静かな展覧会に行きたいと思い選んだのが「カリエール展」。
損保ジャパン美術館の展覧会は、後期印象派や象徴主義やナビ派等、日本ではあまり大きく取り上げない-つまりは人気の無い?-作品の展覧会が多いです。今回のカリエールも、あまり知られていない画家。画家のひ孫の方の監修の展覧会とのことですが、ほとんどの作品が「個人蔵」です。
親密な「母子」の絵が中心ですが、ドニ好きの私にとって、このような家族の絵は情愛に溢れていて、とても素敵に見えます。セピア色でまとめられた未完成のように見える絵の裏にある深いまなざしの温かさでしょうか。
所謂『代表作」は展示されていないので、いつかどこかで出会えたらと思います。
ポンピドゥーに未練を残しつつ、でも出来れば静かな展覧会に行きたいと思い選んだのが「カリエール展」。
損保ジャパン美術館の展覧会は、後期印象派や象徴主義やナビ派等、日本ではあまり大きく取り上げない-つまりは人気の無い?-作品の展覧会が多いです。今回のカリエールも、あまり知られていない画家。画家のひ孫の方の監修の展覧会とのことですが、ほとんどの作品が「個人蔵」です。
親密な「母子」の絵が中心ですが、ドニ好きの私にとって、このような家族の絵は情愛に溢れていて、とても素敵に見えます。セピア色でまとめられた未完成のように見える絵の裏にある深いまなざしの温かさでしょうか。
所謂『代表作」は展示されていないので、いつかどこかで出会えたらと思います。
展覧会:「メッケネムとドイツ初期銅版画」 国立西洋美術館 9月14日(水)午後
「メッケネムとドイツ初期銅版画」
ポンピドゥーに行きたいと思い上野に向かったのですが、なんだかとっても混んでいるような気がして、多分空いているだろう「メッケネム」に変更しました。
「銅版画」という地味な展覧会なのに 結構人が入っているのは、西洋美術館が「世界遺産」に」登録されたせいでしょうか-建物ツアーも行っているようです-。
この展覧会で面白いのは、「オリジナル」と「コピー」の関係でしょう。ショーンガウアーのものと「写し」の銅版画が並べられています。現代の感覚で言うと「コピー」は劣っているように感じますが、どの時代でも「コピーの中から新しいものが生まれる可能性」が有るわけです。
デューラーがイタリアで「コピーを訴える」訴訟を行ったということが、会場に書かれていましたが、結局「署名ナシならOK」という決着になったというのは、なんだか現代のブランド品とコピー商品の著作権問題のようで可笑しかったです。
小さい作品が多いのは版画展の鑑賞の難しいところですが、中々楽しめました。チラシにもなっている「モリスカダンス」は面白い。
ポンピドゥーに行きたいと思い上野に向かったのですが、なんだかとっても混んでいるような気がして、多分空いているだろう「メッケネム」に変更しました。
「銅版画」という地味な展覧会なのに 結構人が入っているのは、西洋美術館が「世界遺産」に」登録されたせいでしょうか-建物ツアーも行っているようです-。
この展覧会で面白いのは、「オリジナル」と「コピー」の関係でしょう。ショーンガウアーのものと「写し」の銅版画が並べられています。現代の感覚で言うと「コピー」は劣っているように感じますが、どの時代でも「コピーの中から新しいものが生まれる可能性」が有るわけです。
デューラーがイタリアで「コピーを訴える」訴訟を行ったということが、会場に書かれていましたが、結局「署名ナシならOK」という決着になったというのは、なんだか現代のブランド品とコピー商品の著作権問題のようで可笑しかったです。
小さい作品が多いのは版画展の鑑賞の難しいところですが、中々楽しめました。チラシにもなっている「モリスカダンス」は面白い。
展覧会:「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」 国立新美術館 9月14日(水)午前
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」
13年前ヴェネツィアに行ったとき、時間の関係と言うか色々あってアカデミア美術館には行けませんでした。そのリベンジ!ろいうわけでもないのですが、この展覧会には是非行きたいと思っていました。そろそろ会期末なので混んでるかな…と思ったのですが、1Fの「ダリ展」に比べ2Fの「ヴェネツィア」は、割と空いていてゆっくり見ることが出来ました。ヴェネツィア派は、日本ではあまり人気が無いのかも…です。
晩年のティツィアーノやティントレットの作品は、次に来るマニエリスムを思わせる構図で、時代の流れを感じます。個人的には、ベッリーニの「聖母子」が(赤い智天使が不気味と言えば不気味ですが)、好きでした。
う~ん、ヴェネツィアには、また行きたいですね。ゆっくり街を歩き回り、トルチェッロ島で一日ぶらぶらしたいものです。
13年前ヴェネツィアに行ったとき、時間の関係と言うか色々あってアカデミア美術館には行けませんでした。そのリベンジ!ろいうわけでもないのですが、この展覧会には是非行きたいと思っていました。そろそろ会期末なので混んでるかな…と思ったのですが、1Fの「ダリ展」に比べ2Fの「ヴェネツィア」は、割と空いていてゆっくり見ることが出来ました。ヴェネツィア派は、日本ではあまり人気が無いのかも…です。
晩年のティツィアーノやティントレットの作品は、次に来るマニエリスムを思わせる構図で、時代の流れを感じます。個人的には、ベッリーニの「聖母子」が(赤い智天使が不気味と言えば不気味ですが)、好きでした。
う~ん、ヴェネツィアには、また行きたいですね。ゆっくり街を歩き回り、トルチェッロ島で一日ぶらぶらしたいものです。
2016年9月13日火曜日
展覧会:「ポンペイの壁画展」 名古屋市博物館 9月8日(木)午前
「ポンペイの壁画展」
前売り券を買ったのに、なんやかんやで9月!大急ぎで出かけました。
この展覧会「東京で行った方が良いかしらん…」なんて思ったのですが-会場の関係で-、結局名古屋で行くことにしたのです。
ポンペイに関する展覧会には、今まで何度か行っていますが、今回の展覧会は「壁画」に的を絞った展覧会。その点が面白かったです。「平日は撮影OK」という箇所があり、自分でも撮ってみました。
小学生の頃読んだ「ポンペイ最後の日」っていう物語が有りましたが、どういう内容だったのか…忘れてしまっています。うう、今読むことは可能なのか???
前売り券を買ったのに、なんやかんやで9月!大急ぎで出かけました。
この展覧会「東京で行った方が良いかしらん…」なんて思ったのですが-会場の関係で-、結局名古屋で行くことにしたのです。
ポンペイに関する展覧会には、今まで何度か行っていますが、今回の展覧会は「壁画」に的を絞った展覧会。その点が面白かったです。「平日は撮影OK」という箇所があり、自分でも撮ってみました。
ヘラクレス関係の壁画が多い…ような?人気が有ったのか? |
中央左の女性は「アルカディア」の擬人化とのこと |
2016年9月1日木曜日
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