「カリエール展」
ポンピドゥーに未練を残しつつ、でも出来れば静かな展覧会に行きたいと思い選んだのが「カリエール展」。
損保ジャパン美術館の展覧会は、後期印象派や象徴主義やナビ派等、日本ではあまり大きく取り上げない-つまりは人気の無い?-作品の展覧会が多いです。今回のカリエールも、あまり知られていない画家。画家のひ孫の方の監修の展覧会とのことですが、ほとんどの作品が「個人蔵」です。
親密な「母子」の絵が中心ですが、ドニ好きの私にとって、このような家族の絵は情愛に溢れていて、とても素敵に見えます。セピア色でまとめられた未完成のように見える絵の裏にある深いまなざしの温かさでしょうか。
所謂『代表作」は展示されていないので、いつかどこかで出会えたらと思います。
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