『人でなしの櫻』遠田潤子(講談社)
芸術家の執念・業?を書きたかったのかなと思いました。登場人物のキャラは立って行って面白いです。こういう物語は「ドラマ」だと思うのですが、実際にドラマにすることはできませんよね、だってそういう「絵」を見せること難しいから。「音楽」を題材にした物語もそう、ドラマの中で流すことは…です。芸術を扱った作品は「小説」で書かれるのが一番かしら?的確な文字は、読者の妄想を膨らませることができるから。登場人物の中で、読者に一番近しいのはギャラリストかな。傍でその才能・生き様を見守ることしかできない。
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