2025年5月29日木曜日

本:『有村家のその日まで』尾﨑英子(光文社)

『有村家のその日まで』尾﨑英子(光文社)
ちょっと扱いにくい「母」。病気の深刻さが判明した1月から亡くなる9月までの家族の目から見た母を中心とした気持ちの有り様が描かれた物語。日々は深刻になったり、笑ってしまったり、怒ったり、思い出にふけったり…、と過ぎていく。腰帯には「感動作」と書かれていますが、所謂「涙の感動作」ではありません。しみじみ色々なことを考えさせてくれますし、読者がどの家族の立場かで、感じること・思うことは違うように思います。それにしても、最近読んで心に残っている本、「家族の死」(深刻だったり、可笑しかったりと微妙にニュアンスは違いますけど)を扱った本が多いかも…。

展覧会:愛知県美術館常設展 5月28日(水)午後

常設展にも足を運びました。お気に入りのドニの作品や最近とても心惹かれる塩田千春の作品もありました。新しい出会いもあるので、常設展には足を運びたいものです。
ドニ「花飾りの舟」
塩田千春「Endless Line」

展覧会:フランス・オービュッソンのタピストリー『千と千尋の神隠し』愛知県美術館 5月28日(水)午後

タピストリー
愛知万博20周年記念事業の特別展示tのこと。オービュッソン国際タペストリーセンターで、2019年からスタートした宮崎駿監督のアニメーション映画から選んだ場面をタペストリーに織り上げるプロジェクトなのだそう。とても繊細できれいです。一見の価値はあると思いますが、日本の京都でもつづれ織りというか緞帳制作技術があるので、そちらで作っても良いのでは…とも思いました。そのあたりは…どうなのだろう?

展覧会:「どうぶつ百景」愛知県美術館 5月28日(水)午後

どうぶつ百景
かわいい犬、猫、するどい鳥…色々な姿が楽しめました。明治以降の玩具も可愛かったですよ。

2025年5月26日月曜日

風景:ギボウシ

ギボウシ
同じく植物園、薄紫のギボウシ。葉もさわやかな薄緑。これから花盛りを迎えるのでしょうか、花茎の形がかわいい!

風景:ウツギ

ウツギ
植物園に行きました。池の周りでウツギの木が白い花を咲かせています、涼しげで…癒されます。

2025年5月23日金曜日

風景:ジューンベリー

ジューンベリー
散歩中に見つけた木の実。ググったら「ジューンベリー」と出ました。甘いらしいですが、他家のお庭の木ですから、路にはみ出しているからと言って「食べる」のは…ご法度ですよね。鳥たちがついばみにやってくるのかもしれません。美味しかったら「チュチュチュー!」って教えてくださいね。

2025年5月17日土曜日

風景:ニュートンリンゴ

ニュートンリンゴ
名古屋市科学館前の「ニュートンのリンゴの木」。花はもう終わりの季節です。小さな実がたくさん実っていますが、赤い「リンゴ」になるのは?袋がかけられていた年もありましたが、今年はどうするのかな?

展覧会:「西洋画の400年 珠玉の東京富士美術館コレクション」名古屋市美術館 5月15日(木)昼

「西洋画の400年」
17世紀の古典から20世紀の後期印象派までの400年の西洋絵画の作品を一同の観ることができる展覧会。そういう意味ではまさに「教科書」です。面白い作品もありますし、「どこかの展覧会でお目にかかった作品」も多数。西洋美術の流れをたどることができる「美術史総覧」展覧会です。そういう意味では初心者向けかなと思いました(上野の西洋美術館の展覧会は「もっと深く知りたい美術史」でした)。楽しく拝見できるのが良いところでしょう。かなりの人出で、ちょっと「デパートの催しもの会場」という雰囲気なのは…です。
このミレーの作品は好き!確か以前観たシスレーの「川岸」という作品も同じような鵞鳥と娘の絵だった…かわいい作品でした
セザンヌらしくない作品ですが、後うの方の屋根がセザンヌらしい
モランディは好き。ボローニャにはもう行かないと思いますが、行くことがあったらモランディのアトリエを観たい!
このマグリットの作品は大きさと言い主題と言い、個人のリビングにピッタリです
会場入口-光が射していました

2025年5月11日日曜日

風景:母の日

母の日
子ども達からプレゼントをもらいました。お菓子と梅干です。嬉しいですね!

2025年5月1日木曜日

風景:端午の節句飾り-兜ー

兜飾り
五月に入りました。「子どもの日」に向けて端午の節句飾りを出しました。今年は、先月歌舞伎座でゲットした「パンダバウム」も一緒に!和歌山のパンダ、6月には中国に帰国しちゃうんですよね。日本のパンダは「上野動物園」だけになるようです。ちょっと寂しい…。