納涼歌舞伎第2部
「日本振袖始」
「火の鳥」
納涼歌舞伎第3部
「越後獅子」
「研ぎ辰の討たれ」
第2部は「ファンタジー作品」です。日本の神話とロシアの昔話。どちらも美しい。特に「火の鳥」はなんだか玉三郎さんの遺したい美しい世界と伝言みたいに思いました。音楽も吉松のメロディアスなピアノコンチェルトなので、余計この世ならぬ彼岸の世界を思いました。
第3部はイケメンの越後獅子からスタート。そしてお待ちかねの「研ぎ辰」。勘三郎の襲名公演で拝見して、とても印象に残った作品。勿論今回も演出は野田秀樹。畳みかけるような怒涛のセリフが楽しい、そして民衆の移り気と残酷さに彩られた世界。これは此岸の世界です。役者さんはとても楽しそうに演じている。親から子へ芸は繋がっていきます。世代を超えて芸は生きる。
会場内に飾られた団扇です。ちょっと欲しいかも…
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