エレーヌ・グリモー ピアノリサイタル 1月19日19:00~ しらかわホール
プログラム
モーツァルト:ピアノソナタ第8番イ短調K.310
ベルク:ピアノソナタop.1
リスト:ピアノソナタロ短調S178
バルトーク:ルーマニア民族舞曲Sz.56
アンコール:精霊の踊り ショパンの曲
昨年はショパン、シューマンがらみでピアノの演奏会によく行きましたが、今年もピアノが多くなるかも。
今回のプログラムで1番気に入ったのはベルク。勿論初めて聞く曲だったのですが、きちんとまとまっている感じがして好きでした。リストは大曲だし、演奏も気合が入っていて力演。これも好きでした。
モーツァルトですが、現代の大きな音の出るピアノで演奏だと音が濁っているように思ってしまうのは、モーツァルトの弦楽曲を聴きなれているせいでしょうか?モーツァルトってなかなか「感激!」という演奏に出会えない作曲家です、ピアノでも弦でも、オケでも。
バルトークは、とても手慣れた演奏で音が粒だっていて、情景が浮かび上がってきました。ヴァイオリンでもよく演奏されますが、ピアノでの演奏は厚みが有って素敵。
エレーヌ・グリモーという演奏家は初めて。フランス出身らしいのですが、現在はアメリカ在住で、狼の保護活動等、自然保護にも力を注いでいる方のようです。そのあたりも演奏に影響あるのかしら?
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