2011年3月11日金曜日

コンサート:佐渡裕指揮 BBCフィルハーモニック 辻井伸行ピアノ 愛知芸術劇場コンサートホール 3月8日(火)18:45~


佐渡裕指揮 BBCフィルハーモニック ピアノ辻井伸行 3月8日18:45~

プログラム
メンデルスゾーン:序曲「真夏の世の夢」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
アンコール:コルトナの朝

ベルリオーズ:幻想交響曲
アンコール ベルリオーズ ハンガリー行進曲(ラコッツィー行進曲)

ストーリーテリングについて

色々なおはなしを聴く。もちろん、私自身語る。昔話もあれば、創作の物語も語る。
「この話を覚えよう」と思うとき、そのお話が「定番の昔話」だからと毎日のご飯に米を選ぶように考えて選ぶ時も有れば、特別な思い入れを込めて選び覚えることもある。
今日聞いた「選ぶ」に関する話は、ちょっと感動。世の中、こういう人もいらっしゃるんだなと知ると、人間捨てたもんじゃないと思う。でも、なんだか余りに感情が溢れていて、昔話の持つセピア色の世界が総天然色になっていくようで、ストーリーテリングとしては違和感もある。大人の前だからOKですが、子どもの前だったら?物語を旅するのではなく、ドキュメンタリに分け入ることになるような…。
そのあたりの距離感が、語りには必要なんじゃないかしら?

コンサート:とよたフレッシュコンサート 豊田市コンサートホール 3月5日(土)15:00~

とよたフレッシュコンサート 3月5日15:00~
豊田市出身の新人演奏家の演奏会。知り合いの御嬢さんが出演なさるので聴きにいきました。
若い方の演奏では毎度思うことですが、「若いって、キラキラしてるんだよねぇ」ということ。初々しさを情熱と恐れを知らない強さが溢れています。
この会場、とてもすてき。パイプオルガンも格好いいのが入っているんでね。あ~、豊田はトヨタでお金持ちなんでしょうか?と、ちょっとひがんでみました。

2011年3月4日金曜日

漫画:「秘密」清水玲子 白泉社


『秘密9』清水玲子
『秘密』も第9巻になりました。漫画は、「忘れる」ので、一気に読み返しました。ななんと、読んでない巻が…。そう、『秘密』は自分では買わず、子供たちがそれぞれ買ったのを適当に読んでいて、東京にあるとか、誰かの所に移動中とか、そんな状態だったのです。事件も取りあえず各巻完結だったので、読みそこなっている巻の存在に気がついていませんでした。ですから、今回初めて通しで読みました。
アニメにはなっていますが、これって「深夜ドラマ」になりますよね。一種のバディものだし、エログロのテイストもあるし、それでいて切ない系の話だし…。主人公は「ジャパニーズ」のだれかでってことで。
次巻10で完結しそうな展開です。

2011年3月3日木曜日

「目黒雅叙園 百段雛祭り」



目黒雅叙園「百段雛祭り」
先日の東京遠征、前々から行きたいと話し合っていた目黒雅叙園百段階段に行ってきました。丁度「百段雛祭り」の展覧会中。時代の建物の中で、時代のお雛様を鑑賞しました。
写真等で知ってはいましたが、やはりこの「漁礁の間」はびっくりします。板絵はともかく、床柱には・・・声がでない。ここって料理旅館だったんだと思うのですが、こういう部屋で落ち着いて食事ができるのか??と思ってしまいます(まぁ、ヨーロッパでもバロックの宮殿は凄いですけど)。
99段ある欅の階段は、私が生まれ育った昭和初期に建てられた実家の家を思い出しました。あの時代、東京でも地方でも、木造建築にかなり凝ったものがつくられたんですね。冬の寒さは半端ではありませんが、「木」を踏みしめ、「木」に囲まれるという日本家屋の落ち着きを感じます。ガラスも昔のガラスで外の景色が歪んで見え懐かしかったです。
目黒駅からの坂道は下りですがかなりの急坂。途中に「ホリプロ」があるので、そこも注目!