「盲導犬」
唐十郎の作品は、あのセリフの美しさが好き。「盲導犬」は伝説の舞台と言われているらしいので、見逃すことはできない!と出かけました。
事前に想像していたのと…違った!結構笑える作品ではないですか!もっと深刻な内容だと勝手に思っていました。でも、そこが良かったです。どこか遠い世界-特に音楽のレトロ感が素敵-がゆっくりと近づいてくる印象。まるで陽炎を観ているように感じました。
ところで、娘を一緒に見たのですが、彼女たちの世代にとって、盲導犬=レトリーバーなのです。ですから、盲導犬(完全な服従)であるシェパード犬→オオカミ→不服従の野生、という連想が今の時代ちょっと苦しいかも…。
個人的には先日『ベルカ、吠えないのか?』を読了したところなので、「犬」について色々考えることができて面白かったです。出演の犬たち、頑張って!
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