「一足の靴」
『木曜日はあそびの日』の収録されているおはなし。ムフタール街に住んでいる作家が、近所の子どもたちが登場する短編を書いた…という体裁の短編集。どの話もちょっと可笑しいファンタジーなのですが、「一足の靴」はけっこうしみじみする話。子どもより大人が好きなお話です。
覚えてから何年も経っていますが、子どもの前で語ったことはありません。今回も大人の前で。読み言葉になっている単語を、耳で聴いて判る単語に置き換えてみたのですが、できれば、原本に当たって-フランス語でしょうね、多分-、それで良いか確かめたいものです。
2014年9月29日月曜日
展覧会:「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画展」 ヤマザキマザック美術館 9月19日(土)午後
展覧会:「オルセー美術館展」 国立新美術館 9月12日(金)午後
展覧会:「進化するだまし絵-だまし絵Ⅱ」 bunkamuraザ・ミュージアム 9月9日(火)夕方
「進化するだまし絵-だまし絵Ⅱ」
これは名古屋にも来るので、ここで観る必要は無かったのですが、帰りの新幹線まで時間が有ったので鑑賞。
アルチンボルトや古典のトロンプルイユ作品は昔から知っているせいかそれほどとは思わない。やはり、コンテンポラリー作品が楽しい。
あ、マグリットの「白紙委任状の森」を見られたのは嬉しかったかも!
これは名古屋にも来るので、ここで観る必要は無かったのですが、帰りの新幹線まで時間が有ったので鑑賞。
アルチンボルトや古典のトロンプルイユ作品は昔から知っているせいかそれほどとは思わない。やはり、コンテンポラリー作品が楽しい。
あ、マグリットの「白紙委任状の森」を見られたのは嬉しかったかも!
舞台:「火のようにさみしい姉がいて」 コクーン 9月9日(火)14:00~
「火のようにさみしい姉がいて」
かなり難しい作品でした。「タンゴ-冬の終わりに」 と似たような設定なのですが、あれほどの悲劇性を感じることができない作りです。ところどころコメディになるのですが、それって???と思ってしまいました。
私自身北陸の生まれで、あの土着的な感性に囲まれていたので、もっと違う表現が有るのでは?と思ってしまうのです。もっと儚い存在、夢にしか現れない雪ん子、大地に根ざした変わらない母なるもの、来ないように思われる春を希求する閉ざされた思い…とかね。
それにしても、宮沢りえってスタイル良いですよね。
かなり難しい作品でした。「タンゴ-冬の終わりに」 と似たような設定なのですが、あれほどの悲劇性を感じることができない作りです。ところどころコメディになるのですが、それって???と思ってしまいました。
私自身北陸の生まれで、あの土着的な感性に囲まれていたので、もっと違う表現が有るのでは?と思ってしまうのです。もっと儚い存在、夢にしか現れない雪ん子、大地に根ざした変わらない母なるもの、来ないように思われる春を希求する閉ざされた思い…とかね。
それにしても、宮沢りえってスタイル良いですよね。
展覧会:「ヴァロットン展」 9月9日(火)午前 三菱一号美術館
「ヴァロットン展」
これはかなり迷った展覧会。TVで散々見た…気になってしまっていたので…でも、観に行って正解でした。
何とも言えない「自己陶酔」と「迷い」を感じる作風で、やはり版画が素晴らしいです。三菱一号館美術館で新所蔵したとのこと。また、何度かお目にかかれることでしょう。
これはかなり迷った展覧会。TVで散々見た…気になってしまっていたので…でも、観に行って正解でした。
何とも言えない「自己陶酔」と「迷い」を感じる作風で、やはり版画が素晴らしいです。三菱一号館美術館で新所蔵したとのこと。また、何度かお目にかかれることでしょう。
映画:「ルパン三世」 ピカデリー 9月8日(月)12:50~
「ルパン三世」1回目
アニメ「ルパン三世」のファンなので、実写化はちょっと心配してたのですが、 楽しめました!
「虚構の世界のリアリティ」があって、そこが楽しい。ワンショットワンショットが決まっていて、「ちょっと?」と考える時間が無い所が良い。
日本人キャストも楽しかったのですが、外国人キャストも嵌っていて良かったです。特に悪役三人組が魅力的でした。こういう映画は「敵役」が良くないとね。
細部をチェックするためにもう一度見ても良いかも。
アニメ「ルパン三世」のファンなので、実写化はちょっと心配してたのですが、 楽しめました!
「虚構の世界のリアリティ」があって、そこが楽しい。ワンショットワンショットが決まっていて、「ちょっと?」と考える時間が無い所が良い。
日本人キャストも楽しかったのですが、外国人キャストも嵌っていて良かったです。特に悪役三人組が魅力的でした。こういう映画は「敵役」が良くないとね。
細部をチェックするためにもう一度見ても良いかも。
映画:「365日のシンプルライフ」 シネマシコーレ 9月8日(月)10:15~11:40
「365日のシンプルライフ」
新聞評を読んで観に行きました。月曜日なのに、結構席が埋まっていました。
出だしこそ「深刻社会派ドキュメンタリ」なのですが、途中からは結構笑えます。そのいい加減さというか、ちょっと脱力なところが楽しかったです。「捨てる」という事では、「大いなる沈黙」にも通じるところが有るのですが、この映画は一つ一つ世俗を身に着けていくわけで、最初こそ色々考えるし、「モノ」をじっくり吟味すするわけですが、だんだん普通の生活になっていくわけで…。「のど元過ぎれば…」という言葉が頭に浮かんだりもしました。
でも、今時の青春モノとして楽しい!こういう展開は興味深いですね。
新聞評を読んで観に行きました。月曜日なのに、結構席が埋まっていました。
出だしこそ「深刻社会派ドキュメンタリ」なのですが、途中からは結構笑えます。そのいい加減さというか、ちょっと脱力なところが楽しかったです。「捨てる」という事では、「大いなる沈黙」にも通じるところが有るのですが、この映画は一つ一つ世俗を身に着けていくわけで、最初こそ色々考えるし、「モノ」をじっくり吟味すするわけですが、だんだん普通の生活になっていくわけで…。「のど元過ぎれば…」という言葉が頭に浮かんだりもしました。
でも、今時の青春モノとして楽しい!こういう展開は興味深いですね。
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