『羊と鋼の森』
2016年の「本屋さん大賞」受賞作品。私にしては珍しく、受賞前に読みました!(直木賞候補作品になった時点で、ちょっと気になり、図書館で予約を入れたのが良かったようです。その時は「待ち」になったので、宮下さんの他の作品を2~3冊先に読みました)
双子の扱いなど、若干気になるのですが、
「~努力しているとも思わず努力していることに意味があると思った。努力しているとおもっていする努力は、元を取ろうとするから小さく収まってしまう。自分の頭で考えられる範囲内で回収しようとするから、努力は努力のままだ。それを努力と思わずにできるから。想像を超えて可能性が広がっていくんだと思う」
という主人公の想いは、深く沁みとおってきました。そういう「努力」に出会える幸せ、そういう「努力」を目指す気持ちが素敵です。
この物語もドラマになりますね。感動の心洗われる系の物語ですから、BSじゃなく総合NHKで!
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