「贋作 桜の森の満開の下」
このチケットは、入手に大変苦労しました。野田地図の先行では、どうしても入手できず-webは繋がっても途中で「込み合っています」「時間切れ」と表示され、繋がるたびに残りチケットが〇→△→×となり泣きそう電話もつながらない-、抽選先行もハズレ…。
劇場先行で何とか2枚入手したのですが、3人で行く約束…。
プレイガイド先行もことごとくハズレの状態で、もうあきらめようかと思ったのですが、頑張って当日窓口に並びました。4時間並ぶ間に前後の方とく奇妙な連帯感が生まれ、情報交換もしたりで結構楽しい思い出になりました。でも、肝心の観劇で眠らないように気を付けねば!です。
溢れるような抒情性は、野田作品ならでは。言葉の持つイメージの美しさ、そこから流れ出す想い…観客は与えられた多くのものの中に放り込まれ、そして一人一人世界を作りあげていくという野田の世界でした。
昨年の歌舞伎版とか違う「青臭さ」がどこか懐かしいと思ったのは、色々要因はあると思うのですが、一番は長年野田作品を観ているこちらのせいでしょうか。
来年上映される「シネマ歌舞伎」ももう一度見たいかな。手練手管を駆使した歌舞伎も素敵でしたから。
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