2019年10月31日木曜日

展覧会:「第71回正倉院展」奈良国立博物館 10月28日(月)

「第71回正倉院展」
正倉院展の時期、奈良は混む…といことで、一度も足を運んでいなかったのですが、今年は「鳥毛立女屏風」が展示されるということなので足を運ぶことにしました。
この日は絶好の秋日和。
まず、法隆寺へ。なんと駅前のタクシーがいない…でもバスがすぐ来ましたけど。
参道を歩き門を入ったら、そこはなんと広い空!そこに広がる法隆寺の伽藍はとても美しい!典型的に日本の美しさを感じました。修学旅行の子どもたちもかわいい!
夢殿の救世観音さまは10数年ぶり。独特の魅力があります。『隠された十字架』を再読したくなりました。
法隆寺
奈良市内に戻って昼食後、興福寺北円堂・南円堂へ。こちらも教科書に出てくるお像ですが、写真で観るのと実際にこの目で観るのとでは迫力が違います。そのたたずまい・眼差し、いつまでも触れていたくなります。
15時半、本命の「正倉院展」へ。入場行列のためのテントにぎょっとしましたが、この日はすぐ入館で出来ました。月曜日の午後というのが良かったのでしょうか。じっくり宝物を見せていただきました。1000年の時を経て伝えられてきた宝物それぞれの重みと美しさを堪能です。おかしかったのは、昔の人でも字の上手い人と下手な人ってあるのね!
薄暗くなってから博物館を出て、奈良名物「釜めし」を夕食にいただき、帰途につきました。
ビルの無い大きな空を見ることのできる奈良、秋の素敵な一日でした。
興福寺



2019年10月24日木曜日

本:『悪童 小説寅次郎の告白』山田洋次(講談社) 10月24日読了

『悪童 小説寅次郎の告白』山田洋次(講談社)
NHKで始まったドラマの原作。予約殺到かと思いきや、すぐ借りられました。さくっと読めて楽しく、しみじみ、そして泣けます。「寅さんの世界」ですよね。
そっかー、寅さんファンはもう読んでるのか!

本:『82年生まれ、キム・ジオン』チョ・ナムジュ(筑摩書房)10月21日読了

『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ(筑摩書房)
新聞で書評を読んで予約。手元に来るまで結構かかったので、読み難いのかと思ったのですが、1日で読めました。
この物語は、日本では半世代または1世代前ということになるのでしょうか。ミソジニー、ガラスの天井、そしてアジア的家庭感。読めば息苦しくなる人も多いと思います。解説と訳者あとがきは、出来たらもう少し突っ込んで書いて欲しいかも。
一番印象に残ったのは、ラストでの「私」の態度。あ~、先は長い…。

2019年10月22日火曜日

映画:「人間失格 太宰治と3人の女たち」ミッドランドスクエアシネマ2 10月19日(土)18:30~

「人間失格 太宰治と3人の女たち」
「作り物めいた色彩」がフィクションとして綺麗。振り回しているようで「三人の女たち」に振り回される太宰をめぐるコメディとして観ると面白いです。最初と最後がループしてる?と思ったり。もう一度見たら、また違った印象を持つかしら?


2019年10月19日土曜日

展覧会:「ポーの一族展」名古屋パルコ 10月17日(木)午後

「ポーの一族展」
萩尾望都の作品を読み始めたのは高校時代。大学時代は雑誌の販売時に読んでいました。しばらくのブランクを挟んで、単行コミックで読み続け、全集も買ったりしました。それからはずっと追いかけています。
一番好きな作品は?と問われると、SFものはとても好きなのですが、SFではない『訪問者』と答えることにしています。「自分を受け入れてくれる場所」は、だれにとってもとても大切。もちろん『ポーの一族』も大好き。「グレン・スミスの日記」が心に沁みます。
萩尾望都作品で、色々なことを学びました。そしてこれからも多くを学ぶことでしょう。

昨年上演された「宝塚」の衣装

2019年10月16日水曜日

本:『引き抜き屋①鹿子小穂の冒険』雫井脩介(PHP研究所)

『引き抜き屋①鹿子小穂の冒険』雫井脩介
WOWOWドラマの原作は、できれば読むことにしています-地上波のドラマより借りるのも楽ですー。
この作者のものは、気楽に読めるところが好き。これも楽しく読めましたし、ヘッドハントの裏側もちょっと知ることができたかも?②も予約中。

秋の風景:木の実 10月11日(金)

秋の木の実
台風前、近くの公園にある木の実。このうち、銀杏は、台風の後、たくさん落ちました。
ひとつばたご(なんじゃもんじゃ)

ハナミズキ

銀杏

2019年10月5日土曜日

展覧会:「クリムト展 ウィーンと日本 1900」豊田市美術館 10月3日(木)午前

「クリムト展 ウィーンと日本 1900」
東京でも行きましたが、豊田市美術館にも足を運びました。
会期末が迫っているということもあるのか、やっぱり混んでいる…。展示は、東京に合わせているので、ちょっと見にくいかも…ですが、「ベートーヴェンフリーズ」は、今回もしっかり楽しめました!
20世紀美術は、様々なグッズがあって-キュートで作りやすのね、古典は絵葉書の印刷にしかならないけど-楽しいです。