2020年11月26日木曜日
展覧会:2020年度第3期コレクション展 愛知県美術館 11月25日(水)午後
2020年度第3期コレクション展
現代作家の作品の新蔵コレクションのお披露目展。TVでも紹介された作品はポップで素敵です。
そして、個人的に惹きつけられている作家さんの作品もあります。我が家にも小さな作品がありますが、大型の作品はやっぱり迫力が違います。ずっと美術館で出会えますように!
最後に美術館を代表する作品。
展覧会」「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」 愛知県美術館 11月25日(水)午後
「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」
古代エジプトには興味があります。特に板絵はすごい。この展覧会でもミイラの棺の絵はとても細かくて、工芸品としてとても美しいです。今回は立体展示なのでしっかり見ることが出来ました。ミイラについて、最近の調査はとても進んでいることにもびっくり。古代文明と最新の文明の出会いです。
本:『一億円のさようなら』白石一文(徳間書店)
『一億円のさようなら』白石一文(徳間書店)
この著者、題名の付け方が上手いですよね。読み手心がそそられる題名です。この本もそうですよね。以前読んだ作品もそうでした。
「運命」がキーワードになっている作品が多いと思うのですが、エンタメ系の話でありながら、リアルというよりは、神話を読むような感覚になります。登場人物もギリシャ神話の神様たちのように思えてくるのはどうしてでしょう?あまりに個性が際立っているから?バックボーンがかっこよすぎるから?思わず読んじゃいますが、どこか「絵空事」と感じる展開ですよね。でも面白いです。
ドラマの方は見なったのですが、どんなかんじだったのでしょうか。
2020年11月23日月曜日
2020年11月19日木曜日
本:『比ぶ者なき』『四神の旗』馳星周(中央公論新社)
『比ぶ者なき』『四神の旗』馳星周(中央公論新社)
デビュー時から名前は知ってましたが、馳星周の作品を読むのは初めて。今年直木賞を受賞しましたが、その作品の前にこの2作を読んでみました。
さすがに多作の方だけあって、読ませる文章です。特に『比ぶ者なき』は、ぐいぐい読みました。
歴史ものって「結果」はわかっているわけで、どれだけその「結果」に納得いく面白さを付け加えるというか、物語る力技を感じさせるかだと思うのです。『比ぶ者なき』はそのあたりが素晴らしいです。『四神の旗』は、主人公たる人物が増えた分ちょっと散漫かもしれません。もっとそれぞれの心の内を語って長~く「大河ドラマ」として書いて欲しいかなぁ。特に最後方はどんどん時間が過ぎていくようで、あっけない感じがしてもったいないなと思ってしまいました。
歴史もの、好きですよぉ。もっと馳星周を読んでみよう。
2020年11月16日月曜日
2020年11月14日土曜日
風景:大阪 土佐堀川 淀屋橋 11月12日(午後)
土佐堀川 淀屋橋
大阪は「川」の街。ビルの間も川という公共空間があるためか、空が広く感じます。もちろん、「キタ」や「ミナミ」はまた違った空間ですけどね。大阪は住んだことがありません。大急ぎで来て大急ぎで帰ることが多かったのですが、ここ2年位は、用事以外の場所を訪れるようにしています。新しい発見があり嬉しいです。
展覧会」「聖徳太子-時空をつなぐものがたり」中之島香雪美術館 11月12日(木)午後
「聖徳太子-時空をつなぐものがたり」
一転、日本美術を鑑賞。それも「聖徳太子象・聖徳太子絵伝」です。日本史上一番のビッグネームのして一番の謎の人、聖徳太子。その若き日の絵姿と、時空を超えて変貌する物語を描い絵伝の展示です。う~ん、これは単眼鏡を持ってこなくてはいけなかった…。そう、日本美術の鑑賞は細かいところをじっくりながめなければいけなのです。この展覧会では「比較展示」の行なわれているので、しまったぁでした。
でも、聖徳太子をしっかり感じることができで面白かったです。
展覧会:「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 国立国際美術館 11月12日(木)11:30~
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
本来なら東京で見るはずだった展覧会。東京会場の会期変更となり秋まで開催されていましたが、なんとなく足を運べず、「これから5年はロンドンには行けない世の中になったじゃないか!ならば大阪へ!」決心して大阪会場へ。日時指定チケットなので、スムーズには入れました。でも思ったより人が多かったですね。指定じゃなったから、どんなに混んだことか…。
ということで、名画の数々を堪能してきました。お買い上げはゴーガンの「花瓶の花」です。
ところで、東京には行けないなぁと思ったので、夏に通販でカタログを買っちゃったですよね-近年はめったにカタログは買わない-。まぁ、カタログを見ながらロンドンに思いをはせましょう。
映画:「罪の声」ミッドランドスクエアシネマ2 11月4日(水)12:45
「罪の声」
原作を読んだのは…去年?
20世紀を代表する未解決劇場型犯罪についての一つの答えでしょうか。現代の主人公たちを丁寧に描くことで、犯罪の罪深さをより感じます。そして「奮い立った」というセリフの持つ色々な面が心に残ります。カッコ良かった団塊の世代、一挙に悪くなった団塊の世代…。団塊の世代を見ながら育った私は、やっぱり団塊の世代について色々な思いいを抱きます。それもこの物語の一つの答えですよね。
映画:「スパイの妻」ミッドランドスクエアシネマ 11月4日(水)09:35~
「スパイの妻」
ヴェネツィア映画祭で賞を取った映画。黒沢清監督の映画は「岸辺の旅」がとても面白かったです。今回は、エンタメ系としても面白い。色々な伏線があってそこを確認しながら見るとミステリーだし、時代物としての苦さもあり、ハードボイルド的な映像も素敵。NHKの8Kドラマとして製作され放映されたようですが、そちらは見られません!でも、画像の美しさを狙っているのはわかります。じっくり味わいたい。
2020年11月3日火曜日
本:『夜がどれほど暗くても』中山七里(角川春樹事務所)
『夜がどれほど暗くても』中山七里(角川春樹事務所)
WOWOWでドラマ化されるということで読みました。映画になっている『望み』(雫井脩介)と同じように、息子が犯人かもしれない…というテーマの物語ですが、主人公がジャーナリストということでちょっと安心して読めました。
中山七里さんの作品はどこか「暖かい」と感じます。かつての宮部みゆきさんの作品に通ずる「暖かさ」です。そういう意味で読み易い作品です。
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