「愛するとき 死するとき」
小山ゆうな演出の「チック」は面白かったです。ということで観劇。ドイツの芝居というのは、どこか思弁的というか哲学的というか、回答をこちらに求める芝居です。この作品もそう。取り留めない展開になるのですが、なにか心に残る風景があります。すべてを言葉で説明するシェイクスピア劇とは違うのです。まぁ、ドイツに限らず現代劇ってそういう傾向ですよね。それが重かったり軽かったりですが、この作品は重さと軽さがまじりあっているという印象でした。終演後のトークもあり、満足感のある午後でした。
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