2022年6月30日木曜日

風景:ワルナスビ

ワルナスビ
散歩道に生えているワルナスビ。白い花はよく見ていましたが、今年は紫のを見つけました!益々ナスの花ですよね。

風景:ツマグロヒョウモン雌

ツマグロヒョウモン雌
暑いです。例年雨上がりにセミも声が聞こえると「梅雨明け」だぁと思のですが、今年は、当然まだセミは鳴いてません。公園で遊ぶ子供たちの姿もなく-鉄製の遊具はフライパン状態、土は夏のビーチ並みの熱さ-、静まり返っています。その中、ツマグロヒョウモンがひらひら飛んできました。そしてスミレの葉っぱに止まっています。もしかすると卵を産んで生んでいるのかしら?この葉っぱたちは水をやって大事にしますね。

2022年6月26日日曜日

舞台:「関数ドミノ」イキウメ 穂の国豊橋芸術劇場 6月25日(土)13:00~

「関数ドミノ」イキウメ
イキウメの作品は、SF的要素が強いものです。今回の「関数ドミノ」は再再演。前の舞台は観ていないのですが、自分の頭の中を覗くというか、そういう気分になります。論理的でいるようで、その論理はどこかおかしい、でもそういうこともあり得るよね、ということがグルグル頭の中でめぐり続けます。そこから何を考えるか、何に至るか、観客にゆだねるところが大きいのがイキウメの作品の魅力です。でも、「スーパーマン」という単語はイメージが違うような…どちらかというと「神」ですよね?

風景:カミキリムシ

カミキリムシ
毎年庭に現れるカミキリムシ。どの木で幼虫時代を過ごしているのかしら?今年気が付いたときには成虫になってから時間が立っていたのか、左に触角が半分取れてしまっていました…。

本:『くちなし』綾瀬まる(文藝春秋)

『くちなし』彩瀬まる(文藝春秋)
幻想文学といえばよいのでしょうか。先日読んだ『新しい星』とは趣が違います。どちらかと言えば、こちらの方が好みというか作者の方の本領かも?と思います。他にも作品は多数あるので、また挑戦してみます。

2022年6月20日月曜日

舞台:「リア王」愛知県芸術劇場 6月18日(土)13:00~

「リア王」
シェイクスピアの4大悲劇の中でも「リア」はいつの時代にでも通じる「家族の物語」です。分かり合えないことが悲劇を生むのです。今回の舞台も、それをコンパクトに表現していました。舞台美術が素敵ですよね。次回は何を?

2022年6月16日木曜日

風景:毛虫

毛虫
雨が降り、草が茂り、木の葉っぱもどんどん深くなっています。すると登場するのが「毛虫」「青虫」。今日は、こんな毛虫を見つけました。

2022年6月15日水曜日

展覧会:「花ひらくフランス絵画-スイス プチ・パレ美術館展」静岡市美術館 6月14日(火)昼

「花ひらくフランス絵画-スイス プチ・パレ美術館展」
静岡まで足を伸ばしていってきました。個人の収集というのは、好みの流れがあって落ち着いてみることができます。個人宅に訪問しているような親しさが感じられるのです。そこが良い!この展覧会も、絵の大きさ・色の好み・題材の親しさが感じられ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。会期末だというのに入場者が少なのが…、でもゆったり鑑賞することができ満足な1日でした。

本:『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬(早川書房)

『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬(早川書房)
アガサ・クリスティー賞大賞受賞、本屋さん大賞受賞、直木賞候補作…これは期待です。479ページ一気読みです。読後感は、巻末のクリスティー賞選評に尽きます。読んで直ぐ想起したのは『戦場のコックたち』です。同じ第2次世界大戦を扱った作品。両方合わせて、未読の方はすぐ読むべし!

2022年6月13日月曜日

演奏会:名古屋フィルハーモニー交響楽団第502回定期演奏会 愛知県芸術劇場コンサートホール 6月11日(土)16:00~

名フィル定期演奏会 


 

プログラム 

バルトーク「2台のピアノと打楽器のための協奏曲」 

ブルックナー「交響曲第6番」

小菅優さんと居福健太郎さんのピアノ、そして名フィルの打楽器奏者二人による協奏曲ということで鑑賞。とても素敵!バルトークって聴くと面白いですよね。どこか遠くの世界に連れて行ってくれす。

ブルックナーも思ったより(偏見?)楽しめました。3楽章が好みです。もっとブルックナーを聞かなくちゃと思いました。

2022年6月5日日曜日

展覧会:「ミロ展-日本を夢みて」愛知県美術館 6月3日(金)昼

「ミロ展-日本を夢みて」
ミロの伸びやかな線と鮮やかな色は魅力的です。どこか夢見るように感じるのは、彼がシュールレアリスムと関係が深いからでしょうか。書の墨を連想する黒の使い方は、日本人の書家の書よりも自由で心を浮き立たせます。詩とのコラボ作品も面白い。壁一面に広がる大きな作品も見たいものです。

2022年6月1日水曜日

本:『新しい星』彩瀬まる(文藝春秋)

『新しい星』彩瀬まる(文藝春秋)
文章は上手です。短編連作ということもあり、サクサク読めました。表現もとても上手いと思うのですが、「物語」に必然を感じることができない。登場人物もそれなりに面白いのに、なぜか作り物めいているというか(小説はつくりものですけど)、相互の関係にリアリティを感じることが出来ない、奥行きを感じることができない。文章は手なので、次回作に期待です!

本:『塞王の盾』今村翔吾(集英社)

『塞王の盾』今村翔吾
総ページ数552ページ。見た時は「…」でしたが、読み始めるとどんどん読めました。誰もが知っている「矛盾」という言葉。平和を望む気持ちを軸に、主人公の活躍が始まる。それにしても、こんなに早く石垣って積めるの?戦闘中に積めるの?ゲーム世代の感覚なのでしょうか?でもそこが面白いところです。登場人物たちも、それぞれキャラが立っていてエンタメとして大いに楽しみました!