2012年7月30日月曜日

展覧会「マウリッツハイス美術館展‐オランダ・フランドル絵画の至宝」 7月24日(火)午前


フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
ルーベンス「聖母被昇天:下絵」

レンブラント「自画像」

カレル・ファブリティス「ごしきひわ」
マウリッツハイス展に24日午前行ってきました。9:30開場とのことだったのですが、ベルリンも結構並んでいたからと、上野に8:45位に着いたので、その足で東京都美術館へ。やはり、既に100人近くの列。ドンドン並んだのですが、なんと、9;:00に開場!(その時点で200人以上の列にはなっていましたが)ラッキーでした。
そして、またまたびっくりしたのが、ふつう展覧会って、なぜか第1室が混むのですよね、皆さん「ようこそ~」の挨拶表示をじっくり読まれていたり、入場時は気合が入っているせいか「順番にきちんと観よう」と思っている方が多い。ところが、今回はほぼ7割以上の方が、まず「真珠の耳飾り」の展示室へ!
地下1階の展示室は、がら~ん…としていました。ここにもフェルメールの作品が1枚展示されてるんですけど…???
エスカレーターを上がった1Fですが、ここは2室を使って「真珠~」1枚のみの展示。それも、左側からは、銀行のATMか遊園地のアトラクションの待ちかという列の柵が…そして、「止まらないで観てください」とのこと。まぁ、朝イチでしたから、30人位の列だし、何度も並びなおせるし、右側の「頭越し観覧」の人も精々20人位だしと、鑑賞するには十分時間がとれました。
個人的にはレンブラントの所蔵品が目当て。「シメオンの讃歌」とか「自画像」の代表される肖像画群はやはり面白い。最晩年の自画像と、若い頃商品として書いた男の肖像画が並んでいるのですが、その違いにレンブラントという人の数奇な人生を感じます。
ルーベンスの絵は、「どこかで見たことある」と思ったら、そうアニメ「フランダースの犬」でおなじみの絵の下絵でした。実物はアントワープに行かなきゃ見られないのですが…。こういう知識って??
会場を再度最初から回ろうと地下に戻ったら、かなりの人。第1室も2重3重のでした。そして、グッズを買って出口をでたら、なんと、入場制限がかかっているではありませんか!
「美人」の人気は…凄い(ちなみに西洋美術館の方はそれほどでもないようです)。
同時に開催されている「東京都美術館ものがたり」展は、さっくりみられて中々興味深いです。藤田嗣司の絵や、日比野克彦の段ボールアート作品が並んでいます。入場無料!

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