2012年7月17日火曜日

舞台:「しみじみ日本・乃木大将」 さいたま芸術劇場 7月14日(土)13:30~

「しみじみ日本・乃木大将」H列17番
毎度のことですが、井上作品には苦手意識が付きまといます。
読売文学賞(戯曲賞)受賞作品というこの作品は「可笑し・悲し」に日本人の国家観を絡めた作品なんだと思いますが、どうしてもコメディ色が強く感じられてしまいます。なんだか「上質のコント」を見ているような気になりました。一番楽しかった(?)コントは、山県と児玉に扮した香寿さんと朝海さんの宝塚(ベルサイユのばら)風場面。それまで下町の姉さん風の扮装だった二人が、まさに「ベルサイユ~ユ~ユ」になって立ち姿・一挙一動、「カッコイイ」の一言。リアル芝居との違いがはっきり判る!
まだ幕が開いて3ステージ目。声は皆さんとても綺麗で素敵でした(まだ嗄れるに至っていない)。時に台詞がカミカミになるのは仕方ないかぁ…。
稽古場では次の「トレイラス~」の練習らしく、稽古場前の通路を蜷川さんが歩いていらっしゃいました。

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